ライセンス・キーのアップロード

ライセンス・キーにより、 IBM® QRadar® 製品とフィーチャーに対するライセンス、およびイベントとフローを処理するためのシステム・キャパシティーが決まります。

始める前に

新しいライセンス・キーまたは更新されたライセンス・キーの取得について支援が必要な場合は、営業担当員にお問い合わせください。

このタスクについて

以下のタスクを実行するときには、ライセンス・キーをアップロードする必要があります。
  • 有効期限が切れた QRadar コンソール・ライセンスの更新
  • 1 秒あたりのイベント数 (EPS) または 1 分あたりのフロー数 (FPM) の制限の引き上げ
  • デプロイメントへの IBM QRadar Vulnerability Manager などの QRadar 製品の追加

QRadar V7.3.0以降、 イベント・プロセッサー または Flow Processor をデプロイメントに追加するときに、新規ライセンスをアップロードする必要はありません。 イベント・プロセッサーおよびフロー・プロセッサーには無期限のアプライアンス・ライセンスが自動的に割り当てられるため、ライセンス・プールからアプライアンスに EPS または FPM を割り振ることができます。

QRadar V7.3.2以降、デプロイメントの全体的なイベントしきい値またはフローしきい値を増やす必要がある場合に、既存のコンソールまたは他の管理対象ホスト・ライセンスを置き換える代わりに、スタック可能な EPS/ フロー増分を取得できるようになりました。 ライセンスがアップロードされてデプロイされた後、イベント/フローのキャパシティーは「ライセンス・プール管理」を使用して再割り振りできます。

QRadar Console のライセンス・キーの有効期限が切れると、ログオン時に「 システムおよびライセンス管理 」ウィンドウが自動的に表示されます。 操作を続行するには、ライセンス・キーをアップロードする必要があります。

管理対象ホスト・システムでライセンス・キーの有効期限が切れている場合は、ログイン時に、管理対象ホスト・システムで新しいライセンス・キーが必要であることを通知するメッセージが表示されます。 「システムおよびライセンス管理」ウィンドウを使用して、ライセンス・キーを更新します。 ライセンス・プールが割り振り制限を超えていない場合は、有効期限が切れたキーを削除し、ライセンス・プールから管理対象ホストに EPS または FPM を割り振ります。

手順

  1. ナビゲーション・メニュー ( ナビゲーション・メニュー・アイコン ) で、 「管理」をクリックします。
  2. 「システム構成」 セクションで、 「システムおよびライセンス管理」をクリックします。
  3. ツールバーで、 「ライセンスのアップロード」をクリックします。
  4. ダイアログ・ボックスで、 「ファイルの選択」をクリックします。
  5. ライセンス・キーを選択して、 「開く」をクリックします。
  6. 「アップロード」をクリックし、 「確認」をクリックします。

結果

ライセンスが QRadar Console にアップロードされ、 「システムおよびライセンス管理」 ウィンドウに表示されます。

デフォルトでは、ほとんどのライセンスは QRadar ホストに即時に割り振られません。 ただし、システムはすべての QRadar Vulnerability ManagerQRadar Risk Manager、および QRadar Incident Forensics キーを QRadar コンソールに自動的に割り振ります。

注: イベントおよびフローの容量を増やす増分ライセンスは、自動的にコンソールに割り振られます。

次に実行するタスク

ライセンスをシステムに割り振ります