sockthresh および strthresh しきい値チューニング・オプション

sockthresh および strthresh チューニング・オプションは、新しいソケットや TCP 接続のオープン、または新しいストリーム・リソースの作成を制限するための上限しきい値です。 これによってバッファー・リソースが使用不可になることを防ぎ、既存のセッションや接続が 処理を継続するためのリソースを必ず持てるようにします。

sockthresh チューニング・オプションは、メモリー使用量を制限します。 新しいソケット接続が、sockthresh チューニング・オプションの値を超えることはできません。 sockthresh チューニング・オプションのデフォルト値は 85% で、割り当てられた合計メモリー量が thewall または maxmbuf チューニング・オプションの値の 85% に達した場合、これ以上新しいソケット接続を持つことはできません。これは、バッファーの使用量が 85% 未満になるまで、socket() および socketpair() システム・コールの戻り値が ENOBUFS になることを意味します。

同様に、strthresh チューニング・オプションは、 ストリーム・リソースのための mbuf メモリーの使用量を制限します。strthresh チューニング・オプションのデフォルト値は、85% です。 async および TTY サブシステムは、ストリーム環境で実行されます。 strthresh チューニング・オプションは、合計割り当てメモリー量が thewall チューニング・オプションの 85% に達した場合に、それ以上のメモリーがストリーム・リソースに行かないように指定します。これは、ストリームのオープン、モジュールのプッシュ、またはストリーム・デバイスへの書き込みのためのストリーム・コールの戻り値が ENOSR であることを意味します。

sockthresh および strthresh しきい値は、no コマンドを使用してチューニングできます。