リモート・コンテキスト

SPL 成果物をリモート・ワークスペースに複製できるようにするため、ローカル・ワークスペース内の SPL プロジェクトはリモート・コンテキストを必要とします。SPL アプリケーションをビルドまたは実行する際、リモート・コンテキストを使用して SPL プロジェクト・リソースをリモート・システム上で見つけます。

リモート・コンテキストを定義する際に、SPL プロジェクトにディレクトリーを関連付けます。デフォルトでは、SPL プロジェクトのリモート・コンテキストは、その SPL プロジェクトと同じ名前を持つ、リモート・ワークスペース内のディレクトリーです。例えば、リモート・ワークスペースが /homes/userid1/remoteworkspace で、サンプル SPL プロジェクト「VMStat」をローカル・ワークスペースにインポートする場合、その SPL プロジェクトのデフォルト・リモート・コンテキストは /homes/userid1/remoteworkspace/VMStat となります。