収集するデータの種類と収集の頻度
ヒストリカル・データ収集とウェアハウス処理の影響は、収集の間隔、ロールオフの頻度、収集されたヒストリカル・テーブルの数とサイズ、データの量、モニター対象リソースの数、システムのサイズなど、さまざまな要因に左右されます。
管理者のガイドでは、履歴データの収集とウェアハウジングが Tivoli Management Services コンポーネントに与える影響について説明しています。 多くのOMEGAMON 監視エージェントのドキュメントでは、個々の属性テーブルのスペース要件とサイズに関する情報を提供しており、データ収集の影響を推定するのに役立ちます。
実際に必要なデータの種類を慎重に検討してください。 ヒストリカル・データ収集は、個々のモニター・サーバー、個々の製品、個々の属性テーブルに対して指定できます。 必要に応じて、属性テーブルのサブセットだけを対象にヒストリカル・データ収集を構成することも可能です。 そのような構成により、ストレージと CPU の消費量を削減できます。特に、ボリュームの大きい属性テーブルや 1 行あたりのバイト数が大きい (属性の数が多い) 属性テーブルについてはヒストリカル・データ収集を実行しない構成を選択する場合は、その効果が大きくなります。 収集するのは、ヒストリカル・レポートで使用するデータだけにします。 そのデータを収集する頻度も、企業システムで必要な最低限の頻度にします。
「ヒストリカル収集の構成 (History Collection Configuration)」ウィンドウでは、収集の間隔として、最短で 1 分、最長で 1 日の長さを設定できます。 間隔が短いほど、収集場所でのヒストリー・ファイルは速いスピードで大きくなります。 さらに、収集の間隔が短ければ、CPU 消費量とネットワーク・トラフィックも増えることになります。 作業上どうしても必要な場合以外は、収集の間隔を 1 分に設定しないでください。 ヒストリカル・データを頻繁に収集する必要がある場合は、永続データ・ストアに余分のスペースを割り振るようにしてください。 スペースの割り振りが不十分だと、短期データを表示できなくなり、ヒストリカル・データが失われる場合もあります。 24 時間分の短期ヒストリカル・データのためにも、永続データ・ストアの場所に十分なスペースを割り振ってください。
収集するデータの種類については、収集するデータの有用性とデータの収集/管理にかかるコストとの間のトレードオフを常に考慮に入れながら、適切に判断する必要があります。