圧縮されたファイルを展開する (uncompress コマンドと unpack コマンド)

uncompress コマンドと unpack コマンドを使用して、圧縮されたファイルを展開できます。

uncompress コマンドを使用してファイルを展開する

uncompress コマンドを使用して、 compress コマンドによって圧縮された元のファイルをリストアします。 File 変数によって指定された各圧縮ファイルは、展開されたコピーによって削除されて置き換えられます。 展開されたファイルは、圧縮バージョンと名前が同じになりますが、拡張子 .Z は付きません。 展開されたファイルは、元のファイルと同じ所有権、モード、アクセス時刻、修正時刻を持っています。 ファイルを指定しないと、標準入力が標準出力に拡張されます。

zcat コマンドは、uncompress コマンドに似ていますが、展開出力を常に標準出力に書き出します。

例えば、foo ファイルの圧縮を解除するには、次のように入力します。
uncompress foo
unpack コマンドを使用してファイルを展開する

pack コマンドによって作成されたファイルを展開するには、 unpack コマンドを使用します。 指定された各ファイルについて、unpack コマンドは File.z というファイルを探します。 そのファイルがパック・ファイルであれば、unpack コマンドはそれを展開されたもので置き換えます。 unpack コマンドは、 Fileから .z 接尾部を除去して、新規ファイルの名前を変更します。 新しいファイルは、元のパック・ファイルとアクセス・モード、アクセス日付、修正日付、所有者が同じになります。

unpack コマンドは、.z で終わるファイルに対してのみ作動します。 結果として、.z で終わっていないファイル名を指定すると、unpack コマンドは接尾部を追加し、ディレクトリーでその接尾部を持つファイル名を検索します。

終了値は、unpack コマンドがアンパックできなかったファイル数です。 以下のいずれかの状態では、ファイルをアンパックすることはできません。

  • ファイル名 (.z を除いた) が 253 バイトを超えている。
  • ファイルがオープンできない。
  • ファイルがパックされたファイルではない。
  • アンパックされたファイルと同じ名前のファイルが既に存在している。
  • アンパックされたファイルが作成できない。
    注 : アンパックしているファイルがリンクされている場合、 unpack コマンドは、警告を標準エラーに書き出します。 新しいアンパック・ファイルは、i ノード (INDEX ノード) 番号が、作成の元となったパック・ファイルとは異なります。 ただし、パック・ファイルの元の i ノード番号にリンクされているファイルが他にあれば、それはすべて存在し続け、パックされたままです。
例えば、パック・ファイル chap1.zchap2.z をアンパックするには、次のように入力します。
unpack chap1.z chap2
これにより、パック・ファイル chap1.z および chap2.zが展開され、 chap1 および chap2という名前のファイルに置き換えられます。
注: unpack コマンドには、 .z 接尾部を付けても付けなくても、ファイル名を指定することができます。