比率統計: 統計
- 中心傾向
- 中心傾向の測度は、比率の分布を示す統計量です。
- 中央値
- この値よりも小さい比率の数と、この値よりも大きい比率の数が同じになります。
- 平均値
- 比率の合計を比率の総数で割った値です。
- 重み付き平均値
- 分子の平均値を分母の平均値で割った値です。 重み付き平均値は、分母で重みを付けた比率の平均値にもなります。
- PRB の信頼区間および中心傾向の測定値
- PRB の信頼区間、平均値、中央値、および重み付き平均値を表示します (要求された場合)。 信頼水準として、0 以上 100 未満の値を指定してください。 デフォルトの設定は 95% です。
- 散らばり
- 以下の各統計は、観測値での変動量 (散布度) を測定します。
- AAD
- 平均絶対偏差は、中央値の比率の絶対偏差合計を比率の総数で割った値です。
- COD
- 散らばり係数は、平均絶対偏差を中央値のパーセントで表した値です。
- COV
- 変動係数。 中央値中心化の変動係数は、中央値からの偏差の平方平方根を中央値のパーセントで表した値です。 平均値中心化の変動係数は、標準偏差を平均値のパーセントで表した値です。
- PRB
- 価格関連バイアス。 価格に対する評価額の比率が、系統的に価格が高い資産ほど高いか低いかを示す指標。 価値の代理測定値 (販売額と、評価額と中央値比との比との平均として計算されます) の、底を 2 とする対数を説明変数として、中央値比からの評価比のパーセントの差分を回帰します。 価値が 100 パーセント変化した場合の評価比の変化率が得られます。
価格関連のバイアスの概要については、以下の概要ビデオを参照してください。
- PRD
- 価格関連格差 (回帰指数とも呼ばれます) は、平均値を加重平均で割った値です。
- 標準偏差
- 標準偏差は、平均値の比率の平方偏差合計を、比率の総数から 1 を引いた数で割り、正の平方根を取った値です。
- 範囲
- 範囲とは、最大比から最小比を引いた値のことです。
- 最小
- 最小値とは、最小比のことです。
- 最大
- 最大値とは、最大比のことです。
- 濃度インデックス
- 集中係数は、区間に入る比率を百分率で測定します。 この値は、以下の 2 つの方法で計算することができます。
- 比率間
- 区間の最小値と最大値を指定することにより、区間が明示的に定義されます。 最小値の比率と最大値の比率を入力し、「追加」をクリックして区間を取得します。
- 中央値のパーセント内
- 中央値のパーセントを指定することにより、区間が暗黙的に定義されます。 0 から 100 までの値を入力して、「追加」をクリックします。 区間の下限は「(1 – 0.01 × 値) × 中央値」で算出され、上限は「(1 + 0.01 × 値) × 中央値」で算出されます。
比率統計の統計量を取得するには
この機能には Statistics Base オプションが必要です。
- メニューから次の項目を選択します。
- 「比率統計量」ダイアログ・ボックスで、「統計」をクリックします。
- 必要な統計を選択します。