IBM Automation Decision Services（ADS）は使いやすいローコードなUIでビジネス上の意思決定をモデル化・管理するための ビジネス・オートメーション用ソフトウェア です。スタンドアロンとして使用することも、 IBM Cloud Pak® for Business Automationに事前統合して、他のオートメーション・テクノロジーとともに使うこともできます。
重大な意思決定が必要な場面では、ADSやOperational Decision Manager（ODM）などIBMの意思決定ソリューションの使用が成功への触媒になります。SaaSでCloud Pak for Business Automationを用いてwatsonx Orchestrateの対話機能と統合することにより、ユーザーは意思決定エンジンを駆使し、手作業なしにインサイトを取得できるため、システムをより効率的に活用できるようになります。
洞察を使用してデータが持つ潜在能力を引き出し、最適化し、ビジネス運営においてより多くの情報に基づいた意思決定を可能にします。ビジネスに影響が出る前に問題を検出し、対処します。
一貫した効率的な事業運営を大規模に行えます。承認プロセスを自動化し、請求を処理し、新入社員と新規顧客のオンボーディングを行うだけではなく、コンプライアンス違反によりかかるコストを削減し、信用損失を回避します。
意思決定プロセスを書面で残すことにより、コンプライアンス監査をサポートします。法規制の変更に合わせて、ポリシーをアップデートします。複数の国や地域、チャネル、法規制での一貫性を推進します。
ユースケース
使いやすいローコードなUIでビジネス上の意思決定をモデル化します。
そのまま使用できる機械学習の統合により、予測的な意思決定を行えます。
組織全体で中小企業向け規制に取り組めます。
決定事項が期待するとおりの結果をもたらすかをその場で検証できます。
共通するDevOpsおよびCI/CD慣行を築き、これを実践できるようにします。
ビッグデータ分析により同じ決定事項の複数のバージョンのシミュレーションを行います。
煩雑な構成作業が不要で、フットプリントが小さく、本番環境開始までの時間が短縮されるという利点があります。アーキテクチャー上のニーズを満たすよう構築されたADSは、優れたランタイムまたはマイクロサービス・ベースのオプションを提供し、最も要求の厳しいワークロードにも対応します。
事前統合されたオートメーション機能を活用することができるほか、どのハイブリッドクラウド環境にもデプロイ可能です。Cloud Pak for Business Automationで使用する場合、ワークフロー、データ取り込み、コンテンツなどの各種オートメーション・テクノロジーとともにAutomation Decision Servicesをシームレスに統合できます。