ファイルを圧縮する (compress コマンドおよび pack コマンド)

compress コマンドと pack コマンドを使用して、保管用にファイルを圧縮できます。

uncompress コマンドと unpack コマンドを使用して、復元したファイルを展開できます。

ファイルの圧縮や展開のプロセスには時間がかかりますが、ファイルが圧縮された後は、データがバックアップ・メディア上で使用するスペースが少なくなります。

ファイルシステムを圧縮するには、次の方式のいずれかを使用します。

  • -p フラグは、 backup コマンドで使用します。
  • compress または pack コマンドを使用します。

ファイルを圧縮することには、以下の利点があります。

  • ネットワークを通じてファイルを送信する前にファイルを圧縮して、費用と時間を節約する。
  • ストレージを節約し、システム・リソースをアーカイブする。
    • バックアップをとる前にファイルシステムを圧縮し、テープ・スペースを節約する。
    • 夜間に実行するシェル・スクリプトによって作成されたログ・ファイルを圧縮する。スクリプトの終了前に、ファイルの圧縮を設定するのは簡単です。
    • 現在アクセスされていないファイルを圧縮する。 例えば、長期不在のユーザーのファイルを圧縮して、tar アーカイブとしてディスクまたはテープに置いて、後で復元できます。
注:
  • ファイルの圧縮中に、compress コマンドがファイルシステムのワークスペースを使い果たしてしまうことがあります。 コマンドは、非圧縮ファイルを削除する前に、圧縮ファイルを作成するので、ファイルの合計サイズの約 50% 増しのスペースを必要とします。
  • ファイルが既に圧縮されている場合は、そのファイルを圧縮しようとしても失敗します。 compress コマンドがファイル・サイズを小さくできないときは、コマンドは失敗に終わります。

戻り値の詳細については、 compress コマンドを参照してください。ただし、通常、ファイルの圧縮時に発生する問題は、以下のように要約できます。

  • ファイルの圧縮中に、コマンドがファイルシステムのワークスペースを使い尽くしてしまうことがあります。 compress コマンドは、圧縮前のファイルを削除する前に圧縮ファイルを作成するため、ファイルのサイズの 50% から 100% の余分のスペースが必要になります。
  • ファイルが既に圧縮されている場合は、そのファイルを圧縮しようとしても失敗します。 compress コマンドでファイル・サイズを小さくできないときは、圧縮は失敗します。