dms コマンド

目的

データ・サーバー上で AIX® ネットワーク・データ管理機能 (NDAF) を操作します。

構文

dms [param=val]

説明

dms コマンドは、対応するパラメーターを使用して、NDAF ドメイン内のデータ・サーバー上にデフォルトのディレクトリー、タイムアウト値、ロギングのレベル、使用するセキュリティー・メソッド、Kerberos keytab パス、Kerberos プリンシパル、および通信ポートを設定します。

パラメーター

dms コマンドは、以下のオプション・パラメーター値を 1 つ以上とります。

項目 説明
[-rpc_timeout=val] RPC 接続または呼び出しのタイムアウトを設定します。デフォルトは 300 秒です。
[-log_level=val] ログ・ファイルに対するロギングのレベルを設定します。デフォルトは notice (通知) です。使用可能な値は次のとおりです。
  • critical (クリティカル)
  • error (エラー)
  • warning (警告)
  • notice (通知)
  • information (情報)
[-security=val] 使用するセキュリティー・メソッドのタイプを設定します。 デフォルトは krb5 です。次の値があります。
auth_sys
uid/gid 認証用
krb5
Kerberos 認証用
krb5i
Kerberos 保全性認証用
krb5p
Kerberos プライバシー認証用
[-krb5_principal=val] kinit に使用する Kerberos プリンシパルを設定します。
[-serv_port=val] dmadm RPC を待機する dms ポートを設定します。 デフォルト値は 28001 です。
[-serv_serv_port=val] dms RPC を待機する dms ポートを設定します。 デフォルト値は 28003 です。
[-ndaf_dir=val] NDAF のベース・ディレクトリーを設定します。 このディレクトリーには、デフォルトのデータベース、ログ、およびセル用、dset 用、レプリカ用のディレクトリーが含まれます。 ベース・ディレクトリーのデフォルトは /var/dmf です。 その他のデフォルトには、次のディレクトリーがあります。
  • ${ndaf_dir}/log (ログ用)
  • ${ndaf_dir}/server (データ・サーバー・データベース用)
  • ${ndaf_dir}/dsets (dset 用、-ndaf_dataset_default パラメーターが設定されていない場合)
  • ${ndaf_dir}/replicas (レプリカ用、-ndaf_replica_default パラメーターが設定されていない場合)
注: 少なくとも、-ndaf_dataset_default パラメーターと -ndaf_replica_default パラメーター、または -ndaf_dir パラメーターが設定されている必要があります。 データ・セットおよびレプリカを保管するために指定されたディレクトリーが入っているファイルシステムにおいて、セル、データ・セット、およびレプリカの作成が、dms_enable_fs コマンドを使用して使用可能にされている必要があります。
[-ndaf_dataset_default=val] dset 用のデフォルト・ディレクトリーを設定します。
注: 少なくとも、-ndaf_dataset_default パラメーターと -ndaf_replica_default パラメーター、または -ndaf_dir パラメーターが設定されている必要があります。 データ・セットおよびレプリカを保管するために指定されたディレクトリーが入っているファイルシステムにおいて、セル、データ・セット、およびレプリカの作成が、dms_enable_fs コマンドを使用して使用可能にされている必要があります。
[-ndaf_replica_default=val] レプリカ用のデフォルト・ディレクトリーを設定します。
注: 少なくとも、-ndaf_dataset_default パラメーターと -ndaf_replica_default パラメーター、または -ndaf_dir パラメーターが設定されている必要があります。 データ・セットおよびレプリカを保管するために指定されたディレクトリーが入っているファイルシステムにおいて、セル、データ・セット、およびレプリカの作成が、dms_enable_fs コマンドを使用して使用可能にされている必要があります。
[-ndaf_log_dir=val] ログ・ファイルのディレクトリーを設定します。デフォルトでは、${ndaf_dir}/log に設定されています。
[-krb5_keytab=val] Kerberos keytab パスを示します。 このパラメーターを指定せず、かつシステム・リソース・コントローラー (SRC) を使用していない場合、keytab は KRB5_KTNAME 環境変数によって定義されます。KRB5_KTNAME 変数が設定されていない場合は、デフォルトとして /etc/krb5/krb5.conf ファイルに指定されたとおりに keytab が定義されます。このパラメーターを指定せず、SRC を使用している場合、keytab は常に /etc/krb5/krb5.conf ファイルに指定されたデフォルトとなります。
[-admin_cb_port=val] dms RPC コールバックを待機する dmadm ポートを設定します。 デフォルトは 28002 です。

終了状況

項目 説明
0 コマンドは正常に完了しました。
>0 エラーが発生しました。

  1. SRC を使用し、NDAF ファイルに /ndaf_fs ディレクトリーを指定して dms コマンドを開始するには、次のように入力します。
    startsrc –a "-ndaf_dir=/ndaf_fs" –s dms
  2. SRC を使用し、NDAF ファイルの /ndaf_fs ディレクトリーと auth_sys のセキュリティー値を指定して dms コマンドを開始するには、次のように入力します。
    startsrc -a "-ndaf_dir=/ndaf_fs ¥
    	-security=auth_sys" -s dms
    

位置

/usr/sbin/dms