デプロイメント・マネージャー・ノードの名前変更

ノードの setupCmdLine ファイルの変更により、デプロイメント・マネージャー・ノードの名前を変更することができます。

事前処理

ノード構成も含めて、デプロイメント・マネージャー構成のバックアップを作成していることを確認してください。 詳しくは、backupConfig コマンドの資料を参照してください。

このタスクの概要

renameNode コマンドを使用して、管理対象ノードを 変更することができます。 ただし、rename コマンドは、デプロイメント・マネージャー構成内の ノード名情報は変更しません。 renameNode コマンドを使用してデプロイメント・マネージャー・ ノードを変更すると、デプロイメント・マネージャーは再始動しなくなります。 このタスクでは、 新しいノード名を参照するように setupCmdLine ファイルを変更することにより、 この問題を解決します。

手順

  1. デプロイメント・マネージャーを開始します。
  2. デプロイメント・マネージャー・プロファイル内の wsadmin スクリプト・ツールを開始します。
    詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始に関する資料を参照してください。
  3. 対話モードで renameNode コマンドを使用して、管理対象ノードの名前を変更します。
    • Jacl を使用:
      $AdminTask renameNode {-interactive}
    • Jython ストリングを使用:
      AdminTask.renameNode ('[-interactive]')
    • Jython リストを使用:
      AdminTask.renameNode (['-interactive'])
  4. 構成変更を保存します
    詳しくは、wsadmin ツールによる構成変更の保存に関する資料を参照してください。

    この時点で、renameNode コマンドは、管理対象ノードの名前を変更していますが、 デプロイメント・マネージャー・ノードの構成は変更していません。 したがって、デプロイメント・マネージャーは再始動しません。

  5. profile_root/deployment_manager_name/bin/setupCmdLine ファイル内の WAS_NODE 変数を変更して、新しい管理対象ノード名を参照するようにします。

結果

setupCmdLine ファイルの保存後、 デプロイメント・マネージャーが正常に開始されます。