同研究所は、AGS BattleLabに割り当てられた31か月の完了スケジュール内に、最終フェーズであるイタリアの主要運用拠点でのAGSのエンドツーエンドのテスト実行を含む、プロジェクトの4フェーズすべてを正常に完了しました。
「AGSフォースへのプロジェクトの引渡しで、NATOは非常に満足していると述べました。AGS Battle Labのような複雑なレベルのエンジニアリング・プロジェクトの実装は、IBM EngineeringツールとSmarterProcessのような経験豊富なビジネス・パートナーなしでは不可能だったでしょう。」とWierzbickiは語ります。
NATO要件とAGS BattleLabデータベース間の直接的なリンクが、プロジェクトを予定どおり完了する上で重要なメリットであることが判明しました。「NATOにとって報告は極めて重要であり、変更をすべて報告する必要がありました。このツールのおかげで、データ収集とステータス報告を自動化する機会が得られたのです」とWierzbicki氏は言います。「オンデマンドでのさまざまな数のレポートの生成が非常に楽になったため、時間を大幅に節約できました。」
プロジェクトの最初の1年を調達プロセスに費やしたことを考えると、31か月のプロジェクト期限を守るというのは、非常に素晴らしい成果でした。「IBM Engineeringの要件管理ツールに対する自信があったので、すぐに設計プロセスを開始する決断を下しました。先駆的な設計作業は重要な設計レビューの1か月前に完了しました。これにより私たちのコンセプトを確認でき、スケジュールを守ることができました。」とSulkowski氏は言います。
最近、研究所ではNATOと協力してAGSシステムの習熟訓練を提供し、NATOや他の多国籍防衛請負業者と連携する新たな機会にも取り組んでいます。「AGS BattleLabでの経験を通じて、研究所は私たちの仕事の効率を向上させました」とSulkowski氏は言います。「この経験と、IBM DOORSやその他のツールで開発したデータベースに基づいて、プロジェクト要件をより簡単に計算し、将来のユーザーや協力する下請業者に優れたソリューションを提案できるようになります。」
Chrabski氏はこう述べます。「防衛産業の企業は協力する必要があります。 彼らは協力しながら情報を交換し、コンプライアンスを遵守したいと考えているのです。特にセキュリティーが非常に重要であり、企業がクラウド上でこの種の情報を交換したがらないこの分野では、標準になりつつあるIBM DOORSを使用するというのが大きなメリットとなっています。」
「これは、プロジェクト要件の責任者や承認基準の責任者と明確に協力できるようになる非常に強力で素晴らしいツールです。このソリューションは、当研究所のプロジェクト管理の標準となっています。」とSulkowski氏は語ります。