RSA 秘密鍵と公開鍵

RSA 鍵ペアは秘密鍵と公開鍵から成ります。RSA 秘密鍵はデジタル署名の生成に使用され、RSA 公開鍵はデジタル署名の 検査に使用されます。さらに、RSA 公開鍵は DES または AES DATA 鍵の鍵暗号化にも使用され、RSA 秘密鍵は鍵リカバリーにも使用され ます。

RSA 公開鍵アルゴリズムは、素因数分解問題の難しさに基づい ています。素因数分解問題とは、与えられた数 n のすべての素数を見付けることです。n が十分に大きくて、い くつかの大きい素数の積である場合、この問題を解くことは難しいと考えられています。RSA の場合、n は通常は最小 512 ビットであり、n は 2 つの大きい素数の積です。RSA 公開鍵アルゴリズムについて詳しくは、ISO 9796 規格を参照してください。