ホーム FinOps FinOpsソリューション
あらゆるクラウド環境で、テクノロジー投資の価値を最大限に引き出します。
資料:技術コストを削減する4つの方法 お客様事例はこちら
ハイブリッドクラウド全体におけるFinOpsソリューションを強調したイラスト
すべてのクラウド・コストとすべての利害関係者のためのFinOps

AIの時代においては、技術予算は極めて厳しく精査されています。しかし多くの場合、組織はすべてが期待どおりに進むように、過剰な出費をしています。組織は、クラウドでのソフトウェア支出の24%が無駄になっていると自己評価しており、その費用は、イノベーションやインフラストラクチャー、セキュリティー、顧客体験の向上に有効活用できる可能性があります。

IBMのFinOpsソリューションは、基本的なコスト管理だけでなく、クラウド支出に対するより戦略的なアプローチを提供します。FinOpsライフサイクルの3つのフェーズ(情報提供、最適化、運用)において、すべての支出に対する価値を高める方法を見出すと同時に、プライベート、パブリック、Kubernetesなど、あらゆるクラウド環境でアプリケーションが必要なリソースを確実に確保できるようにします。また、お客様がクラウドネイティブ・アプリケーション・アーキテクチャーを採用し、FinOpsの運用が成熟するにつれて、IBMのソリューションもお客様とともに成長し、高度な洞察や予測、最適化を提供できるようになります。

FinOpsライフサイクル
情報提供:可視性と割り当て

「情報提供」フェーズでは、すべての利害関係者に情報を提供し、理解を深めることで、クラウドの利用に関する十分な情報をもとに、費用対効果の高い意思決定を行います。

以下のような基本的なことから始めます。

  • CSPからマルチクラウドのコストと使用量に関する洞察を収集
  • コスト配分の確認
  • ビジネス・マッピング、レポート、ダッシュボードの確認

クラウド・リソースの割り当てと最適化の方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

次に、より高度なタスクに取り組みます。

  • クラウド・プログラムの総所有コスト(TCO)やユニット・エコノミクス、単位コストの調査
  • 共有コスト、収益性、チャージバック/ショーバックの高度な割り当ての獲得

高度な割り当てとユニット・エコノミクスの実現方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

料金と使用量の最適化

「最適化」フェーズでは、実務担当者が「情報提供」フェーズで得られたデータやケイパビリティーを使用して、さらなるコスト削減の機会を特定し、クラウドの効率を改善します。

以下のような基本的なことから始めます。

  • 推奨事項と優先事項の適正化
  • コンテナ・コストの最適化
  • リザーブド・インスタンス(RI)やセービング・プラン(SP)、RI/SPプランナーの最大化

クラウド・リソースの割り当てと最適化の方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

次に、より高度なタスクに取り組みます。

  • 財務コミットメントの自動化
  • アプリケーションのパフォーマンス保証と自動化されたリソースの最適化
  • 動的なIaaSとPaaSのスケーリングとアイドル・リソースの検知の設定
  • コンテナ、クラスター、自動ポッドの配置を継続的に適正化

コミットメント・プログラムによる節約をさらに強化する方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

クラウドとクラウドネイティブの使用を最適化する方法はこちら

運用:継続的な改善と使用

「運用」フェーズでは、実務担当者はビジネス目標に対するパフォーマンスを評価し、FinOpsの実践を改善、運用するための組織的な変更を実施する方法を検討します。

以下のような基本的なことから始めます。

  • 基本的な予算と予測の作成
  • ワークロード計画の実行
  • アラート、異常検知、レポート、インサイトの設定

クラウド・リソースの割り当てと最適化の方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

次に、より高度なタスクに取り組みます。

  • 承認されたワークフローを使用した、協働的な要因に基づく予測と計画の作成
  • 水平スケーリングの自動化し、費用対効果の高いサービス・レベル目標の達成を実現
  • 継続的なクラスター制限と要求の最適化

クラウド・コストの予測と最適化の方法はこちら(ibm.com外部へのリンク)

信頼できるアクションで、クラウドとクラウドネイティブの使用を最適化する方法はこちら

注目のお客様事例 IBMのお客様は、IBM FinOpsソリューションを使用して、パフォーマンスを保護しながら、クラウド・コストを管理しています。 30% インフラコストを削減

クラウド・コストの透明性を実現するApptio Cloudabilityにより、NRECAはコストを意識した支出決定を行い、節約したコストを顧客に再投資できました。

お客様事例はこちら
50% クラウド・コストの削減率

Apptio Cloudabilityにより、TUIグループは、エンドツーエンドのクラウド・コストの透明性と動的な拡張性を実現するとともに、チーム・レベルでの予算追跡も向上させることができました。

お客様事例はこちら
26万米ドル 12カ月でコスト削減

IBM Turbonomicは、90日間で5,800を超える自動リソーシング・アクションを実行し、パブリッククラウドの支出を削減しながらパフォーマンスを確保しました。

お客様事例はこちら
メリット IBM FinOpsソリューションは、クラウド導入のどの段階であってもメリットをもたらします。 クラウドの価値を最大化

すべてのFinOpsフェーズで、すべてのクラウド・ベンダーにわたるクラウド・コストの管理と最適化を実現し、支出を提供するビジネス価値に簡単に結び付けることができます。

ビジネスの保護

すべてのマルチクラウドとクラウドネイティブの運用において、伸縮性を大規模に自動化することで、パフォーマンスを保護して支出を抑えます。

効率的な連携

主要な最適化メトリクスを使用して、より詳細なコスト分析とエンジニアリング、ビジネス・リーダーとFinOpsのチーム間のパートナーシップを促進します。

FinOps製品 クラウド・リソースの割り当てと最適化

Apptioソリューションは、クラウド支出の無駄を理解して排除するために必要なデータや洞察、推奨事項を提供します。

継続的なアプリケーション・パフォーマンス

IBM Turbonomicは、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境での過剰な支出を排除する自動化機能により、IT投資収益率を最大化します。

参考情報 FinOps: クラウド財務管理への新しいアプローチ

このガイドは、FinOps運用モデルがどのようにクラウドの価値を最大化し、テクノロジー、ビジネス、財務の各チームを結集して連携を強化し、よりスマートな支出を実現する方法を紹介します。

AWSクラウド・コストを最適化する方法

Amazon Web Services(AWS)は、最新の拡張性の高いアプリケーションを構築する機能をクライアントに提供します。ここでは、AWSクラウド・コスト管理のさまざまな方法について、どのような問題を解決し、どのように使用するのが最適なのか、その概要を説明します。

テクノロジー投資:どのように支払うか。

生成AIに「一度で完了する」投資はありません。組織がビジネス・モデルや職務やワークフローを再考する際は、より広範なITコストへの影響も考慮する必要がありますが、そのすべてが明確であるとは限りません。

次のステップ

IBMのFinOpsソリューションを活用して、クラウド・コストの削減を実現します。

Apptioはこちら Turbonomic FinOpsはこちら
その他の参考情報 Apptio Cloudability Turbonomic FinOps FinOpsとは