メッセージ・ファイル削除 (DLTMSGF)

メッセージ・ファイル削除(DLTMSGF)コマンドでは,指定されたメッセージ・ファイルを,ファイルに記憶されているすべてのメッセージ記述を含めて,システムから削除します。このファイルを使用するメッセージが待ち行列上に存在する場合には,それらのメッセージにとって使用可能なメッセージ・テキストはありません。

制約事項:指定されたメッセージ・ファイルを削除するには,そのファイルに対するオブジェクト存在(*OBJEXIST)権限が必要です。弊社提供のメッセージ・ファイルであるQCPFMSG (IBM Iメッセージ用)およびライセンス・プログラム・メッセージ・ファイル(QRPGMSGなど)は削除できません(ただし,機密保護担当者によって認可された場合は別です)。

パラメーター

キーワード 記述 選択項目 ノーツ
MSGF メッセージ・ファイル 修飾オブジェクト名 必須, 定位置 1
修飾子 1: メッセージ・ファイル 総称名, 名前
修飾子 2: ライブラリー 名前, *LIBL, *CURLIB, *USRLIBL, *ALL, *ALLUSR

メッセージ・ファイル (MSGF)

削除する1つ以上メッセージ・ファイルを指定します。

これは必須パラメーターです。

修飾子1: メッセージ・ファイル

メッセージ・ファイル名
削除するメッセージ・ファイルの名前を指定してください。

完全なオブジェクト名が指定されて,複数のライブラリーが検索される場合には,ライブラリーに*ALLまたは*ALLUSRが指定されている場合にのみ,複数のオブジェクトを削除できます。

総称*メッセージ・ファイル名
削除するメッセージ・ファイルの総称名を指定します。総称名は1つ以上の文字の後にアスタリスク(*)を付けた文字ストリング(例えば,ABC*など)です。アスタリスクは,ゼロ個以上の有効な文字で置き換えられます。総称名は,ユーザーが権限をもち,総称接頭部で始まる名前をもつすべてのオブジェクトを指定します。総称(接頭部)名にアスタリスクが入っていない場合,システムはその名前を完全なオブジェクト名と見なします。総称名を指定した場合には,総称メッセージ・ファイル名と同じ接頭部の付いた名前を持つすべてのメッセージ・ファイルが削除されます。完全なオブジェクト名が指定されて,複数のライブラリーが検索される場合には,ライブラリーに*ALLまたは*ALLUSRが指定されている場合にのみ,複数のオブジェクトを削除できます。

修飾子2: ライブラリー

*LIBL
最初に一致するものが見つかるまで,現行スレッドのライブラリー・リスト内のすべてのライブラリーが検索されます。
*CURLIB
ジョブの現行ライブラリーが検索されます。ライブラリー・リストに現行ライブラリーが存在しない場合には,ライブラリーQGPLが使用されます。
*USRLIBL
現行ライブラリー項目が現行スレッドのライブラリー・リストに存在する場合には,現行ライブラリーおよびライブラリー・リストのユーザー部分にあるライブラリーが検索されます。現行ライブラリー項目がない場合には,ライブラリー・リストのユーザー部分にあるライブラリーが検索されます。
*ALL
システムにあるすべてのライブラリー(QSYSを含む)が検索されます。
*ALLUSR
すべてのユーザー・ライブラリーが検索されます。次のものを除き,英字Qで始まらない名前のすべてのライブラリーが検索されます。

#CGULIB     #DSULIB     #SEULIB
#COBLIB     #RPGLIB
#DFULIB     #SDALIB

次のQXXXライブラリーは弊社提供のものですが,一般的に,これらにはよく変更されるユーザー・データが入ります。したがって,これらのライブラリーは「ユーザー・ライブラリー」と見なされ,検索されます。

QDSNX       QRCLXXXXX   QUSRDIRDB   QUSRVI
QGPL        QSRVAGT     QUSRIJS     QUSRVXRXMX
QGPL38      QSYS2       QUSRINFSKR
QMGTC       QSYS2XXXXX  QUSRNOTES
QMGTC2      QS36F       QUSROND
QMPGDATA    QUSER38     QUSRPOSGS
QMQMDATA    QUSRADSM    QUSRPOSSA
QMQMPROC    QUSRBRM     QUSRPYMSVR
QPFRDATA    QUSRDIRCF   QUSRRDARS
QRCL        QUSRDIRCL   QUSRSYS

  1. 'XXXXX'は1次補助記憶域プール(ASP)の番号です。
  2. 前のリリースのCLプログラム内でコンパイルされるユーザー・コマンドを入れるために,弊社がサポートする前の各リリース用にQUSRVXRXMXの形式の別のライブラリー名を作成することができます。QUSRVXRXMXユーザー・ライブラリーのVXRXMXは弊社が引き続きサポートしている前のリリースのバージョン,リリース,およびモディフィケーション・レベルです。
ライブラリー名
検索するライブラリーを指定してください。

DLTMSGF   MSGF(INV)

このコマンドは,INVという名前のメッセージ・ファイルを削除します。INVに保管されているすべてのメッセージ記述も除去されます。

エラー・メッセージ

*ESCAPE メッセージ

CPF2105
&2に,タイプ*&3のオブジェクト&1が見つからない。
CPF2110
ライブラリー&1が見つかりません。
CPF2113
ライブラリー&1を割り振ることができない。
CPF2114
&2のオブジェクト&1タイプ*&3を割り振ることができない。
CPF2117
タイプ*&3の&4個のオブジェクトが削除され,&5個のオブジェクトが削除されなかった。
CPF2182
ライブラリー&1は認可されていない。
CPF2189
&2のオブジェクト&1タイプ*&3に対する権限がありません。