2024 IBM Partner Plus Awards

卓越した専門知識、影響力、イノベーション、パートナーシップのデモンストレーションが評価されたグローバル企業6社が、2024 IBM Partner Plus Awardsを受賞しました。おめでとうございます。

EY社はあるコンビニエンス・ストア・チェーンと連携して、watsonxを活用したAI駆動型の「従業員の声」プラットフォームを構築しました。このプラットフォームは、音声メッセージを書き起こす音声テキスト変換、自然言語処理、そしてワークフローを推進するインテリジェントな自動化を使用することにより、従業員からのフィードバックをリアルタイムで収集、記録します。このプラットフォームは、クライアントのServiceNow環境と統合され、チケットのオープン化とタスクの自動化により、洞察をアクションに移します。初期パイロットの結果、メンテナンス・チケットの作成に従業員が要する時間は50％削減され、重要な機械のダウンタイムが短縮され、さらに顧客満足度と店舗従業員のエクスペリエンスも向上しました。

Habber Tec社はスペイン最大の銀行と連携して、バックオフィス・プロセスを自動化および最適化するソリューションを導入しました。IBM Business Automation WorkflowとIBM Automation Insightsという2つのテクノロジーをベースとするこのソリューションは、オペレーション・センター全体のエージェントにタスクを整理、分散するのに役立ち、管理者に一連のダッシュボードをリアルタイムで提供することにより、センターと支社チーム間のワークロードの優先順位付けとバランスを改善します。その結果、複雑なクライアントの要求への対応時間が大幅に短縮され、オフィス・スタッフはクライアントとより質の高い時間を過ごすことができるようになりました。

Converge社は、金融サービスのクライアントがIBM Guardiumを使用することで、データ・セキュリティーとコンプライアンス戦略を大幅に改善し、データ侵害のリスクを軽減し、全体的な管理を強化できるよう支援しました。独自の監査データ分析サービスなど、Converge社が提供するマネージド・サービスも、クライアントがパターン検知とコンテキストの強化を通じて、潜在的なリスク要因を特定するのに役立ち、運用効率の向上とコスト削減を実現しました。

Silver Eggテクノロジーは、watsonx.aiを活用し、履歴書を迅速かつ公正に評価し、高い潜在能力を持つ応募者を特定しています。このソリューションは、職務記述書に基づいて特定の評価基準を提案し、その基準に基づいて履歴書を評価し、候補者のランク付けを行います。その後、優秀な候補者はすぐに面接の予定を立てることができ、1週間以内に適切な候補者にオファーが届くため、履歴書を受け取ってから内定までの時間を最大75％短縮できます。

Intercompany社はクライアントと連携して、オンプレミスのコンピューター・ネットワークの限界に対処しました。このクライアントは、需要に応じてサーバー容量を増減できる柔軟性を高めつつも、システムの高い可用性と信頼性を維持する必要がありました。そこで同社は、IBM CloudとIBM Power Systems Virtual Serverを使用して、クライアントをモダナイズされた環境に移行しました。これにより、セキュリティー、信頼性、パフォーマンスの面で大幅な向上を実現しました。移行の結果、クライアントの計算能力は200％向上し、オンデマンドでビジネス・ニーズに対応できる柔軟性と俊敏性を手に入れました。

Wipro社は、IBM TRIRIGAとIBM Enviziの間でデータを同期できる、IBM App Connectベースのソリューションを設計しました。これにより、小売クライアントは意思決定をより適切に行い、ESG目標の達成に向けた進捗状況を測定できるようになり、ソリューション導入後6か月足らずで、排出量を23％、エネルギー消費量を21％、運用コストを32％削減できるようになったのです。

Partner Plus Awardsは、ビジネス・パートナーを対象とするIBMのアワード・プログラムです。受賞資格のあるパートナーは、IBM Partner Plusの一員であり、IBM Partner Plusは、AIとハイブリッドクラウドを使用して、パートナーの技術的な専門知識を深め、市場投入までの時間を短縮し、クライアントに成果をもたらすために設計されたプログラムです。