モニター
概要
IBM Process Mining のモニター・サービスは、カスタム条件とスケジュールされたモニターおよび通知を使用してビジネス・プロセスをモニターするのに役立ちます。 プロセスの重要業績評価指標 (KPI)、アクティビティー KPI、分析ウィジェット、プロセス・アクティビティー、および遷移の変更に対する洞察を提供できるプロセス基準をセットアップすることにより、モニターを作成できます。
「モニター」 ページでは、モニターの時刻、日数、および頻度をスケジュールして、モニター基準の通知を、選択した日の計画された時刻に、希望する頻度で受け取るようにすることができます。 さらに、Monitor は、スケジュールされた通知を受け取るために API を使用して、サード・パーティー・アプリケーションとシームレスに動作します。
「モニター」ページの使用について詳しくは、以下のリンクを参照してください。
- モニターの利点
- モニターのタイプ
- モニターへのアクセス
- サービスの作成と管理
- プロセス KPI のモニターの設定
- アクティビティー KPI のモニターの設定
- 分析ウィジェットのモニターの設定
- アクティビティーのモニターの設定
- 遷移のモニターの設定
- モニター・イベントの管理
以下のリンクを使用して、 Business Automation Workflow、Slack、Telegram、 SendGrid、 IBM App Connect、MAKE など、さまざまなアプリケーションのモニターを構成する方法の例を表示できます。
モニターの利点
以下に、モニターを使用する利点を示します。
- プロセスの状況を自動的に検査するようにモニターを設定できます。
- モニターを使用して、プロセスで逸脱が発生するたびに、目的のサービスを介してアラートを作成することができます。
- モニターを使用すると、モニター対象プロセスに関するデータを収集し、履歴レポートを作成することができます。
モニターのタイプ
各モニター・タイプは、組織、プロジェクト、モニターの名前、説明、レポートの実行時間などの基本情報を使用して定義する必要があります。 モニター・タイプに基づいて、そのモニターに固有のデータを組み込む必要があります。
IBM Process Mining は、以下のタイプのモニターを提供します。
プロセス KPI モニター
プロセス KPI モニターを使用して、モニター対象プロセスで定義された KPI が定義されたしきい値を超えたときにアラートを作成します。 プロセス KPI モニターの作成時に、しきい値と KPI 値を設定する必要があります。 プロセス KPI モニターの作成について詳しくは、 プロセス KPI のモニターの設定を参照してください。アクティビティー KPI モニター
アクティビティー KPI モニター を使用して、モニター対象アクティビティーに定義されている KPI が定義済みのしきい値を超えたときにアラートを作成します。 アクティビティー KPI モニターを作成するときに、しきい値と KPI 値を設定する必要があります。 アクティビティー KPI モニターの作成について詳しくは、 アクティビティー KPI のモニターの設定を参照してください。分析ウィジェット・モニター
分析ウィジェット・モニターを使用して、ダッシュボード・ウィジェットの値を通知し、定義された値に偏差がある場合に結果を送信します。 分析ウィジェット・モニター によって作成されるアラートには、定義されたウィジェットからのレコードとデータ列が含まれます。 分析ウィジェット・モニターの作成について詳しくは、 分析ウィジェットのモニターの設定を参照してください。アクティビティー・モニター
アクティビティー・モニター を使用して、アクティビティーの結果を含むプロセス内で特定のアクティビティーがトリガーされたときにアラートを作成します。 アクティビティー・モニターの作成について詳しくは、「 アクティビティーのモニターの設定」を参照してください。遷移モニター
「遷移モニター」 は、プロセス内で特定のアクティビティー遷移が発生した場合にアラートを作成するために使用します。 このモニター・タイプの結果には、遷移の開始点と終了点、およびデータ内の遷移の結果が含まれます。 遷移モニターの作成について詳しくは、 遷移のモニターの設定を参照してください。