ファームウェアがレベル FW760 以降の POWER7® または POWER8® プロセッサー・ベースのサーバーでは、ハードウェア管理コンソール (HMC) コマンド行から optmem コマンドを実行して、Dynamic Platform Optimizer (DPO) オペレーションを開始したり、現在実行中の DPO オペレーションを停止したりすることができます。
- DPO オペレーションを開始するには、HMC コマンド行で以下のコマンドを入力します。
optmem -m managed-system -o start -t affinity [-p partition-names | --id partition-IDs]
[-x partition-names | --xid partition-IDs]
ここで、
- -x partition-names または --xid partition-IDs は、最適化操作の影響を受けないようにする論理区画あるいは論理区画 ID のリストを指定します。
- -p partition-names または --id partition-IDs は、最適化する論理区画あるいは論理区画 ID のリストを指定します。
- 現在実行中の DPO オペレーションを停止するには、以下の手順を実行してください。
- 現在実行中の DPO オペレーションをリストするには、HMC コマンド行で以下のコマンドを入力します。
lsmemopt -m managed-system
- DPO オペレーションを停止するには、HMC コマンド行で以下のコマンドを入力します。
optmem -m managed-system -o stop [--optid ID]
ここで、
- --optid は、取り消される DPO オペレーションを識別するオプション・パラメーターです。
- ID は、lsmemopt コマンドによって返される値です。
重要: DPO オペレーションが完了する前にそれを停止すると、システムの親和性状態は、DPO オペレーションを開始したときの状態に比べて悪くなる可能性があります。