ライセンス管理 FAQ

ライセンス管理に関するよくある質問。

  • 試用期間中にカスタム・アカウントで使用できるライセンスの件数は ?

    デフォルトでは、試用版のカスタム・アカウントでは、試用期間中に10,000件のライセンスを使用できます。 ライセンス設定で超過設定が有効になっている場合、試用版のカスタマー・アカウントでは、許可上限のライセンス件数10,000件を超えることができます。

  • 有効なライセンス・ユニットは、すべて、有料のライセンス・アカウントに移行するのか?

    試用版のカスタマー・アカウントで購入したベーシックのライセンス・パーツおよびアドオンのライセンスは、有料のカスタマー・アカウントでも使用でき、デバイスのライセンス使用に関して有効です。 試用期間にデフォルトで認められている10,000件のライセンスは、試用版のカスタマー・アカウントから有料のカスタマー・アカウントに移行されません。 試用版のカスタマー・アカウントで購入したライセンス・ユニットの件数のみが、デフォルトの10,000件のライセンスから、有料のカスタマー・アカウントに移行されます。

  • 試用期間中に使用できるすべてのライセンス・サービスが、有料のカスタマー・アカウントに適用されるか ?

    有料のカスタマー・アカウントのデバイスで使用できるサービスは、購入するライセンス資格により異なります。 例えば、試用期間中にセキュア・メールを使用しており、顧客が Essentials Suite のベーシック・ライセンスを購入した場合、セキュア・メールはデバイスで使用できなくなります。 対応するポリシーとサービスが使用可能になっていますが、購入したライセンスがサービスをサポートしていない場合、デバイスがこのサービスを使用することはできません。 割り当てられたライセンスがデバイス上のサービスをサポートしているかどうかを確認するには、 「デバイス・インベントリー」に移動し、デバイスを選択して、 「デバイスの要約」 > 「ライセンス資格」を表示します。

  • ライセンス超過が許可されていない場合や、管理者が上限を超えるライセンスを割り当てようとすると、どうなるか ?

    あるライセンス・タイプで、ライセンスの上限数が迫っており、管理者が、ライセンス件数の超過を認められないデバイスにライセンスを割り当てようとすると、ライセンス割り当ては失敗します。 この問題を解決するため、管理者は、ライセンスをさらに再購入したり、すでにライセンスを必要としなくなったデバイスからライセンスを取り消したりすることができ、それらのライセンスを必要なデバイスに割り当てることができます。 管理者は、「ライセンス設定」ページでの超過設定を有効にして、デバイスにライセンスを割り当てることもできます。

  • ライセンス管理機能が有効になっている場合は、どのような手順を実行する必要があるか ?

    管理者は、ライセンス設定をセットアップしてから、 「ライセンス資格の変更」 ワークフローまたは一括割り当て方式を使用して 「割り当て対象」 デバイスにライセンスを割り当てる必要があります。 管理者は、「ライセンスの概要」 ページで、「ライセンス割り当て」、「ライセンス使用状況」、「その他のライセンス・パーツ情報」を表示できます。

  • ライセンス・パーツとは ?

    ライセンス・パーツとは、ベーシック・ライセンスまたはアドオン・ライセンスといった MaaS360 ライセンスのことを指します。

  • ベーシック・ライセンスとアドオン・ライセンス・パーツとは何か ?

    ベーシック・ライセンスには、Enterprise Suite、Premier Suite、Deluxe Suite、Essentials Suite といった MaaS360 ライセンス・パーツが含まれます。 このアドオン・ライセンスは、ベーシック・ライセンスに上乗せで購入できる MaaS360 ライセンスです。 アドオン・ライセンスを購入するには、少なくとも 1 つのベーシック・ライセンスを保有している必要があります。

  • 「ライセンス設定」ページに表示されるバンドル・ライセンスとは何か ?

    カスタマー・アカウントで利用できるベーシック・ライセンスおよびアドオン・ライセンスのすべてのアクティブなバンドル・ライセンスが、「ライセンス設定」ページに表示されます。 試用版のバンドル・ライセンスは、試用版のカスタマー・アカウントに関してのみ表示されます。購入済みライセンスは、すべて有料のカスタマー・アカウントに表示されます。 利用停止されているバンドル・ライセンスは「ライセンス設定」ページに表示されないため、管理者は、利用停止されたバンドル・ライセンスをデバイスに割り当てられません。

  • 一括ライセンス割り当てアクションでは何が行われるか?

    一括ライセンスの割り当てアクションでは、割り当てるために選択したバンドル・ライセンスについて、ライセンスの互換性が検査されます。 一括割り当てアクションのために選択したすべてのデバイスに関して、この検査が実行されます。 ライセンス・サービスがデバイス上に存在するバンドル・ライセンス・サービスと重複している場合、バンドル・ライセンスはデバイスから取り消され、一括ライセンスの割り当てアクションがデバイス上で行われます。 例えば、「Productivity Suite のライセンス」がデバイスにすでに割り当てられていて、「モバイル・アプリケーション管理」が一括割り当てに選択されている場合、「モバイル・アプリケーション管理」内のサービスはすでに「Productivity Suite」で利用できるようになっているため、Productivity Suite のライセンスはデバイスから取り消されます。 ライセンスが取り消されると、「モバイル・アプリケーション管理」の一括割り当てがデバイスに割り当てられます。 デバイスの割り当て状況は、「一括ライセンス履歴」の CSV ファイルでは、「割り当て成功」 と表示されます。

  • 一括ライセンス割り当てアクション中に、デバイス上のバンドル・ライセンスをアップグレードまたはダウングレードできるか ?

    はい。一括ライセンス割り当てアクションを使用して、デバイス・バンドル・ライセンスをアップグレードまたはダウングレードすることができます。 この場合、デバイスは既存のバンドル・ライセンスについて検査され、必要な場合はライセンスが取り消され、一括割り当て用に選択されたライセンスがデバイスに割り当てられます。 例えば、デバイスがプレミア・バンドル・ライセンスを使用しており、一括割り当て用に Essentials Suite バンドル・ライセンスが選択されている場合、プレミア・ライセンスはデバイスから取り消され、 Essentials Suite ライセンスがデバイスに割り当てられます。

  • 一括割り当てアクションが失敗する理由は何か?
    以下のいずれかの理由により、一括割り当てアクションがデバイス上で失敗することがあります。
    • 選択されたバンドル・ライセンス、デバイス上ですでに使用可能です。
    • デバイス上でアドオン・ライセンスを割り当てるには、その前に少なくとも 1 つのベーシック・ライセンスをデバイス上で使用できるようにしておく必要があります。 選択されたバンドル・ライセンスのサービスが、ベーシック MDM ライセンスのデバイス上の既存のバンドル・ライセンス・サービスと重複している場合、ライセンスは取り消すことができないため、ライセンス割り当ては失敗します。
    注: デバイスで一括ライセンス割り当てアクションが失敗した場合、一括ライセンス履歴の「割り当てステータスのエクスポート」CSV ファイルに、アクションが失敗した理由が説明されています。 管理者は、こうした詳細情報を活用して、デバイスへのライセンス割り当てが失敗した原因を突き止め、修正することができます。
  • 一括取り消しアクションが失敗する理由は?

    デバイスには、常に少なくともひとつのバンドル・ライセンスが割り当てられている必要があります。 1 つのバンドル・ライセンスしかないデバイスで、一括取り消しアクションが開始された場合、そのデバイスに対するライセンス取り消しアクションは失敗します。

  • 自己登録時に割り当てのために選択したライセンス・バンドルが一時停止になっている場合、どうなるか?
    自己登録時に、選択したバンドル・ライセンスのいずれかが一時停止になっていると、バンドル・ライセンスのタイプにより、自己登録が成功したり失敗したりします。
    • 選択したバンドル・ライセンスがベーシックのバンドル・ライセンスである場合、自己登録は失敗します。
    • 選択したバンドル・ライセンスがアドオンのバンドル・ライセンスである場合、自己登録が続行され、選択されたすべてのバンドル・ライセンスがデバイスに割り当てられます。 ただし上限を超えるアドオンのバンドル・ライセンスは、デバイスに割り当てられていません。
  • 自己登録中に割り当てのために選択したバンドル・ライセンスが上限まで利用されていて、超過が認められていない場合、どうなるか?
    バンドル・ライセンスのために購入したライセンス件数がデバイスの割り当てで使用され、かつ、超過が認められない場合、バンドル・ライセンスをデバイスに割り当てることはできません。 自己登録時に、選択したバンドル・ライセンスのいずれかのライセンス件数が上限まで使用されており、当該バンドル・ライセンスに関して超過が有効になっていない場合、自己登録はバンドル・ライセンスのタイプにより、成功したり失敗したりします。
    • 選択したバンドル・ライセンスがベーシックのバンドル・ライセンスである場合、自己登録は失敗します。
    • 選択したバンドル・ライセンスがアドオンのバンドル・ライセンスである場合、自己登録が続行され、選択されたすべてのバンドル・ライセンスがデバイスに割り当てられます。 ただし上限を超えるアドオンのバンドル・ライセンスは、デバイスに割り当てられていません。
  • ライセンス管理がアクティブ化された後、 MaaS360 の新機能を試用するにはどうすればよいですか?

    ライセンス管理がアクティブ化された後、サブスクリプション以外の MaaS360 の機能を試用したいお客様のために、10 台のデバイスで 30 日間有効な追加の Enterprise 試用版パーツ D1P3CTR が作成されました。

    お客様は、購入した基本バンドルの上にこの試用版パーツをプロビジョンして、サブスクリプションの外部で MaaS360 の機能を試すことができます。 この新しいライセンス部分には MaaS360 のすべての機能が含まれており、お客様はこれらの機能を 10 台のデバイスで 30 日間試すことができます。

    この試用版パーツをプロビジョンするには、お客様は MaaS360 サポートに連絡するか、 https://ibm.biz/maas360csm にアクセスして CSM チームと接続する必要があります。

  • ライセンス管理がアクティブ化された後、ライセンス関連のアラートはデフォルトでオンになっていますか?

    アカウントのライセンス管理がアクティブ化されると、

    • デフォルトでは、以下のアラート設定がオンになっています。
      • サブスクリプションの有効期限がまもなく切れます
      • サブスクリプションの有効期限
      • サブスクリプションの削除
      • 新規サブスクリプションのディスカバリー
    • 以下のアラート設定はデフォルトでは有効になっていません。必要に応じて手動で有効にする必要があります。
      • ライセンス使用量のしきい値
      • ライセンスの枯渇

    ライセンス管理関連のアラート設定について詳しくは、 https://www.ibm.com/docs/en/maas360?topic=portal-configuring-license-settings-as-customerを参照してください。

  • アカウントに対してライセンス管理の自動アクティブ化がトリガーされたときに、ライセンスをデバイスに割り当てるためにどのような基準が使用されますか?
    アカウントに対してライセンス管理の自動アクティブ化がトリガーされると、システムは、お客様がサブスクライブしているすべてのアクティブなベース・バンドルを分析し、使用可能な最小のアクティブなベース・バンドルに優先順位を付けます。 システムは、最小数のサービスを持つ基本バンドルを選択して、以下のカテゴリーのデバイスにライセンスを割り当てます。
    • お客様アカウントのサービス・モード (MDM、SPS、または混合モード) に応じて、自己登録方式または自己アクティブ化方式、あるいはその両方を使用して MaaS360 に登録されているデバイスの場合。
    • ライセンス推奨のないデバイスの場合。これは、日次推奨ジョブの実行後に MaaS360 アカウントに登録されたデバイスを意味します。 推奨ジョブについて詳しくは、「 推奨される割り当て 」セクションを参照してください。
    注: 今後登録が予定されているデバイスのデフォルト・ライセンスは、最小数のサービスを持つアクティブな基本バンドルで自動構成されます。

    例として、顧客が Essentials と Premier の両方のスイートに対して有効なサブスクリプションを持っているシナリオを考えてみましょう。 この 2 つのバンドルのうち、Essentials スイートのサービスの数は最も少なくなっています。 アカウントのライセンス管理の自動アクティブ化中に、Essentials スイートは、自己登録または自己アクティブ化の方法、あるいはその両方を使用して MaaS360 に登録されたデバイスのデフォルト・ライセンスとして指定されます。 さらに、ライセンス推奨なしでデバイスのライセンスとしても機能します。

    ただし、使用可能なアクティブな基本バンドルがない場合、ライセンス管理のアクティブ化は終了し、状況に対処するために MaaS360 チームにレポートが送信されます。