管理エージェントを使用したスタンドアロン・ノードの管理

管理エージェントを 構成して、その管理エージェントに登録されたスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノードを 表示または変更することができます。 管理エージェントは、開発環境、単体テスト環境、サーバー・ファーム環境などでアプリケーション・サーバーを管理するための単一のインターフェースを提供します。

事前処理

WebSphere® Application Server 製品をインストールします。

このタスクの概要

管理エージェントは、例えば、開発環境、単体テスト環境、またはサーバー・ファーム環境内の複数のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノードを管理するための単一のインターフェースを提供します。 単一のインターフェースを使用して、アプリケーション・サーバーを管理することによって、すべてのアプリケーション・サーバーにおいて、管理サービス実行のオーバーヘッドが削減されます。

管理エージェントの管理コンソールを使用して、 管理エージェントを構成し、管理エージェントに登録されたノードのプロパティーを表示および変更することができます。

手順

  • 管理エージェント環境をセットアップします

    1 つの管理エージェント・プロファイルと、1 つ以上の スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイル (ノード と呼ばれます) を 同じコンピューター上に作成し、その後、それらのノード・プロファイルを 管理エージェントに登録します。

  • 必要に応じて、管理エージェントを開始および停止 します。
  • 管理エージェントのプロパティーを表示および変更します。
    1. 管理エージェントの管理コンソールのナビゲーションから、 「システム管理」 > 「管理エージェント」 をクリックします。
      • 必要に応じて、「構成」タブと「ランタイム」タブで管理エージェントのプロパティーを確認します。
      • オプションで、「構成」タブで「必要に応じてコンポーネントを開始 (Start components as needed)」を選択します。 「適用」をクリックし、 「OK」をクリックします。

        この設定を選択することで、 管理エージェント・コンポーネントがアプリケーションで必要とされる場合に動的に開始されます。

  • 管理エージェントに登録されたノードのプロパティーを表示および変更します。
    1. 「システム管理」 > 「管理エージェント」 > 「ノード」をクリックします。
      • 管理エージェントに登録されたノードを表示できます。
    2. 「システム管理」 > 「管理エージェント」 > 「ノード」 > node_nameをクリックします。

      このページは読み取り専用です。 ノードのプロパティーを変更するには、「追加プロパティー」の下のリンクをクリックします。

  • 管理エージェントからスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノードを登録抹消 します。

    管理エージェント環境で不要になったノードがある場合、または、 スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノード・プロファイルを削除 する場合は、ノードを登録抹消します。 ノードを登録抹消するには、deregisterNode コマンド を実行してください。

結果

完了したステップに応じて、 管理エージェントが構成されているか、または管理エージェントに登録されたノードのプロパティーが表示または変更されています。

次の作業

続けて管理エージェントから登録済みノードの管理が行えます。 さらに管理エージェントの構成を行うには、 管理エージェント・パネルの構成タブのリンクを使用します。 registerNode コマンドを使用して、ノードをさらに管理エージェントに登録できます。 deregisterNode コマンドを使用すると、管理エージェントからノードを登録抹消できます。