Oracle Solaris オペレーティング・システム

Solaris グローバル・ゾーン・バックアップおよび非グローバル・ゾーン・バックアップ

Solaris グローバル・ゾーンでは、ファイル・システムが作成されたゾーン内の、ファイル・システムの増分バックアップと選択バックアップを実行します。

各非グローバル・ゾーンを、独自の IBM® Storage Protect ノード名を持ち、各ゾーン内からバックアップを実行する別個のシステムとして扱います。

グローバル・ゾーンから非グローバル・ゾーンの増分バックアップまたは選択バックアップを実行する場合、グローバル・ゾーン管理者は、非グローバル・ゾーン内のどのファイルをバックアップに含有または除外するかを決定する必要があります。 例えば、非グローバル・ゾーンのデバイス、システム、カーネル・ファイルは、バックアップから自動的に除外されませんが、これらはバックアップしてはなりません。 これらのファイルをリストアすると、非グローバル・ゾーンが使用できなくなる可能性があります。