ホーム お客様事例 Enfo Finland 込み合う市場で突出した存在感
Enfoは、IBM Storageを使用して、自社のマネージド・サービスを他社製サービスよりも確実に優れたサービスにします。
夜のマーケットで携帯電話を使用している若い成人女性

Enfo社のストレージおよびバックアップ・アーキテクトであるJuha Leinonen氏は、「フィンランドの企業がITをマネージド・サービス・プロバイダーにアウトソーシングするのは非常に一般的です」と述べています。「結局、業種がITでなければ、なぜIT業務を行う必要があるでしょうか。多くの需要が多くの供給を生み出しているのであり、懸命に努力するべきことは競合他社との差別化の維持です。」

 

Enfo社は、一貫して堅牢でコスト効率の高いマネージド・サービスを提供することで、競合他社より優位に立つことを目指しています。そのため、Enfoチームは、会社のサービス提供のこの部分をサポートするテクノロジーの選択に細心の注意を払うことが求められています。

Enfo社のビジネス開発マネージャーであるJyrki Karjalainen氏は次のように説明しています。「顧客はより選択的になっています。それはつまり、サービスのレベルを下げることはできず、同時に競争力のある価格設定を維持する必要があるということです。顧客の環境をホストするために当社が選択したソリューションは、可用性とコスト効率に関する顧客の期待に確実に応えられるようにする上で重要な役割を果たします。」

Enfo社の既存の本番データ・ストレージ・システムがサポート終了に近づくにつれ、チームは一貫したパフォーマンスを維持するためにさらに努力する必要があり、保守コストが上昇しました。これら両方の要因が同社の利益率を脅かしていたので、新しいソリューションの模索が始まりました。

Leinonen氏はこうコメントします。「当社はIT資産を非常に重視しており、パフォーマンスの低下が見え始めたら、迅速に対応しなければならないと考えています。当社の目標は、ITインフラストラクチャーの管理に費やすリソースを最小限に抑え、その節約分を他社に負けない料金という形で顧客に還元することです。」

Enfo社は、多くの場合にデータが顧客の最も重要な資産であることを認識し、データ保護へのアプローチの強化にも着手しました。Leinonen氏は次のように述べています。「Rubrikバックアップ/複製ソフトウェアを導入し、単一サイト構成から3つのサイト構成に移行することにしました。以前のバックアップ・ストレージは需要に追いついていなかったので、管理しやすく、スケーラブルで、手頃な価格の、Rubrikと互換性のある代替ストレージを探し始めました。」

ゼロ IBMテクノロジーへの移行の間の

エンド・カスタマーへの影響。

100% 可用性

Enfo社が提供するマネージド・サービス。

IBM FlashSystemは強力な圧縮機能を備えているため、非常に高い投資対効果を得ることができます。 Juha Leinonen氏 Storage and Backup Architect(ストレージおよびバックアップ・アーキテクト) Enfo
全力で取り組む

高品質でコスト効率の高いマネージド・サービスを実現するために、Enfo社はIBM® Storageを選択して顧客のプライマリー環境とバックアップ環境の両方をサポートすることにしました。同社は、IBMを選択する前に、複数のベンダーのソリューションを検討しました。

Karjalainen氏は次のように説明しています。「当社には、IBMのテクノロジーを社内とお客様の両方のために導入して成功を収めてきた長い歴史があります。選択する前には必ず市場の他の選択肢も検討しています。それでもどちらのプロジェクトにおいても、IBMの提案が当社の要件に最も適していました。当社にとって、IBMのテクノロジーはレジリエンスと可用性を表しており、これらは当社のマネージド・サービス提供の優先事項です。」

Enfo社は、顧客の主なワークロード用にIBM® FlashSystem 7300ストレージを選択しました。IBM® Spectrum Virtualizeソフトウェア上に構築されたこのソリューションには、コスト効率の高いパッケージに高密度のフラッシュ・ストレージ階層が含まれています。

Leinonen氏は次のように付け加えています。「FlashSystemのセットアップはとても簡単であり、VMwareとの緊密な統合を利用して、顧客のワークロードをシームレスに移行できました。これは、Oracleデータベース、Microsoft SQL Server、ファイル共有など、当社が顧客向けにホストするさまざまなアプリケーションをサポートするのに理想的です。FlashSystemの最も優れている点は、微調整をほとんど行わずにあらゆる種類のデータを保管できることです。」

Enfo社は、データ・バックアップ用のセカンダリー・ストレージを置き換えるために、ソフトウェア定義のハイパースケール・ストレージ・ソリューションであるIBM Cloud ® Object Storageを選択しました。同社はまずIBM Cloud Object Storageを2つのサイトに導入し、最終的に3サイト構成へと移行しました。

Leinonen氏は次のように回想します。「IBM Cloud Object Storageを選択する前には、顧客のためにホストしているデータのバックアップ先としてパブリッククラウド・サービスを検討していました。しかしすぐに、このアプローチはコストの点で過剰であり予測不能になる可能性があることに気づきました。対照的に、IBM Cloud Object Storageは、顧客の需要の変化に合わせて拡大や縮小ができるコスト効率の高いオプションでした。繰り返しますが、導入時にもそれ以降にも、セットアップするだけでほとんど変更を加えずに使用できています。」

最新世代のIBM FlashSystemストレージを導入した後、あるお客様からパフォーマンスの向上に気付いたという連絡をいただきました。このようなポジティブな顧客体験を提供できるので、IBMのテクノロジーは顧客離れを最小限に抑えるのに役立ちます。 Jyrki Karjalainen 事業開発マネージャー Turnr社
顧客ロイヤリティの喚起

Enfo社では、IBM FlashSystemストレージの実装後、すぐにパフォーマンスに影響が現れました。応答時間が早くなったことで、合意したサービス・レベルを満たすことができ、そのことは顧客維持にも貢献しています。

Karjalainen氏は次のように述べています。「何か問題が発生しない限り、MSPがお客様からの声を聞くようなことはめったにありません。しかし、最新世代のIBM FlashSystemストレージを導入した後、あるお客様からパフォーマンスの向上に気付いたという連絡をいただきました。お客様がこの変化に気付いたということは、かなりの向上があったに違いありません。このようなポジティブな顧客体験を提供できるので、IBMのテクノロジーは顧客離れを最小限に抑えるのに役立ちます。」

競争力のある料金体系を実現するために、Enfo社は組み込みのIBMストレージ機能を利用しています。例えば、ストレージ圧縮は企業のリソース使用率の向上に役立ち、自動化ツールはマネージド・サービス・チームの管理負担を軽減します。

Leinonen氏は次のようにコメントしています。「IBM FlashSystemは強力な圧縮機能を備えているため、非常に高い投資対効果を得ることができます。IBM FlashSystemとCloud Object Storageは両方とも、継続的な管理をほとんど必要としないため、チームはより価値のある活動に自由に集中することができます。これらの要素を組み合わせることで、お客様にリーズナブルな料金を提示しながら利益率も守ることができます。」

Karjalainen氏は次のように結論付けています。「IBM Storageは、マネージド・サービスの顧客に100%のデータ可用性を提供するのに役立っています。当社のテクノロジー上の決定が潜在的な顧客にどの程度の影響を与えているかはわかりませんが、もし尋ねられたら、いつでも喜んでIBMを使用していることを説明します。」

Enfoロゴ
Enfo社について

Enfo社(ibm.com外部へのリンク)は、北欧のITサービス会社で、企業がデータ駆動型のビジネス変革の目標を達成できるように支援するサービスを提供しています。800人以上の従業員を擁するEnfoは、さまざまな業界に350を超える顧客を抱えています。デジタル・トラスト、データと分析、アプリケーション、統合、クラウド・プラットフォーム、マネージド・サービスに関するサービスを提供しています。

次のステップ

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2023年3月、米国で作成。

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