Salesforce の実装には多額の投資が必要となる可能性があり、組織はその投資に対する収益をできるだけ早く示す必要があります。しかしながら、Salesforceの実装は困難で時間のかかる作業となる可能性があります。独自のニーズとビジネス・モデルを満たすソリューションを確立するには、通常、カスタム開発が必要となり、これには多大なコストとリスクが伴います。
IBM Accelerators for Salesforce は、コードではなくクリックだけで Salesforceに多数の一般的なユースケースを迅速に実装するために使用できる、標準装備のコンポーネントのライブラリーを提供します。お知らせ、ニュース、アイデア交換、学習パスなどの機能のコンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップして構成し、代表的なSalesforceのルック・アンド・フィールから解放される、魅力的でパーソナライズされたエクスペリエンスを作り出します。
アクセラレーターは、何千件ものSalesforceサービス契約の成功を通じて得た専門知識に基づいて開発されました。これらと同じ製品を購入してプロジェクトで使用できるようになりました。
業界リーダーがSalesforceにより次の価値の波をどのように解明しているのかについてのインサイトを提供する4つの主要なトレンドについて学習します。
IBM Accelerators for Salesforceの紹介
カスタマイズの必要性を減らし、節約した時間とお金を使ってプラットフォームでより多くのことを行います。これらのアクセラレーターは、いくつかのユースケースの市場投入までの時間を60％以上短縮しました。
管理者、ビジネス・アナリスト、宣言型開発者が、クリックベースのセットアップと構成によってユーザーに機能を本格展開できるようにします。
実際の本稼働環境で実証済みの完全にテストされた製品を使用することで、プロジェクトのリスクを軽減し、予算内に収まるようにします。
採用とエンゲージメントを高め、プロセスから摩擦を取り除き、サービス・コストを回避し、新たな収益機会を開く、ユニークで美しくブランド化されたエクスペリエンスを作ります。
アクセラレーターのソース・コードを自由にカスタマイズおよび拡張して、固有の要件を満たし、発生する新たなニーズに対処します。
ケイパビリティー
関連するチャネルやサイトの特定のページに表示することで、重要でタイムリーなニュースやクリティカル・アラートをユーザーに常に知らせます
バーチャル・イベントや対面イベントを通じて、エンゲージメントとアドボカシーを構築します。機能には、ウェイティングリスト、ご返答お願いします（RSVP）、関連資料、ボランティアの登録などが含まれます。
ブログ、記事、その他のコンテンツをユーザーに知らせ、エンゲージします。パーソナライズされたエクスペリエンスを実現するために、コンテンツをさまざまなタイプのユーザーやグループ向けに絞ります。
見出し、ナビゲーション・タイル、FAQ、スライダー、進捗サークルなどの25 超のコンポーネントを使用して、ユーザー・エクスペリエンスとデジタル・エクスペリエンスの外観を向上させます。
関連する住所のロケーションとナビゲーションを動的に表示します。Salesforceのすぐに使えるマップを強化し、その使用を簡素化し、柔軟性と機能を追加します。
YouTube、Vimeo、Wistia、Brightcove、Watson Media、Vidyard などの外部プラットフォームに保存されているビデオを公開して、エクスペリエンスを強化します。個々のビデオおよび（または）プレイリストをコンテキスト内で動的に表示します。
オブジェクトやリストの検索、並べ替え、フィルタリング、表示についてより関連性の高いエクスペリエンスを解明します。ユーザーが見る必要のあるときに、機会、コンタクト、ケース、ニュース、その他の見る必要のある標準オブジェクトやカスタムオブジェクトを動的に表示します。また、グループやメンバーに対しても使用し、ナレッジ・ベースの調達を改善するためにも使用します。
ユーザから最高のアイデアをクラウドソーシングすること、および標準のSalesforce アイデア機能に柔軟性と機能製を追加することで改善と革新を行います。ユーザーはアイデアを送信し、お気に入りに投票し、アイデアのステータスを確認できます。
製品、記事、財産/レンタル、ベンダーなど、Salesforceの標準オブジェクトまたはカスタム・オブジェクトを評価および（または）レビューすることで、ユーザーが個人的なフィードバックを投稿できるようにします。
ユーザーがサイトのコンテンツをソーシャル・メディア・ネットワークで共有できるようにすることで、リーチと影響力を拡大します。
次世代の優秀な従業員を引き付けたり、他の会社が雇用機会を紹介する構成可能なオンライン求人掲示板を使って同じことをできるようにします。
インタラクティブな学習ジャーニーによりユーザーのオンボーディングとトレーニングを加速します。これは、複数のアクションを実行したり、コンテンツを消費したりする必要があるあらゆるユースケースに役立ちます。アクティビティーとコンテンツは、Salesforce の内部または外部に存在できます。
構成可能なガイド付きのメンバー・オンボーディング・エクスペリエンスにより、採用とエンゲージメントが向上します。情報を収集してエクスペリエンスをパーソナライズし、ユーザーがトピックやコミュニケーションにオプトインできるようにします。
製品を紹介し、基本的なEコマースを可能にするだけでなく、Sales CloudユーザーまたはService Cloudユーザーがコンテキストやクロスセルの機会について製品と価格の詳細を確認できるようにします。
高度なフィルタリング機能を備えた製品カタログ、製品詳細、カートに追加、埋め込みフロー・アクションなど、Salesforce B2B Commerceが管理するパッケージのベストなものをLightningのサイトに導入し、ソリューションを宣言的に拡張できます。
watsonx Assistantチャットボット (別途購入して構成) をSalesforce Experience Cloudサイトで公開することで、自動化された顧客セルフサービスを有効にします。必要に応じて、Service Cloudのライブ・エージェントに引き継ぎます。
ユースケース
IBM Salesforce Acceleratorsは、IBM Consultingを信頼してSalesforceのジャーニーを支援するクライアントとの協力から得た専門知識により構築されました。
あるハイテク会社は、複数のサイトと知識ソースを 1 つの集中ハブに統合し、お客様が必要な情報をすべて見つけることができるようにしました。訴訟の回避に加えて、ユーザー・グループ用のアクセラレーター、想像力、コラボレーションにより、ページ・ビューが60%増加し、エンゲージメントが40%増加しました。
ある金融サービス会社は、ローン、更新、口座管理のためのワンストップ・ショップの従業員エクスペリエンスに多額の投資を行い、複数のアクセラレーターを使ってセルフサービス・ポータルを実装しました。これで迅速に収益が増加し、複数のコア・ビジネス・プロセスのコスト節約が実現しました。
ある製造会社は、パートナーが共通のプロセスを効率的にナビゲートするためのコミュニティを実装し、サイト内トレーニング、プロジェクト追跡、取引登録を追加して、リード管理を改善し、参加し承認された販売機会を増やし、認定時間を80%短縮しました。
企業は急速なペースでSalesforceを使用し続けています。しかしながら、その多くは投資から十分な収益を得ていません。このレポートでは、大手企業がSalesforceにより次世代の価値の波を解明するために採用している4つの重要なトレンドを研究します。
お客様の84%が、製品よりもデジタル・エクスペリエンスが重要であると回答していることをご存知ですか?デジタル・エクスペリエンスへの投資の価値を定量化するには、体験から得られるリターン（ROX）という新しいメトリクスが必要です。
デジタル・エクスペリエンスを向上させ、顧客やパートナーとのビジネスを容易にする7つの簡単な方法について学習します。
お客様の会社は従業員と同等の良さでしかありません。従業員がビジネスとのインタラクションに満足していない場合、お客様やパートナーの状況がはるかに良くなっている可能性は低いです。
強力な自動カスタマー・サービス・チャットボットを使用して、迅速かつ正確な回答を提供し、ケースを回避します。watsonx Assistantを購入し、IBM watsonx Assistant for Salesforce クセラレーターを使用してチャットボットを Salesforce エクスペリエンスにドラッグ・アンド・ドロップします。
IBM Consultingは、Salesforceへの投資の可能性を実現し、すべてのユーザーに人間中心のエクスペリエンスを提供し、AIと自動化でよりスマートに業務を遂行し、深い業界の専門知識を浸透させる支援を行います。
IBM Consultingは、共同のお客様がSalesforceへの投資から次のレベルの価値を解明するのを支援するさまざまなセッション、ディスカッション、ショーケースを主催し、それに参加します。