属性とは、モニター・エージェントによって測定と報告が行われるアプリケーション・プロパティー (メモリー使用量やメッセージ ID など) です。
属性は、図表ビューとテーブル・ビューに表示されます。図表ビューとテーブル・ビューでは、モニター・エージェントから要求する属性値を指定するための照会を使用します。新しい照会の作成、既存の照会の変更、既存の照会に基づいてビューの内容や外観を定義するためのフィルターの適用やスタイルの設定には、照会エディターを使用します。
属性を使用して、オペレーティング・システム、データベース、アプリケーションの状態をモニターするためのシチュエーションを作成できます。シチュエーションでは、テストする条件を記述します。シチュエーションを開始すると、シチュエーション属性に割り当てた値と、Monitoring Agent for Windows OS が収集した値が Tivoli Enterprise Portal によって比較され、状態が合致した場合はイベント が登録されます。イベントに対するアラートは、ナビゲーターに表示されるインディケーター・アイコンによって示されます。
この章では、一部の属性を 2 回取り上げており、その場合には、2 回目の属性名の後に (Unicode) という指定を入れています。これらの Unicode 属性は、グローバル化されたデータにアクセスするために作成された属性です。
属性と属性グループの使用方法について詳しくは、「IBM Tivoli Monitoring ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
属性とは、管理対象オブジェクト (ノード) の特性です。例えば、ディスク名は、管理対象オブジェクトであるディスクの属性です。
属性を使用して、ご使用のネッ トワーク管理対象システムのパフォーマンスをモニターするシチュエーションを構築します。あるシチュエーションで選択した属性の値がしき い値設定を超えたとき、エージェントは、Tivoli Enterprise Portal コンソ ールにアラートを通知し、ユーザーに問題を通知します。