壊れたブート・イメージの再作成

以下の手順では、壊れたブート・イメージを識別し、再作成する方法について説明します。

マシンが現在稼働中で、かつブート・イメージが壊れているか、削除されていることが分かっている場合 は、root 権限で bosboot コマンドを実行してブート・イメージを再作成します。

重要: ブート・イメージが壊れている可能性がある場合は、 絶対にシステムをリブートしないでください。

以下の手順では、ブート・イメージが壊れているために、システムが正しくリブートされていないものとします。 可能な場合は、 ワークロードに一番影響がでないときにダウン時間をスケジューリングすることによって、システムのデータや機能が失われないように保護します。

ここで解説する情報は AIX® の特定バージョンを使用してテストされたものです。したがって、その内容は使用される AIX のバージョンおよびレベルによってかなり異なることがあります。

  1. 適切なドライブに製品メディアを挿入します。
  2. システムにある手順に従って、マシンの電源をオンにします。
  3. 「システム管理サービス」メニューから「Multiboot (マルチブート)」を選択します。
  4. 次の画面から、「Install From (インストール元)」を選択します。
  5. 製品メディアを保持しているデバイスを選択し、次に「インストール」を選択します。
  6. AIX バージョンのアイコンを選択します。
  7. インストールに使用するモードを選択するまでは、オンライン手順に従います。 その時、「Start Maintenance Mode for System Recovery (システム・リカバリー用保守モードの開始)」を 選択します。
  8. 「Access a Root Volume Group (ルート・ボリューム・グループにアクセス)」を選択します。
  9. 「Access this Volume Group and start a shell (このボリューム・グループにアクセスし、シェルを開始)」 を選択するまでは、オンライン手順に従います。
  10. bosboot コマンドを使用して ブート・イメージを再作成します。 次に例を示します。
    bosboot -a -d /dev/hdisk0
    コマンドが失敗して次のメッセージが表示されたら、
    0301-165 bosboot: WARNING! bosboot failed - do not attempt to boot device.
    次のどちらかの方法で問題の解決を試みてから、ブート・イメージの作成に成功するまで、再度 bosboot コマンドを実行します。
    • デフォルトのブート論理ボリューム (hd5) を削除してから、新規 hd5 を作成する。

    または

    • ハード・ディスクに診断プログラムを実行する。 必要ならば、修復または置き換えを行う。
    bosboot コマンドの失敗が続く場合は、カスタマー・サポート担当者に連絡してください。
    重要: ブート・イメージの作成中に bosboot コマンドが失敗する場合は、マシンをリブートしないでください。
  11. bosboot コマンドが成功したら、reboot コマンドを使用してシステムをリブートします。