CDW Corp.

IBMグローバル・ファイナンシングによる売上増とカスタマー・エンゲージメントの深化

CDWは、ある顧客が新しいテクノロジーの導入において独自の課題に直面していたときに、IBM®グローバル・ファイナンシングを活用して36カ月のリースを構築しました。このリースは、CDWが初期の現金支出を回避し、顧客の総コストを削減し、追加サービスの資金を調達し、エンゲージメントを拡大し、現在のビジネス関係を深められるように設計されました。

ビジネス上の課題

CDW Corp.は独特の課題に直面していました。ある顧客は、年度限定で利用できるテクノロジーの購入を希望していましたが、予算の制約により、現在の会計年度中に追加費用を支払うことが困難でした。

変換

IBMグローバル・ファイナンシングは、36カ月のリースを構築し、機器の所有権を肩代わりするとともに、顧客が希望するタイムラインで契約を終了するスケジュールを提案しました。

結果 重要な取引を獲得し
顧客の厳しい期限に対応
32%の売上増を
リースで実現。余った予算を追加サービスに配分
顧客コストを15%削減
前払金も不要
ビジネス上の課題の詳細
資金調達の独自の課題

CDWは、マルチ・ブランド・プロバイダーとして多くの大手IT企業と連携し、今日のビジネス、官公庁、教育、医療の主要機関が求めるテクノロジー・ソリューションを提供しています。IBMプラチナ・ビジネス・パートナーである同社は、IBMのすべての製品ポートフォリオにわたる製品とサービスを提供するとともに、現地のIBM担当員と緊密に連携する専門家チームを設け、常に変化する顧客のニーズに対応しています。

2017年、あるエンターテインメントおよびゲーム業界の顧客が独自の課題をCDWに持ち込みました。このゲーム会社は新しいテクノロジーに投資する必要がありましたが、予算の制約があり、進行中の会計年度内に計画外の購入を行うことができませんでした。「その顧客は2017年中に設備の所有権を得ることができず、年度末以降は設備を利用できなくなるため、まさにキャッチ22に例えられる状況に陥っていました」と、CDWのIBMソフトウェア・プラクティス・マネージャーのMichael Thies氏は述べています。

IBMグローバル・ファイナンシングは、すべてのIBMビジネス・パートナーが目を向けるべきリソースです。それは当社のビジネスの成長にとって大変な助けとなりました。 Michael Thies Manager – IBM Software Practice CDW Corp.
概要と経緯の詳細
前払金なしで適切なテクノロジーを提供

そのゲーム会社の要件をより深く理解し、資金調達ソリューションの構築を支援するために、CDWはIBMグローバル・ファイナンシングに協力を求めました。「顧客が最初に吐露したのは、予算がないということでした」とThies氏は言います。「これに対し、私たちはすぐに創造的に考え始め、『IBMグローバル・ファイナンシングに協力を仰ぎましょう。話を進めてもよろしいですか?』と提案しました」

CDWとIBMグローバル・ファイナンシングのチームは、顧客との話し合いの中で、顧客がテクノロジー・プラットフォームを使用する予定が3年間しかないことを見出しました。IBMグローバル・ファイナンシングのリソースは、資産の所有権をIBMグローバル・ファイナンシングが肩代わりする36カ月のリースを提案しました。これなら、顧客が前払金の現金支出を回避できるうえ、希望するタイムラインで計画的に終了するスケジュールを組むことができます。

ゲーム会社は、資金調達方法に満足し、提案されたソリューションをCDWと契約しました。「大きな勝利でした」とThies氏は言います。「これは、当社がこの特定の顧客に貢献し、最終的により良い関係を築くのに役立った以上の結果をもたらしました」

成果の詳細
売上の増大と、顧客とのつながりの深化

IBMグローバル・ファイナンシングは、顧客が必要とするテクノロジー・ソリューションをCDWが所定の期間内に提供しその顧客であるゲーム会社が追加のIBMサービスを利用できるようにする契約を構築するのに役立ちました。IBMグローバル・ファイナンシングは、契約の2年目と3年目に提供されるサービスの初期費用を負担して、顧客のソリューションの当初の範囲を拡大しました。また、CDWの売上規模も32%増大させました。

さらに、3年間のリースにより、そのゲーム会社は、同じ製品とサービスを完全に購入した場合よりも支払い金額を15%減らすことができました。支払いを36カ月に分散するという資金調達構造のおかげで、他の分野に投資できる資金も確保できました。

IBMグローバル・ファイナンシングとのパートナーシップは、今後の顧客との関わりのための重要なリソースをCDWに提供しています。「IBMグローバル・ファイナンシングと提携することで、顧客は当社をより価値のあるビジネス・パートナーとして認識します」とThies氏は言います。「これは素晴らしいツールです。追加することで、特にCFOとより深い対話を行うことができます」

CDWはまた、IBMグローバル・ファイナンシングとの提携により得られる教育にも感謝しています。IBMグローバル・ファイナンシングのリソースは、CDWの販売担当者が戦略的資金調達構造について常に最新情報を把握できるように、オンサイトでのトレーニングとガイダンスを定期的に提供しています。「IBMグローバル・ファイナンシングは、すべてのIBMビジネス・パートナーが目を向けるべきリソースです。」とThies氏は述べます。「それは当社のビジネスの成長にとって大変な助けとなりました」

CDW Corp.ロゴ
CDW Corp.

1984年に設立され、イリノイ州バーノン・ヒルズに本社を置くCDWは、マルチ・ブランド・テクノロジー・ソリューションのプロバイダーです。Fortune 500にも名を連ねる同社は幅広いポートフォリオを誇っており、スタンドアロンのハードウェア製品とソフトウェア製品を提供するだけでなく、完全に統合されたセキュリティ、クラウド、データセンター、およびネットワーキング・ソリューションも提供しています。26の拠点に約8,700人の従業員を擁するCDWは、米国、カナダ、英国のビジネス、官公庁、教育、医療機関にサービスを提供しています。

次のステップ

この記事で紹介されているIBMソリューションの詳細については、IBMグローバル・ファイナンシング担当者またはIBMビジネス・パートナーにお問い合わせいただくか、次のWebサイトにアクセスしてください。

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法務

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2017年9月米国で作成。

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IBMグローバル・ファイナンシングのオファリングは、IBM子会社および部門を通して(全世界)、有資格の企業および官公庁のお客様に提供されます。IBMグローバル・ファイナンシングのリースおよびファイナンシング・オファリングは、IBM Credit LLC(米国の場合)を通して提供されます。レートおよび可用性は、お客様の信用格付け、ファイナンシング条件、オファリングの種類、機器および製品の種類、および各種オプションに基づいて定められ、国により異なる場合があります。ハードウェア以外の品目については、一時払料金(かつ一回払い料金)であり、ローンによる資金提供となります。その他の制限がある場合もあります。レートおよびオファリングは、予告なしに変更、拡張、または撤回される場合があり、また、国により異なる場合があります。IBMおよびIBMグローバル・ファイナンシングは、お客様に対して会計、税務、法律に関する提案、またはアドバイスを提供することはなく、またそのような意図もありません。お客様は、お客様ご自身の会計、税務、または法律のアドバイザーにご相談いただけますようお願いします。お客様またはお客様に代わり行われた税務または会計処理に関する決定は、お客様の責任となります。カリフォルニアのIBM Credit LLCの場合:ローンはカリフォルニア・ファイナンシング法のライセンスに従って作成または調整されます。