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不明真理値

A>10 のようなテストを指定して、 A が不在 (A がヌル) の場合には、 テストの結果が真か偽かの決定が不可能です。 単に何の結果も得られないことになります。この真理値が不在であるということは、 他の種類の値が欠如している場合と少し異なる結果をもたらします。そのため、 ヌル値によって表されるのではなく、不明 (unknown) と呼ばれる新しい値により表されます。 これは、真および偽以外の 3 番目の真理値と見なすことができます。

論理演算子 NOT を使用しない場合には、 不明 と同等に扱うことができます。 なぜならば、真理値が使用される場合には常に、 結果は値が でないかによってのみ左右されるからです。

しかし、演算子 NOT を使用する場合には、これらの値を同等に取り扱うことはできません。 なぜなら、NOT(unknown)=unknown のとき、NOT(false)=true であるためです。




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