時刻および日付の時刻機構 (TOD) 形式への変換

STCKCONV マクロを使用して、戻される情報の形式を指定し、TOD クロック値を時刻と日付に変換することができます。この変換は、例えば、報告書を作成し、それに特定の形式で時刻と日付を印刷する 必要がある場合に便利です。

CONVTOD マクロを使用して、時刻と日付の値を TOD または ETOD 形式に 変換することができます。 このマクロは、STCKCONV および TIME マクロによって戻されるどの形式の 時刻と日付の値でも受け入れ、その値をいずれかの TOD 形式に変換します。

アプリケーションを ETOD 形式を使用するものに変換することをお勧めします。 拡張時刻形式は 2042 年に発生する時刻ラッピング問題へ対処するため、 および、高速プロセッサーが使用可能になったときに必要となる、改善された精度を 提供するためにも必要です。

ETOD 情報を要求し、プロセッサーが 128 ビット拡張時刻で構成されていない場合は、 タイマー・サービスは 64 ビット TOD の内容を戻し、ETOD の残りの 64 ビットを シミュレートすることに注意してください。逆に、TOD 情報を要求し、 プロセッサーが拡張時刻機構で構成されている場合は、 タイマー・サービスは 128 ビット ETOD のうちの 64 ビット TOD に対応する部分のみを戻します。