サポートされているアダプター

EtherChannel および IEEE 802.3ad リンク集約は、 IBM® Power Systems Peripheral Component Interconnect-X (PCI-X) および PCI Express (PCIe) イーサネット・アダプターでサポートされます。

その他の考慮事項は、次のとおりです。
  • 仮想 I/O Ethernet アダプター
    仮想入出力イーサネット・アダプターがサポートされるのは、以下の 2 つのイーサチャネル構成のみです。
    • 1 次の仮想入出力イーサネット・アダプターが 1 つと、バックアップの仮想入出力イーサネット・アダプターが 1 つ。 この構成では、「Internet Address to Ping (ping するインターネット・アドレス)」属性を使用可能にして、イーサチャネルがリモート接続の障害を検出できるようにする必要があります。 Virtual I/O Server (VIOS) 2.2.3.0以降、および AIX® バージョン 7.1 (テクノロジー・レベル 3 以降適用) の場合、仮想イーサネット・デバイスの poll_uplink 属性を yesに設定することにより、仮想イーサネット・アップリンク状況機能を使用して、サービス提供 VIOS または共用イーサネット・アダプター (SEA) 障害を検出できます。
    • 1 次のサポートされた物理イーサネット・アダプターが 1 つと、バックアップの仮想入出力イーサネット・アダプターが 1 つ。 この構成では、「Internet Address to Ping (ping するインターネット・アドレス)」属性を使用可能にして、イーサチャネルがリモート接続の障害を検出できるようにする必要があります。
  • ホスト・イーサネット・アダプター (HEA) (Host Ethernet Adapter (HEA))

    HEA 論理ポートは、イーサチャネル内のすべてのアダプターが HEA 論理ポートである場合には、イーサチャネルの下でサポートされます。 専用 HEA ポートに対しては、PCI/PCI-E アダプター付きのリンク集約がサポートされます。 さらに、バックアップ・アダプターとして PCI/PCI-E および仮想イーサネット・アダプターもサポートされます (基本アダプターに HEA が含まれる場合)。

    1 つのイーサチャネルで複数の HEA 論理ポートを基本アダプターとして使用する場合は、HEA 論理ポートに関連付けられた物理ポートも、イーサネット・スイッチで 1 つのイーサチャネルに入れる必要があります。 したがって、同じ HEA 物理ポートが関連付けられた HEA 論理ポートを使用するすべての区画も、1 つのイーサチャネルに入れる必要があります。

    例えば、区画 1 が次のように構成されているとします。
    • 1 つの論理 HEA ポートに物理 HEA ポート 0 が関連付けられている。
    • 1 つの論理 HEA ポートに物理 HEA ポート 1 が関連付けられている。
    • 上記の論理 HEA ポートを使用して 1 つのイーサチャネルが作成されている。

    同じシステム上の別の区画が、物理 HEA ポート 0 または物理 HEA ポート 1 が関連付けられた論理 HEA ポートを使用する必要がある場合、その別の区画用に両方の論理 HEA ポートにまたがるイーサチャネルを作成する必要があります (構成は区画 1 と同様)。 これらの論理 HEA ポートのいずれかを別の区画でスタンドアロン・ポートとして使用しようとすると、パケットが正しい論理 HEA ポートに送信されないために接続の問題が生じる可能性があります。

    ネットワーク・インターフェース・バックアップ構成 (1 つの基本アダプターと 1 つのバックアップ・アダプター) で論理 HEA ポートを使用する場合は、物理 HEA ポートがイーサネット・スイッチ上で固有の構成を必要としないため、この制限は存在しません。
    注: 物理 HEA ポートからの論理ポートが LACP 集約 (802.3ad) の一部として構成されている場合、それらの物理ポートはその LPAR 専用でなければなりません。 HMC では、ポートがその他の LPAR に割り当てられなくなることはありませんが、この構成はサポートされません。
  • Fibre Channel over Ethernet コンバージド・ネットワーク・アダプター

    共用ポート (イーサネットおよびファイバー・チャネル・トラフィックの両方に使用されるポート) およびその他のサポートされるアダプターの間のリンク集約がサポートされるのは、共用ポートに接続されているスイッチがファイバー・チャネル・トラフィックに影響を与えずにリンク集約をサポートできる場合のみです。

  • Single Root I/O Virtualization (SR-IOV) アダプター
    SR-IOV 論理ポートを使用したリンク集約は、以下のいずれかの方法で着手できます。
    • IEEE 802.3ad リンク集約 (Link Aggregation Control Protocol (LACP) とも呼ばれる)
    • ネットワーク・インターフェース・バックアップ (NIB)
    • LACP と NIB の両方

    単一ポートよりも大きな帯域幅が必要なネットワーク・アプリケーションでは、IEEE 802.3ad リンク集約を使用して、複数の SR-IOV 論理ポートを集約できます。 物理ポート用に構成される論理ポートは、IEEE 802.3ad リンク集約を使用して集約される SR-IOV 論理ポートのみでなければなりません。 同じ物理ポート (複数の SR-IOV 論理ポートのいずれかが IEEE 802.3ad リンク集約構成の一部になるよう構成されている) 用に構成される複数の SR-IOV 論理ポートは、複数の LACP パートナーが物理ポートを介して通信している可能性があるため、スイッチで正しく管理されない場合があります。 IEEE 802.3ad リンク集約構成内の SR-IOV 論理ポートと同じ物理ポート上で 2 つ目の SR-IOV 論理ポートが構成されないようにするには、論理ポートの構成時に論理ポートの容量値を 100 (100%) に設定する必要があります。

    単一のネットワーク障害に対する保護とともに単一ポートよりも小さい帯域幅が必要なネットワーク・アプリケーションの場合、SR-IOV 論理ポートを NIB 構成の一部にすることができます。 SR-IOV 論理ポートが、NIB 構成内の 1 次アダプターまたはバックアップ・アダプターのどちらかとして構成されている場合、物理ポートを他の SR-IOV 論理ポートで共有することができます。 この構成では、「ping するインターネット・アドレス」属性を使用可能にして、リモート接続の障害を検出することができます。 SR-IOV 論理ポートは、別の SR-IOV 論理ポートの 1 次アダプターまたはバックアップ・アダプター、仮想イーサネット・アダプター、あるいは物理アダプター・ポートのいずれにもすることができます。

新しいアダプターに関する追加リリース情報については、ご使用の AIXのレベルに対応する「 AIX リリース・ノート」を参照してください。

Important: 同じ EtherChannel, 内で異なる速度のアダプタを混在させることは、たとえそのうちの 1 つがバックアップ アダプタとして動作しているとしても、サポートされていません。 ただし、この種の構成が作動しないという意味ではありません。 さまざまなスピードが混在するシナリオであっても、イーサチャネル・ドライバーは、妥当な作業をすべて試行します。