移行済みワークロードのデフォルト・スケジューラー処理
プロセスとスレッドの間の分割は、既存のプログラムからは隠されています。
事実、以前のリリースのオペレーティング・システムから直接マイグレーションされたワークロードは、いつも行っていたとおりにプロセスを作成します。 各新規プロセスは、他のプロセスのスレッドと CPU を求めて競合する単一スレッド (初期スレッド) と一緒に作成されます。
初期スレッドのデフォルト属性は、新しいスケジューラー・アルゴリズムとともに、 未変更のワークロードに対するシステム・ダイナミックスの変更を最小にします。
優先順位は、nice コマンドと renice コマンド、および setpri() システム・コールと setpriority() システム・コールによって、 従来どおり取り扱うことができます。 スケジューラーは、所定のスレッドに、優先順位が同じかそれより高い、 次にディスパッチ可能なスレッドに制御を渡すように強制する前に、そのスレッドに 1 タイム・スライス (通常 10 ミリ秒) 間だけ実行を許可します。 詳しくは、マイクロプロセッサーのコンテンションの制御を参照してください。