QRadar でのポートの使用状況

IBM® QRadar® のサービスおよびコンポーネントがネットワークでの通信に使用する共通のポートのリストを示します。 このポートのリストを使用すると、ネットワークで開く必要があるポートを判別できます。 例えば、QRadar コンソールがリモートのイベント・プロセッサーと通信するために開く必要があるポートを判別できます。

WinCollect リモート・ポーリング

WinCollect エージェントがリモート側から他の Microsoft Windows オペレーティング・システムをポーリングする場合は、追加のポート割り当てが必要になることがあります。

詳しくは、IBM QRadar WinCollect の「ユーザー・ガイド」を参照してください。

QRadar の listen ポート

LISTEN 状態で開かれる QRadar ポートを以下の表に示します。 LISTEN ポートが有効になるのは、ご使用のシステムで iptables が有効になっている場合のみです。 特記しない限り、割り当て済みポート番号に関する情報はすべての QRadar 製品に該当します。
表 1. QRadar サービスおよびコンポーネントが使用する listen ポート
ポート 説明 Protocol 方向 要件
22 SSH TCP QRadar コンソールから他のすべてのコンポーネントへの双方向通信。 リモート管理アクセス。

リモート・システムを管理対象ホストとして追加。

ログ・ファイル・プロトコルなど、外部デバイスからファイルを取得するためのログ・ソース・プロトコル。

コマンド・ライン・インターフェースを使用してデスクトップからコンソールへの通信を行うユーザー。

高可用性 (HA)。

25 SMTP TCP すべての管理対象ホストから SMTP ゲートウェイへの通信。 QRadar から SMTP ゲートウェイへの E メール。

管理用 E メール連絡先に対するエラー E メール・メッセージと警告 E メール・メッセージの配信。

111 およびランダム生成ポート ポートマッパー TCP/UDP QRadar コンソール と通信する管理対象ホスト (MH)。

QRadar コンソールに接続するユーザー。

ネットワーク・ファイル・システム (NFS) などの必須サービス用のリモート・プロシージャー・コール (RPC)。
123 Network Time Protocol (NTP) UDP

QRadar コンソールから NTP サーバーへのアウトバウンド通信

MH から QRadar コンソールへのアウトバウンド通信

Chrony 経由での次の間の時刻の同期:

  • QRadar コンソールと NTP サーバー
  • QRadar 管理対象ホストと QRadar コンソール
135 と、RPC 呼び出しの場合に動的に割り当てられる 1024 よりも上のポート番号。 DCOM TCP WinCollect エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter エージェントのいずれかを使用する QQRadar コンソール・コンポーネントまたは IBM QRadar イベント・コレクターと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムの間での双方向トラフィック。

このトラフィックは、WinCollect、Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter によって生成されます。
注: DCOM は通常、ランダムなポート範囲を通信用に割り振ります。 特定のポートを使用するように Microsoft Windows 製品を構成することができます。 詳しくは、Microsoft Windows の資料を参照してください。
137 Windows NetBIOS ネーム・サービス UDP WinCollect エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter エージェントのいずれかを使用する QRadar コンソール・コンポーネントまたは QRadar イベント・コレクター と、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムの間での双方向トラフィック。

このトラフィックは、WinCollect、Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter によって生成されます。
138 Windows NetBIOS データグラム・サービス UDP WinCollect エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter エージェントのいずれかを使用する QRadar コンソール・コンポーネントまたは QRadar イベント・コレクター と、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムの間での双方向トラフィック。

このトラフィックは、WinCollect、Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter によって生成されます。
139 Windows NetBIOS セッション・サービス TCP WinCollect エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter エージェントのいずれかを使用する QRadar コンソール・コンポーネントまたは QRadar イベント・コレクター と、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムの間での双方向トラフィック。

このトラフィックは、WinCollect、Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter によって生成されます。
162 NetSNMP UDP QRadar コンソールに接続する QRadar の管理対象ホスト。

外部ログ・ソースからQRadar イベント・コレクター

外部のログ・ソースからの通信 (v1、v2c、および v3) を listen する NetSNMP デーモン用の UDP ポート。 このポートは、SNMP エージェントが有効な場合にのみ開かれます。
199 NetSNMP TCP QRadar コンソールに接続する QRadar の管理対象ホスト。

外部ログ・ソースからQRadar イベント・コレクター

外部のログ・ソースからの通信 (v1、v2c、および v3) を listen する NetSNMP デーモン用の TCP ポート。 このポートは、SNMP エージェントが有効な場合にのみ開かれます。
427 Service Location Protocol (SLP) UDP/TCP   統合管理モジュールは、このポートを使用して LAN 上のサービスを検出します。
443 Apache/HTTPS TCP すべての製品から QRadar コンソール へのセキュア通信用の双方向トラフィック。

App Host から QRadar コンソールへの単一方向のトラフィック。

QRadar コンソールから管理対象ホストへの構成のダウンロード。

QRadar コンソールに接続する QRadar の管理対象ホスト。

QRadar へのログイン・アクセス権限を持つユーザー。

WinCollect エージェントに対する構成の更新の管理と提供を行う QRadar コンソール

QRadar API へのアクセスを必要とするアプリケーション。

445 Microsoft ディレクトリー・サービス TCP WinCollect エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルを使用する QRadar コンソール コンポーネントまたは QRadar イベント・コレクター と、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

Adaptive Log Exporter エージェントと、リモートでイベントがポーリングされる Windows オペレーティング・システムとの間の双方向トラフィック。

このトラフィックは、WinCollect、Microsoft セキュリティー・イベント・ログ・プロトコルまたは Adaptive Log Exporter によって生成されます。
514 Syslog UDP/TCP 双方向トラフィックを使用する TCP Syslog イベントを提供する外部のネットワーク・アプライアンス。

単一方向トラフィックを使用する UDP Syslog イベントを提供する外部のネットワーク・アプライアンス。

QRadar ホストから QRadar コンソール への内部 Syslog トラフィック。

QRadar コンポーネントにイベント・データを送信するための外部のログ・ソース。

Syslog トラフィックには、UDP イベントまたは TCP イベントを QRadar に送信できる WinCollect エージェント、イベント・コレクター、および Adaptive Log Exporter エージェントが含まれています。

762 ネットワーク・ファイル・システム (NFS) マウント・デーモン (mountd) TCP/UDP QRadar コンソールと NFS サーバーとの接続。 指定された場所にファイル・システムをマウントするための要求を処理するネットワーク・ファイル・システム (NFS) マウント・デーモン。
1514 Syslog-ng TCP/UDP ロギング用の syslog-ng デーモンに対するローカルのイベント・コレクター・コンポーネントとローカルのイベント・プロセッサー (Event Processor)・コンポーネントとの間の接続。 syslog-ng 用の内部ロギング・ポート。
2049 NFS TCP QRadar コンソールと NFS サーバーとの接続。 コンポーネント間でファイルやデータを共有するためのネットワーク・ファイル・システム (NFS) プロトコル。
2055 NetFlow データ UDP フロー・ソース (通常はルーター) 上の管理インターフェースから IBM QRadar QFlow コレクター への通信。 ルーターなどのコンポーネントからの NetFlow データグラム。
2376 Docker コマンド・ポート TCP 内部通信。 このポートを外部から使用することはできません。 QRadar アプリケーション・フレームワーク・リソースを管理するために使用されます。
3389 リモート・デスクトップ・プロトコル (RDP) および Ethernet over USB が有効 TCP/UDP   Microsoft Windows オペレーティング・システムが RDP および Ethernet over USB をサポートするように構成されている場合は、ユーザーが管理ネットワークを介してサーバーとのセッションを開始できます。 これは、RDP のデフォルト・ポート 3389 が開いている必要があることを意味します。
3900 統合管理モジュールのリモート・プレゼンス・ポート TCP/UDP   このポートを使用して、統合管理モジュールを介して QRadar コンソールと対話します。
4333 リダイレクト・ポート TCP   このポートは、QRadar のオフェンスの解決におけるアドレス解決プロトコル (ARP) 要求のリダイレクト・ポートとして割り当てられています。
5000 コンソールで実行されている Docker SI Registry に通信できるようにするために使用されます。 これにより、すべての管理対象ホストが、コンソールからローカル・コンテナーの作成に使用されるイメージをプルできます。 TCP QRadar 管理対象ホストから QRadar コンソールまでの単一方向の通信。 ポートは、コンソールでのみ開かれます。 管理対象ホストは、コンソールからプルする必要があります。 アプリケーション・ホストで実行されるアプリケーションに必須です。
5432 Postgres TCP ローカルのデータベース・インスタンスへのアクセスに使用される管理対象ホスト用の通信。 「管理」タブから管理対象ホストをプロビジョニングする場合に必要です。
6514 Syslog TCP 双方向トラフィックを使用する暗号化された TCP Syslog イベントを提供する外部のネットワーク・アプライアンス。 QRadar コンポーネントに暗号化されたイベント・データを送信するための外部のログ・ソース。
7676、7677、および 32000 よりも大きな 4 つのランダムなバインド済みポート。 メッセージング接続 (IMQ) TCP 管理対象ホスト上のコンポーネント間におけるメッセージ・キューの通信。 管理対象ホスト上のコンポーネント間における通信用のメッセージ・キュー・ブローカー。
注: QRadar コンソールから暗号化されていないホストへのこれらのポートへのアクセスを許可する必要があります。

ポート 7676 と 7677 は静的 TCP ポートで、4 つの追加の接続がランダムなポート上で作成されます。

ランダム・バインド・ポートの確認方法については、IMQ ポートの関連付けの表示を参照してください。

5791、7700、7777、7778、7779、7780、7781、7782、7783、7787、7788、7790、7791、7792、7793、7794、7795、7799、8989、および 8990。 JMX サーバーのポート TCP 内部通信。 これらのポートを外部から使用することはできません。 サポート性能メトリックを公開するための、すべての内部 QRadar プロセスをモニターする JMX サーバー (Java™ Management Beans)。

これらのポートは、QRadar のサポートで使用されます。

7789 HA 分散複製ブロック・デバイス TCP/UDP HA クラスター内のセカンダリー・ホストとプライマリー・ホスト間の双方向通信。 分散複製ブロック・デバイスは、HA 構成におけるプライマリー・ホストとセカンダリー・ホスト間のドライブの同期を保つために使用されます。
7800 Apache Tomcat TCP イベント・プロセッサー (Event Processor)から QRadar コンソール イベント用のリアルタイム処理 (ストリーミング)。
7801 Apache Tomcat TCP イベント・プロセッサー (Event Processor)から QRadar コンソール フロー用のリアルタイム処理 (ストリーミング)。
7803 アノマリ検出エンジン TCP イベント・プロセッサー (Event Processor)から QRadar コンソール アノマリ検出エンジンのポート。
7804 QRM Arc ビルダー TCP QRadar プロセスと ARC ビルダーの間の内部制御通信。 このポートは QRadar Risk Manager のためにのみ使用されます。 外部から使用することはできません。
7805 Syslog トンネル通信 TCP QRadar コンソールと管理対象ホストとの間の双方向通信 コンソールと管理対象ホストとの間の暗号化された通信に使用されます。
8000 イベント収集サービス (ECS) TCP イベント・コレクターから QRadar コンソール 特定のイベント・コレクション・サービス (ECS) 用の listen ポート。
8001 SNMP デーモンのポート TCP QRadar コンソールからの SNMP トラップ情報を要求する外部の SNMP システム。 外部の SNMP データ要求用の listen ポート。
8005 Apache Tomcat TCP 内部通信。 外部から使用することはできません。 tomcat を制御するために開かれます。

このポートはバインドされており、ローカル・ホストからの接続しか受け入れません。

8009 Apache Tomcat TCP HTTP デーモン (HTTPd) プロセスから Tomcat への通信。 Web サービスに対して要求が使用されてプロキシーされる Tomcat コネクター。
8080 Apache Tomcat TCP HTTP デーモン (HTTPd) プロセスから Tomcat への通信。 Web サービスに対して要求が使用されてプロキシーされる Tomcat コネクター。
8082 QRadar Risk Manager のセキュア・トンネル TCP QRadar コンソールQRadar Risk Manager の間の双方向トラフィック。 暗号化を QRadar Risk ManagerQRadar コンソールの間で使用する場合、必須です。
8413 WinCollect エージェント TCP WinCollect エージェントと QRadar コンソールの間の双方向トラフィック。 このトラフィックは WinCollect エージェントによって生成され、通信は暗号化されます。 構成の更新を WinCollect エージェントに提供し、WinCollect を接続モードで使用する必要があります。
8844 Apache Tomcat TCP QRadar コンソールから、QRadar Vulnerability Manager プロセッサーを実行するアプライアンスへの単一方向。 QRadar Vulnerability Manager プロセッサーを実行しているホストから情報を読み取るために Apache Tomcat によって使用されます。
9000 Conman TCP QRadar コンソールから QRadar アプリケーション・ホストまでの単一方向の通信。 アプリケーション・ホストと共に使用されます。 これにより、コンソールからアプリケーションをアプリケーション・ホストにデプロイし、それらのアプリケーションを管理できるようになります。
9090 XForce IP Reputation データベースおよびサーバー TCP 内部通信。 外部から使用することはできません。 QRadar プロセスと XForce Reputation IP データベースの間の通信。
9381 証明書ファイルのダウンロード TCP QRadar 管理対象ホストまたは外部ネットワークから QRadar コンソールまでの単一方向の通信。 QRadar が生成した証明書の検証に使用できる QRadar CA 証明書および CRL ファイルのダウンロード。
9381 localca-server TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 QRadar ローカル・ルート証明書と中間証明書、および関連する CRL の保持に使用されます。
9393, 9394 vault-qrd TCP 内部通信。 外部から使用することはできません。 機密鍵を保持し、機密鍵への安全なアクセスをサービスに許可するために使用されます。
9913、および 1 つの動的割り当てポート Web アプリケーション・コンテナー TCP Java 仮想マシン間の双方向の Java リモート・メソッド呼び出し (RMI) 通信。 Web アプリケーションが登録されているときは、1 つの追加ポートが動的に割り当てられること。
9995 NetFlow データ UDP フロー・ソース (通常はルーター) 上の管理インターフェースから QRadar QFlow Collector への通信。 ルーターなどのコンポーネントからの NetFlow データグラム。
9999 IBM QRadar Vulnerability Manager プロセッサー TCP スキャナーから QRadar Vulnerability Manager プロセッサーを実行するアプライアンスまでの単一方向の通信。 QRadar Vulnerability Manager (QVM) コマンド情報のために使用されます。 QRadar コンソールは、QRadar Vulnerability Manager プロセッサーを実行するホスト上のこのポートに接続します。 このポートは、QVM が有効なときにのみ使用されます。
10000 QRadar Web ベースのシステム管理・インターフェース。 TCP/UDP ユーザー・デスクトップ・システムからすべての QRadar ホスト。 QRadar V7.2.5 までは、このポートをサーバーの変更 (ホストのルート・パスワードやファイアウォール・アクセスなど) に使用します。

V7.2.6 ではポート 10000 が無効になっています。

10101、10102 ハートビート・コマンド TCP プライマリーおよびセカンダリー HA ノードの間の双方向トラフィック。 HA ノードがアクティブであることを確認するために必要です。
12500 Socat バイナリー TCP MH から QRadar コンソールへのアウトバウンド通信 QRadar コンソールまたは MH が暗号化されているときに TCP 上で chrony UDP 要求をトンネリングするために使用されるポート
14433 traefik TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 アプリケーション・サービス・ディスカバリーに必要です。
15432       QRM と QRadar の間の内部通信のために開けておく必要があります。
15433 Postgres TCP ローカルのデータベース・インスタンスへのアクセスに使用される管理対象ホスト用の通信。 QRadar Vulnerability Manager (QVM) の構成およびストレージに使用されます。 このポートは、QVM が有効なときにのみ使用されます。
15434      

Forensics と QRadar の間の内部通信のために開けておく必要があります。

20000-23000 SSH トンネル TCP QRadar コンソールと他の暗号化された管理対象ホストすべてと間の双方向通信。 暗号化された管理対象ホストとの Java Message Service (JMS) 通信に使用される SSH トンネル用のローカル listen ポイント。 長時間実行される非同期タスク (「システムおよびライセンス管理」を通じたネットワーキング構成の更新など) を実行するために使用されます。
23111 SOAP Web サーバー TCP   イベント・コレクション・サービス (ECS) 用の SOAP Web サーバーのポート。
23333 Emulex ファイバー・チャネル TCP ファイバー・チャネル・カードを持つ QRadar アプライアンスに接続するユーザー・デスクトップ・システム。 Emulex Fibre Channel HBAnywhere Remote Management サービス (elxmgmt)。
26000 traefik TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 暗号化されたアプリケーション・ホストで使用されます。 アプリケーション・サービス・ディスカバリーに必要です。
26001 Conman TCP QRadar コンソールから QRadar アプリケーション・ホストまでの単一方向の通信。 暗号化されたアプリケーション・ホストで使用されます。 これにより、コンソールからアプリケーションをアプリケーション・ホストにデプロイし、それらのアプリケーションを管理できるようになります。
32000 正規化フローの転送 TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 オフサイト・ソースから、または QRadar QFlow コレクター間で転送される正規化フロー・データ。
32004 正規化イベントの転送 TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 オフサイト・ソースから、またはQRadar イベント・コレクター間で転送される正規化イベント・データ。
32005 データ・フロー TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 各イベント・コレクターが個別の管理対象ホスト上に存在する場合の、QRadar イベント・コレクター間のデータ・フローの通信ポート。
32006 Ariel の照会 TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 Ariel プロキシー・サーバーと Ariel 照会サーバー間の通信ポート。
32007 オフェンス・データ TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 オフェンスの一因となっているかグローバル相関に関係するイベントおよびフロー。
32009 アイデンティティー・データ TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 パッシブな脆弱性情報サービス (VIS) とイベント・コレクション・サービス (ECS) との間でやり取りされるアイデンティティー・データ。
32010 フローの listen ソース・ポート TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 QRadar QFlow コレクターからデータを収集するためのフローの listen ポート。
32011 Ariel の listen ポート TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 データベース検索、進行状況情報、およびその他の関連コマンド用の Ariel の listen ポート。
32000-33999 データ・フロー (フロー、イベント、フロー・コンテキスト) TCP QRadar コンポーネント間の双方向通信。 各種のデータ・フロー (イベント、フロー、フロー・コンテキスト、イベント検索照会、Docker プロキシーなど)。
40799 PCAP データ UDP Juniper Networks SRX シリーズのアプライアンスから QRadar への通信。

Juniper Networks SRX シリーズのアプライアンスから着信パケット・キャプチャー (PCAP) データを取得。

注: デバイス上のパケット・キャプチャーでは、別のポートを使用することができます。 パケット・キャプチャーの構成について詳しくは、Juniper Networks SRX シリーズのアプライアンスの資料を参照してください。
ICMP ICMP   HA クラスター内のセカンダリー・ホストとプライマリー・ホスト間の双方向トラフィック。 Internet Control Message Protocol (ICMP) を使用して、HA クラスター内のセカンダリー・ホストとプライマリー・ホスト間のネットワーク接続をテストする。