BuzzFeedは、楽しく魅力的で有益なコンテンツを通じて毎日何百万人もの人々にリーチしており、毎年何千人もの人々が同社への入社を志望しています。BuzzFeedはUncubedと協力し、それぞれの職種に最も適性のある候補者を特定し、積極的に応募を呼びかけ、成長を促進するための強力な人材基盤を構築しています。
BuzzFeedはUncubedと提携し、IBM® Watson Candidate Assistantに基づく人工知能主導のソリューションをパイロット運用したところ、有力な候補者をピンポイントで特定して応募を促すことが可能になりました。
毎月、世界中で2億人がBuzzFeedのコンテンツにアクセスしており、同社はバイラル・ビデオ、リスト、クイズだけにとどまらないものを提供しています。
「BuzzFeedの核心は、人と人とのつながりを促進することです」と、BuzzFeedの採用オペレーション・マネージャー兼採用担当リーダー Dan Geiger氏は語り始めます。「面白いビデオであろうと、おいしそうなビデオであろうと、私たちの目標は、視聴者を引き付け、友人や家族と共有したくなるようなコンテンツを作成し、キュレートし、配信することです。
「当社はe-commerceなどの事業分野にも進出したことで、組織内にさまざまな新しい職種や機会が生まれました。当社の応募者の中には、営業、マーケティング、ビジネス、ウェブ開発、ビデオ制作などの経歴を持つ人が増えており、採用担当者と採用マネージャーが協力して、それぞれのポジションに最適な候補者を探し出し、特定し、採用しています。」
応募者数が年々増加する中、BuzzFeedは採用プロセスの効率を高めるチャンスだと考えました。
「最も人気のある職種には、掲載後数日間で、毎日数百件の応募があるものもあります。そのような大規模な人材パイプラインでは、優秀な人材をピンポイントで採用することは、採用担当者にとってしばしば困難な課題となります」と、Geiger氏は続ける。
「人材マネジャーがスクリーニングに費やす時間を減らし、より価値の高い活動に多くの時間を費やせるようにするため、適切なスキル、経験、情熱を持つ人材にそれぞれの職種への応募を促し、採用プロセスの早い段階で特定の基準を満たさない候補者をより効果的に振り分けるようにしたいと考えています。」
この目標を達成するため、BuzzFeedは戦略的パートナーであるUncubedと協力し、IBM Watson Candidate Assistantをベースにした革新的なソリューションをパイロット運用しています。人工知能（AI）とコグニティブ・テクノロジーを搭載したこのソリューションは、候補者をパーソナライズされたキャリア・ディスカッションに参加させ、最適なポジションを推薦します。
「Uncubedは、採用担当者と人材を結び付けるビデオ主導のコミュニティです」と、Geiger氏は説明します。「Uncubedのプラットフォームに求人情報を掲載するだけでなく、Uncubedのチームと協力してスキルアップ・ビデオを作成し、応募希望者が履歴書に求めるものからBuzzFeedでの職種の具体的な要件まで、あらゆることを学べるようにしています。このパートナーシップは非常に生産的で、Uncubedが当社のために候補者の多様性を広げてくれることに本当に感謝しています。」
彼は次のように続けています。「UncubedからAIベースのソリューションの提案を受けたとき、私たちは人材管理へのアプローチを変革する可能性をすぐに認識しました。データを活用して採用ストーリーを伝えるというアイデアを気に入り、IBM Watson Candidate Assistantが Uncubedのコミュニティを通じて当社への応募者の体験を豊かにしてくれると確信していました。」
Uncubedは、BuzzFeedおよびIBMと協力して、コミュニティからの質問に対応できるようにIBM Watson Candidate Assistantをトレーニングしました。現在、応募希望者は、BuzzFeedで働くことに関する質問をチャットボットに入力すると、テキスト、ビデオ、Uncubedサイトの募集職種へのリンクの形でリアルタイムの回答を受け取ることができます。
UncubedのCEO兼共同創設者 Chris Johnson氏は次のようにコメントしています。「私たちは、IBM Watson Candidate Assistantのパイロット運用のために40社以上のパートナーを検討しましたが、BuzzFeedが理想的だとすぐに判断しました。BuzzFeedは機敏な組織であるだけでなく、イノベーターとしても定評があり、チームとの緊密な協力関係がアイデアを迅速に市場に投入するのに役立つと確信していました。」
さらに彼は次のように付け加えています。「質問に対してテキストで返答するという基本的なチャットボット・インタラクションを提供するのではなく、私たちはより説得力があり、ダイナミックな体験を提供したいと考えました。BuzzFeed のビデオですでに取り上げたトピックについてお客様が質問すると、IBM Watson Candidate Assistant がそのコンテンツをチャット・セッションに直接提供します。また、このソリューションが募集ポジションに適任と思われる候補者を特定した場合は、すぐに応募するよう積極的に働きかけます。」
BuzzFeedの採用チームは、AI主導のソリューションによって、最適な求人が最適な候補者に表示されるようになり、Uncubedのソリューションによって、人材マネジャーがより良い情報に基づいた採用決定をより迅速に行えるようになると考えています。
Uncubedは自社の応募者追跡システムとシームレスに統合されているため、Uncubed経由で応募しても BuzzFeed.com経由で応募しても、同じように簡単で一貫したエクスペリエンスを提供できます。」と、Geiger氏は述べています。「Uncubedでの応募ルートの決定的な差別化ポイントは、応募希望者が当社の職務が自分のスキルや経験に適しているかどうかを判断するのに役立つ情報を明らかにできることです。
「応募者がこの早い段階で、その職種が本当に自分に適しているかどうかを評価できるようにすることで、当社の人材マネジャーが候補者の選別に費やす時間を減らし、スキルがその職務に密接に合致する優秀な応募者の審査に多くの時間を割くことができるようになると考えています。付加価値のある評価活動に多くの時間を費やすほど、採用ミスや離職のリスクが低下するため、私たちはこのソリューションの可能性にとても期待しています。」
BuzzFeedはすでに、Uncubedとの提携による良い結果を獲得し始めています。現在、Uncubedからのデータを活用したIBM Watson Candidate Assistantを通じて応募してきたBuzzFeedの応募者の87％が、電話選考から対面面接に進んでいるのに対し、他のソースからの応募者は53％にとどまっています。つまり、BuzzFeedは、IBM Watson Candidate Assistantの候補者を他の候補者よりも対面面接に進める可能性が64%高いということです。
IBM Watson Candidate Assistantの会話データを分析することで、UncubedはBuzzFeedの採用戦略の改善に役立つ洞察を発見し続けています。
「試験運用はまだ始まったばかりですが、すでにIBM Watson Candidate Assistanから貴重なデータを収集しています」と、Geiger氏はコメントしています。「たとえば、技術職とマーケティング職の応募比率を見ることができます。ある事業分野への応募が予想以上に少ないことがわかれば、プロモーション・イベントやデジタル・マーケティング・キャンペーンを実施するなど、その職種の認知度を高めるための措置を講じることができます。」
さらに彼は次のように続けます。「人々がIBM Watson Candidate Assistantにどのような質問をしているかを知ることは、候補者にさらに情報を提供する必要がある領域が浮き彫りになるため、私たちのチームにとっても貴重なことです。『BuzzFeedの育児休暇制度はどうなっていますか？』や『BuzzFeedのオフィス文化はどのようなものですか？』などのトピックに関する質問が頻繁にある場合は、適切に対処できるように、関連するページをサイト上に構築します。」
BuzzFeedはUncubedとの提携により、すでに候補者を採用しており、現在パイロット運用を継続しながらさらに多くの候補者との面接を行っています。
「私たちにとって、パイロット運用の効果を証明するものは、集まってくる候補者の質以上のものはありません。今のところ、その結果は非常に心強いものです。」と、Geiger氏は結論づけます。「テクノロジーを活用した大手メディア企業として、私たちの目標は常に、最適な人材が適切なタイミングで適切な仕事に応募できるようにすることです。Uncubedとの協力関係を継続することで、当社は継続的な成長を促進するために才能ある人材を引き付け、特定し雇用する強力な立場に立つことができます。」
BuzzFeed（ibm.com外部へのリンク）は、世界をリードするテクノロジーを活用したメディア企業であり、クロスプラットフォームのニュースとエンターテインメントのネットワークで世界中の何億人もの人々にリーチしています。同社は、記事、リスト、クイズ、ビデオ、オリジナル・シリーズを制作し、世界最大のソーシャル・フードネットワークであるTastyを含むブランドを展開しています。同社はまた、独自のレポートと調査報道に焦点を当てた世界的なニュース組織であるBuzzFeed Newsと、ソーシャルコマース製品や体験を開発し、ライセンス供与やその他の戦略的パートナーシップを展開するBuzzFeed Commerceの本拠地でもあります。
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