Liberty サーバーをパッケージ化します。z/OS® ( .pax) 以外のすべてのプラットフォームで、デフォルトのアーカイブ・フォーマットは .zip です。 .jar を生成することもできます。
サーバー名を指定しない場合、defaultServer が使用されます。 server_name --archive パラメータを指定しない場合、 package_file_name には server_name の値が使用され、圧縮ファイルは ${server.output.dir} ディレクトリに作成されます。
ご使用の環境にとって正しいコマンドを選択します。

![分散: [AIX MacOS Linux Windows]](../ngdist.svg)
このコマンドを使用して、.zip アーカイブを生成します。
server package server_name --archive=package_file_name.zip --include=all
ここで、 package_file_name.zip は選択したファイル名です。 このファイル名には、絶対パス名を含めることができます。 フルパスが省略された場合、 ${server.output.dir}package_file_name.zip ディレクトリ内に圧縮ファイルが作成されます。

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このコマンドを使用して、.jar アーカイブを生成します。 .jar アーカイブの利点は、bin ディレクトリー内のスクリプトがそれらのアクセス権を保持しているため、パッケージをインストールした時に実行可能になることです。
server package server_name --archive=package_file_name.jar --include=all
ここで、package_file_name.jar は、選択したファイル名です。このアーカイブ・ファイルでの抽出オプションについて詳しくは、 Java アーカイブ・ファイルの抽出オプションを参照してください。
このコマンドで --include オプションを使用することもできます。 例えば、 --include=all オプションは、 ${WLP_USER_DIR} ディレクトリー内のランタイム・バイナリー・ファイルと関連ファイルをパッケージ化します。 --include=usr オプションは、 ${WLP_USER_DIR} ディレクトリー内の関連ファイルのみをパッケージ化し、圧縮ファイルからランタイム・バイナリー・ファイルを事実上除外します。
また、このコマンドで --server-root オプションを使用して、--archive オプションで指定されたファイル内に作成されるルート・フォルダーを指定することもできます。 デフォルトでは、ルート・フォルダーは /wlp です。 例えば、--server-root=MyRoot は、アーカイブ内にルート・フォルダー構造を /MyRoot として作成します。 --server-root コマンドとともに --include=usr オプションが使用されると、ルート・フォルダーは、デフォルト値の /wlp/usr/servers でなく /MyRoot/servers になります。
--include=usr オプションは、.jar のアーカイブ形式では無効です。
--include=minify オプションを使用する
場合、server コマンドは、ランタイム環境の
パートおよび ${WLP_USER_DIR} ディレクトリー内のファイル
のうち、サーバーの実行に必要なパートおよびファイルのみをパッケージ化します。 このオプションを使用すると、結果として作成されるアーカイブの
サイズは大幅に小さくなります。
minify 操作によって保持されるランタイム環境のパート
は、パッケージ化するサーバーに構成されているフィーチャーに基づきます。 サーバーの実行に必要なフィーチャーのみが保持され、
残りのフィーチャーは削除されます。 したがって、削除されたフィーチャーを後で使用可能にすることはできません。 例えば、servlet-3.0 フィーチャーのみが保持された場合、jpa-2.0 フィーチャーを後で使用可能にすることはできません。
構成が変更された場合は、minify 操作を繰り返して、
さらにアーカイブのサイズを減らすことができます。 ただし、 minify 操作のリバース操作はありません。そのため、削除された 1 つ以上のフィーチャーが後で必要になった場合は、完全な Liberty サーバーから再開する必要があります。
minify 操作の実行中、サーバーが一時的に起動され、関連するメッセージが表示されます。 この理由により、始動できないサーバーに --include=minify オプションを使用することはできませんが、--include=all オプションまたは --include=usr オプションを使用してサーバーをパッケージすることはできます。
--include=minify オプションと共に --os を使用することによって、
パッケージ化されたサーバーでサポートされるようにしたいオペレーティング・システムを指定できます。
例えば、 z/OS サポートを除去してサーバーをパッケージ化するには、次のコマンドを使用します。
server package --archive="nozos.zip" --include=minify --os=-z/OS
OS/400® サポートを保持しながら、 z/OS サポートを除去してサーバーをパッケージ化するには、次のコマンドを使用します。
server package --archive="small.zip" --include=minify --os=OS/400,-z/OS
Linux®のみをサポートするサーバーをパッケージ化するには、次のコマンドを使用します。
server package --archive="linux.zip" --include=minify --os=Linux
Liberty ランタイムをパッケージ化します。wlp ディレクトリーを含むが usr ディレクトリーを含まない、
ランタイム・アーカイブを作成します。 サーバー・パッケージの命名規則は、package_name.zip です。
例えば、CustomerPortalApp.zip のようにします。 ランタイム・アーカイブを作成するには、サーバー名を指定せず、 --include=wlp オプションを指定して package コマンドを実行します。
server package --include=wlp
パッケージ・ファイル名とターゲット・ロケーションを指定するには、
次の例のように --archive=package_path_name オプションを追加します。
server package --include=wlp --archive=c:\temp\myPackage.zip
有効なパッケージ名またはターゲット・ロケーションが --archive オプションを使用して指定されない場合、
このコマンドは wlp.zip ランタイム・アーカイブを $WLP_OUTPUT_DIR ロケーション (これは、デフォルトで ${wlp.install.dir}/usr/servers ディレクトリーです) に作成します。 ターゲット・ロケーションは、コマンドを実行する前に存在している必要があります。 したがって、ターゲット・ロケーションが c:\tempの場合、 C:\temp ディレクトリーが存在し、コマンドがアーカイブを C:\temp ディレクトリーに書き込むための書き込み権限を持っている必要があります。