FileNet P8 コレクションおよび Continuous Update の構成
- Content Engine URL - FileNet P8 コンテンツ・エンジンの場所。 例: http://[host]:[port]/wsi/FNCEWS40MTOM/
- Workplace XT URL - FileNet P8 Workplace XT の場所。 例: http://[host]:[port]/WorkplaceXT/getContent
- Username - 認証に使用するリポジトリー・ユーザー名
- Password - 認証に使用するリポジトリー・パスワード
- Object Stores - クロールするオブジェクト・ストアの改行区切りリストを指定します。 デフォルトでは、すべてのオブジェクト・ストアをクロールします。
- Jar Location - 必須の FileNet API ライブラリー (Jace.jar) の場所。 トークン %INSDTALLDIR% は、Watson Explorer Engine インストール・ディレクトリーへの絶対パスで置き換えられます。
境界
このセクションでは、次の構成オプションについて情報を提供します。
- Crawl annotations - 有効にすると、コネクターはドキュメントおよびフォルダーと関連付けられたアノテーションをクロールします。
- Crawl All Versions - 有効にすると、コネクターはすべてのドキュメント・バージョンをクロールします。
- Root classes to crawl (with optional filters) - クロールするルート・クラスの改行区切りリスト。 ルート・クラスのシンボル名 (空白文字を含まない) を使用します。 クロール対象のドキュメントはルート・クラスごとに制限できます。 ルート・クラス名の後に、パイプ (|) を追加し、WHERE 節を指定します (FileNet SQL 構文)。 例: email|([obj.To] like 'john%')
- Subclasses to exclude - 除外されるクラスの改行区切りリスト。 クラスのシンボル名 (空白文字を含まない) を使用します。
- MIME types to exclude - クロールから除外する MIME タイプの改行区切りリスト。
連続更新
「Continuous Update」モード - FileNet P8 は「Continuous Update」モードをサポートします。 FileNet P8 コネクターが「Continuous Update」モードで動作するように構成されている場合、FileNet P8 の新規、更新、および削除済みの各データは継続的に索引付けされます。 この結果、FileNet P8 のリポジトリー更新、ドキュメント変更、および他の変更は、Watson Explorer Engine または Watson Explorer Application Builder アプリケーションによって最短で検索できるようになります。 「Continuous Update」のシード構成設定には、以下のオプションがあります。
- Run in continuous update mode -「Continuous Update」モードを有効にする前に、フルクロールを実行します。
これを有効にすると、コネクターは変更について定期的に FileNet にポーリングします。このオプションを有効にすると、クローラーは最大アイドル時間が無制限として構成されます。
警告:「Continuous Update」モードは、マーキング・セット・セキュリティーが有効になっている場合は使用できません。 有効にすると、コネクターはドキュメントおよびフォルダーと関連付けられたアノテーションをクロールします。
- Update Interval - 新規更新について FileNet を確認する前にコネクターが待機する期間 (「Continuous Update」モードで実行している場合)。
- Content Update Priority - コンテンツ更新に割り当てる優先順位。 大きい数値は優先順位が高いことを示します。 デフォルトでは、コンテンツ更新には高い優先順位が割り当てられています。セキュリティーの更新および削除では多数のコンテンツが更新され、コンテンツ更新の処理時に遅延が発生する可能性があるためです。
- Security and Delete Update Priority - セキュリティーの更新および削除に割り当てる優先順位。 大きい数値は優先順位が高いことを示します。 デフォルトでは、コンテンツ更新には高い優先順位が割り当てられています。セキュリティーの更新および削除では多数のコンテンツが更新され、コンテンツ更新の処理時に遅延が発生する可能性があるためです。
「Continuus Update」モードの有効化については、「Continuous Update」モードの有効化を参照してください。
拡張
このセクションでは、次の構成オプションについて情報を提供します。
- Crawl start date (compared against FileNet created data) - コネクターはこの日付以降に作成されたオブジェクトをクロールします。 日付は YYYY-MM-DD の形式で指定します (例: 2000-12-21)。 日付を指定しない場合、クロールが作成日によって制限されることはありません (すべてのオブジェクトがクロールされます)。
- Batch size - 単一バッチ (FileNet 照会) でフェッチするオブジェクトの数。 ゼロより大きくなければなりません。
- Honor marking sets - 有効にすると、コネクターは FileNet マーキング・セット・セキュリティーを受け入れます。
警告: マーキング・セット・セキュリティーを有効にすると、クロールおよびリフレッシュのパフォーマンスがかなりの影響を受けます。 マーキング・セット・セキュリティーを有効にすると、コネクターはクロール時にユーザー・グループを強制的に解決します。
- Maximum java heap size - Java ヒープの最大サイズ。 Java コマンドの -Xmx 引数と同じ形式を使用します。 例: 512m (512 メガバイトの場合)、2g (2 ギガバイトの場合)。 160m より少ない値は無視されます。
拡張 - ロギング
このセクションでは、次の構成オプションについて情報を提供します。
- Enable connector bootstrap logging - 有効にすると、コネクターは詳細な開始トレース・ロギングを生成します。 このオプションを有効にすると、パフォーマンスが低下します。
- Connector Logging Configuration - コネクターの Log4j 構成。デフォルト構成は、ERROR レベルのロギングを有効にします。トークン %LOGDIR% は、Watson Explorer Engine/tmp ディレクトリーへの絶対パスで置き換えられます。