Cloud Extender の構成
Cloud Extender ® ソフトウェアを接続してサービスを実装するには、 MaaS360® Cloud にアクセスする必要があります。 Cloud Extender をプロキシー環境にインストールした場合は、 Cloud Extender 構成ツール を使用して Cloud Extenderを構成します。
手順
- インターネット・アクセスのモードを選択します。
- 手動プロキシー構成の場合、 Cloud Extender は、Direct、PAC、または Auto Proxy をサポートします。 プロキシー認証用の資格情報を設定することもできます。
- インターネットにアクセスするためにプロキシーを必要としない場合は、「プロキシーを使用しない」オプションを有効にします。
注: Cloud Extender 2.93 以降では、HTTPS URL を使用してインターネットへの接続をテストできるようになりました。 INTERNET_TEST_URL_HTTPS パラメーターについては、HTTPS URL の https://license.fiberlink.com/internettest 値をポリシーにプッシュします。インターネット接続が正常に確立されると、キー [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fiberlink\V360\UPDATE_PLC] "INET_TEST_URL"="https://license.fiberlink.com/internettest"がレジストリーに表示されます。 HTTPS URL がインターネットへの接続に失敗した場合、インターネット・テストは 30 秒後にタイムアウトになります。 インターネット・テスト・アクションに対する変更は行われず、以前のインターネット URL がインターネットへの接続に使用されます。
インターネット・アクセスを正常に構成すると、「インターネット接続を確認します」画面に緑のチェック・マークが表示されます。オプション 説明 プロキシーを使用しない Cloud Extender がプロキシー環境にインストールされていない場合は、このオプションを選択して、 Cloud Extender と MaaS360 Cloudの間の直接接続を確立します。 プロキシー設定の手動構成 ご使用のプロキシー・サーバーの静的プロキシー・アドレスおよびプロキシー・ポートを指定します。 プロキシー PAC URL ご使用の環境でホストされているプロキシー PAC ファイルの URL を指定します。 自動プロキシー DNS サーバーまたは DHCP サーバーからのプロキシー PAC ファイルを自動的に検索します。 プロキシー認証の使用 プロキシーで認証が必要な場合は、このオプションを選択して、プロキシーに対して認証するためのサービス・アカウント資格情報 (ユーザー名、ドメイン、およびパスワード) を指定します。 注: アンチウィルス/スキャン・ソフトウェアが Cloud Extender 実行可能ファイルおよびその他の構成ファイルを検疫しないようにするには、除外リストで Cloud Extender ディレクトリーが許可されていることを確認してください。 - 「次へ」をクリックします。Cloud Extender は、IBM® MaaS360 Portal に接続し、Cloud Extender で構成するサービスとモジュールのリストを収集します。 このリストは、IBM MaaS360 Portalで有効になっているサービスとモジュールによって異なります。
- 使用可能な Cloud Extender サービスおよびモジュールのリストから選択してください。注: 各サービスおよびモジュールについて詳しくは、 Cloud Extender モジュールの設定の構成を参照してください。Important: モジュールが不足している場合は、IBM サポート (https://www.ibm.com/mysupport/s/topic/0TO0z000000YckSGAS/maas360?language=en_US) までお問い合わせください。
- ご使用の環境が前提条件を満たしていることを確認するには、 「次へ」 をクリックします。注意: この画面のオプションは、選択内容によって変わる場合があります。
- 選択した各モジュールの設定を構成するには、 「次へ」 をクリックします。
- 対応する 「テスト」 アクションを実行して、統合を検証します。「Cloud Extender ステータス」ウィンドウが表示されます。 設定が正常にダウンロードされ、 MaaS360で構成されると、各構成オプションの横に緑色のチェック・マークが表示されます。
- 自動更新を構成するには、 「次へ」 をクリックします。 注意: インストール可能な最新のモジュールをダウンロードするには、「自動更新」を有効にします。 「自動更新」チェック・ボックスが無効になっている場合、モジュールはまだシステムへダウンロード中です。 将来のモジュールのアップグレードのために自動ソフトウェア更新機能を有効にしてください。 また、 Cloud Extender モジュールをアップグレードするタイミングを制御することもできます。
- Cloud Extender の構成を完了するには、 「終了」 をクリックします。数分後、Cloud Extender はデータを収集し、そのデータを IBM MaaS360 Portal にアップロードします。 このプロセスは、IBM MaaS360 ポータルにポータルURLでログインし、セットアップ > クラウド・エクステンダーの管理ワークフローを選択することで確認できます。 IBM MaaS360 Portal の Cloud Extender には、接続ステータスと構成されたサービスが表示されます。 ただし、ご使用のシステムの速度、および使用可能なモジュールの数とサイズによっては、更新された状況情報が若干遅れて表示される場合があります。