SparkでのIBM SevOne NPMの最初のデプロイメントは、音声とデータの提供を担当する会社のコア・ネットワークを中心に行われました。現在、IBM SevOne NPMソリューションは、そのコア・ネットワーク内の385,000を超えるオブジェクトと、Sparkのグローバル・インターネット・ネットワーク内の20,000を超えるオブジェクトを監視しています。さらに、IBM SevOne NPMをSpark Digital事業単位の「Managed Data」顧客向けに引き続き展開しており、同ソリューションは社内および顧客向けのパフォーマンス・ダッシュボードを推進する主要な収集システムとなることでしょう。
包括的なデータ収集、完全なネットワークの可視性、強力かつ使いやすいレポート機能を備えたIBM SevOne NPMソリューションは、Sparkチームの期待を満たすだけでなく、多くの場合それを上回っています。
「これまでのすべてのデプロイメントにおいて、ポーリングできないデバイスや、SevOneソリューションで取得できないメトリクスに遭遇したことは1度もありません」とProwse氏は付け加えます。「私たちのネットワーク環境が持つ多様性と複雑な性質を考えると、これは本当に注目に値するものでした。」
統合に関しては、Sparkは5つのレガシーNPM ツールをIBM SevOne NPMソフトウェアに置き換える予定です。これらのツールの一部が交換されたことで、Sparkはソフトウェア・ライセンス、保守、その他の関連コストを排除することですでにOpExを削減しています。また、同社は、レガシーのNPMツールでは必要だったアプライアンスの交換やアップグレードを必要としなくなったため、設備投資も削減できました。
この統合により、スタッフがさまざまなシステムからのデータとレポートをまとめるのに費やす時間も削減されました。現在、社内チームにはリアルタイムおよび過去のパフォーマンス・データを表示する詳細なダッシュボードがあり、企業顧客はニーズに合わせてカスタマイズされたダッシュボードとレポートに即座にアクセスできます。
Sparkは、その初期デプロイメントの成功に基づいて、IBM SevOne NPMの使用を拡大する計画を立てています。注目すべき実証実験の1つがすでにSparkのモバイル・ネットワーク(成長の可能性から同社にとって戦略的な分野)で進行中であり、他の拡張も計画されています。