女性の活躍を支援する
取り組み
女性活躍推進企業として「えるぼし認定」の
3段階目を取得しています。


女性が活躍する企業の先駆け


 

1960年代に四年制大学卒業の女性の積極採用を始め、男女同一賃金を実現した日本IBM。1970年代には女性社員の定年を男性と同じ60歳に引き上げました。その後、結婚や育児等の事由で女性がキャリアを断念しないように、1985年に育児休職制度を導入するなど、法令より先んじて対応してきました。1990年代、世界中のIBMが一丸となり、“ダイバーシティー”を新たな企業戦略として、取り組みを始めました。日本IBMは1998年に、“女性のさらなる活躍支援”を改めて宣言し、リーダー・ポジションで活躍する女性を増やすべく、その推進力として社員の代表者からなる社長直属の諮問委員会”Japan Women’s Council(JWC)”の活動をスタートさせました。



Japan Women’s Council

20年以上に及ぶ働き方改革


 

1998年のJWC発足以来、多様な人材が活躍できる企業風土を目指して、働き方の改革を進めてきました。2000年以降、モバイル・ワークや在宅勤務等の柔軟な働き方が、社内で浸透するのに伴い、女性社員の割合が上昇し、特に管理職級におけるワーキング・マザー比率が大幅に高まりました。日本IBMは専門職制度を敷いており、女性社員だけでも1つの会社として成立するような偏りのない採用、配置を目指しています。新卒採用では、女性の比率を3割から4割まで引き上げました。現在では、さまざまな部門や階級で女性社員が活躍しています。



way of work

女性社員が企業風土の舵を取る


 

1998年のJWC発足以来、女性社員自らが、女性のキャリア課題の分析を行い、経営層に提言することで、現場で実現可能な解決策が検討されるようになり、企業風土の改善につながっています。


JWCの提言から実現した人事制度/プログラム事例

  1. 育児や介護との両立を支援する在宅勤務(1999年)

    育児介護以外の事由でも利用可能に改訂(2000年)

  2. キャリアビジョンを描くためのメンター制度(1999年)
  3. 6割、8割の働き方が選択できる短時間勤務(2004年)
  4. 女性管理職の異業種ネットワークJ-WIN発足(2005年、2007年にNPO化)
  5. 技術系女性社員の社内ネットワーク“コスモス”発足(2005年)
  6. コアタイムなしのフレックス短時間勤務制度(2009年)
  7. 施設内保育所「こがも保育園」を本社に開設(2011年)

    幕張事業所に「みつばち保育園」開設(2015年)



HR

“しなやかに自分らしく”を応援します


 

日本IBMの女性社員が活躍する機会は、企業風土の改革推進により拡大し続けています。さらには、2016年4月に施行された女性活躍支援法に基づき、「しなやかに自分らしく」成長を望む女性社員を応援する企業風土を、開拓し続けます。


これまでの女性活躍支援の取り組み事例

  1. 積極的な採用と登用

    女性の採用比率:1割程度から4割へ引き上げ

    メンタリング/スポンサーシップ制度:役員が女性社員の登用を積極的に意識・関与

  2. 意識改革・企業文化の醸成

    対象別ダイバーシティー研修(管理職/女性社員/社員)の実施

    社員とビジネス・リーダーの参画(カウンシル活動)と情報発信

    成果主義の徹底(High Performance Culture)

  3. 定着率の向上

    キャリア継続を支援する柔軟な働き方の推進

    在宅勤務、短時間勤務、裁量勤務等の働き方制度の導入

    出産・育児、介護、健康維持に関する支援 (企業内保育園、特別休暇制度、各種セミナーの実施等)



support cases

女性の活躍推進のための行動計画


 

日本IBMでは女性活躍推進法に基づき、女性がさらに活躍できる職場環境づくりのため、行動計画を策定しています。

女性活躍推進法に基づく行動計画(2022-2024)
action plan