インターフェース・テーブル

インターフェース・テーブルは、データの交換にデータベース表を使用するシステムと統合するためのオプションです。 この統合オプションはエンタープライズ・サービスとパブリッシュ・チャネルのみに適用され、常に、JMS キューを使用して非同期処理されます。

外部システム内には、統合用にインターフェース・テーブルと一緒に使用される 1 つ以上のパブリッシュ・チャネルおよびエンタープライズ・サービスがある場合があります。 インターフェース・テーブルを使用するチャネルやサービスは、フラット・ファイルに対応するように構成されているオブジェクト構造に関連付ける必要があります。また、別名の競合はすべて解決する必要があります。

インターフェース・テーブルの場所

外部システムまたはパブリッシュ・チャネルのエンドポイント定義は、そのインターフェース・テーブルが保管されているデータベースを指します。 このデータベースは、ローカル・アプリケーション・データベースまたはリモート・データベースにすることができます。 事前定義の内容には、アプリケーション・データベースを指す MXIFACETABLE インターフェース・テーブル・エンドポイントが含まれています。 リモート・データベース用の追加エンドポイントを追加することができます。

インターフェース・テーブルの名前

統合フレームワークは、インターフェース・テーブル名をエンタープライズ・サービスまたはパブリッシュ・チャネルに登録します。 インターフェース・テーブルのデフォルト名は指定されていません。 インターフェース・テーブルに命名する際は、以下のガイドラインを適用します。

  • 同じオブジェクト構造を使用するパブリッシュ・チャネルおよびエンタープライズ・サービスは、同じインターフェース・テーブル名または異なるインターフェース・テーブル名を使用することができます。
  • 異なるオブジェクト構造を使用するパブリッシュ・チャネルおよびエンタープライズ・サービスは、異なるインターフェース・テーブル名を使用する必要があります。

インターフェース・キュー・テーブル

インターフェース・キュー・テーブルは、受信システムがそれぞれのインターフェース・テーブルのレコードを処理する順序を示します。 2 つのキュー・テーブルがあり、1 つはインバウンド・トランザクション用で、もう 1 つはアウトバウンド・トランザクション用です。 トランザクションによっては、前のトランザクションが正常に処理されていることが前提条件となるものがあります。例えば、ユーザーをセキュリティー・グループに追加するには、まずそのユーザーを作成する必要があります。 受信システムは、送信システムがレコードを作成した順序でそれらのレコードを処理する必要があります。

表 1. インターフェース・キュー・テーブル
インターフェース・キュー・テーブル 方向
MXOUT_INTER_TRANS アウトバウンド
MXIN_INTER_TRANS インバウンド

アウトバウンド・メッセージ用のデータを取り出す外部アプリケーションは、アウトバウンド・インターフェース・キュー・テーブル (mxout_inter_trans) を使用することができます。 ただし、その外部アプリケーションは、統合要件を満たすアウトバウンド・メッセージを取り込む他のメソッドの使用を選択することもできます。

すべてのインバウンド・トランザクションおよびアウトバウンド・トランザクションでは、対応するインバウンドまたはアウトバウンド用のキュー・テーブルに必ずレコードが挿入されます。 このレコードには TRANSID 値が含まれます。これは、トランザクション・データの書き込み先のインターフェース・テーブルを識別する固有 ID です。 対応するインターフェース・テーブルでは TRANSID 値を使用して、トランザクションに関連付けられているレコード (1 つ以上) を指定します。 トランザクションの内容を識別するには、対応するインターフェース・テーブル内で所定の TRANSID 値を持つすべてのレコードを検索します。

TRANSID の順序は、レコードが統合フレームワークによって処理される順序を示します。 例えば、ユーザーおよびセキュリティー・グループがシステムに入力される場合、ユーザー・レコードの TRANSID 値は、そのユーザーを参照するセキュリティー・グループ・レコードの TRANSID 値より小さくなければなりません。

MXIN_INTER_TRANS キュー・テーブルと MXOUT_INTER_TRANS キュー・テーブルの違いは、追跡するインターフェース・テーブル・レコードの方向です。 必ず外部システムが MXIN_INTER_TRANS キュー・テーブルに書き込み、統合フレームワークがこのキュー・テーブルから読み取ります。 さらに統合フレームワークが MXOUT_INTER_TRANS キュー・テーブルに書き込み、外部システムがこのキュー・テーブルから読み取ります。

外部システムは、MXOUT_INTER_TRANS テーブルを使用したり、アウトバウンド・レコードをインターフェース・テーブルから取得したりすることができます。 インターフェース・キュー・テーブルは、エンドポイント用のインターフェース・テーブルを最初に作成する時点で生成されます。 各エンドポイントには、アウトバウンド TRANSID値を維持するための専用のインターフェース・キュー・テーブルとカウンターがあります。