デバイス上でのライセンスの割り当てと管理
ビジネス・パートナーおよび管理者は、デバイス登録時にデバイスにライセンスを割り当て、個々のデバイスにライセンスを割り当て、デバイスにライセンスを一括して割り当てることができます。 ライセンスは、「ライセンス資格の変更」ワークフローを使用して一度に 1 つずつ個々のデバイスに割り当てられます。 また、デバイスを非表示にしたり、デバイスからライセンスを取り消すこともできます。 一括モードでライセンスを割り当てたり取り消すには、「ライセンスの一括割り当て」ワークフローおよび「ライセンスの一括取り消し」ワークフローを使用して、デバイス ID が含まれている CSV ファイルをアップロードします。
デバイス登録時のライセンスの割り当て
始める前に
デバイスの登録時のライセンス割り当てでは、MDM 登録と SPS アクティベーションの両方がサポートされます。 MDM 登録の場合は、少なくとも 1 つの MDM ベース・ライセンスがデバイスに適用されている必要があります。 SPS アクティベーションの場合、お客様アカウントで使用可能な MDM ベース・ライセンスまたは SPS 基本ライセンス・タイプを少なくとも 1 つは持っている必要があります。
このタスクについて
「デバイスの追加」ワークフローを使用することにより、デバイス登録要求内のデバイスにライセンス・スイートを割り当てることができます。 このワークフローでは、デバイスに割り当てたいラインセンスを選択できるときに、「ライセンス」フィールドが表示されまうs。
手順
次に実行するタスク
「デバイスの要約」ページで、「ライセンス資格」をクリックして、デバイスに割り当てられているライセンスを表示します。 ライセンス資格には、MaaS360 パーツ名、MaaS360 パーツ番号、およびライセンスがデバイスに割り当てられている日付が表示されます。 試用版をご利用のお客様の場合、MaaS360 パーツ名は「EMM トライアル」と表示されます。 有料のお客様のアカウントの場合、MaaS360 パート名には、デバイスに割り当てられているライセンス・パーツ名が表示されます。
「デバイスの要約」ページでのライセンス資格の例の表示:
![ライセンス資格](../images/license_summary.png)
有料のお客様アカウントの「デバイスのサマリー」ページでのライセンス資格の例の表示:
![ライセンス資格デバイスの要約](../images/license_summary_paid_customer.png)
「ライセンス資格の変更」アクションを使用して、登録済みデバイスにライセンスを割り当て
始める前に
「ライセンス資格の変更」アクションを使用してライセンスをデバイスに割り当てるには、お客様アカウント内に少なくとも 1 つのアクティブなライセンス・バンドルが必要です。
このタスクについて
以下のステップに従って、「ライセンス資格の変更」アクションによって、個々のデバイスにライセンスを 1 つずつ割り当てます。
手順
デバイス・レコードからのデバイスの非表示とライセンスの取り消し
このタスクについて
デバイス・インベントリーにリストされているデバイスに対して 「デバイスの非表示」 アクションを実行すると、デバイスに割り当てられているライセンスが自動的に取り消されます。
手順
アクティブ状態に戻るデバイスへのライセンスの自動割り当て
このタスクについて
- デバイスが非アクティブになるか、非表示状態に移行すると、デバイスに割り当てられているライセンスは自動的に取り消されます。
デバイスが非表示からアクティブ状態に戻るたびに、ライセンスは以下の優先順位で自動的にデバイスに再割り当てされます。
- 以前にデバイスから取り消されたライセンスが使用可能な場合は、同じライセンスがデバイスに再割り当てされます。
- デバイスの自己登録設定で構成されたデフォルト・ライセンスが使用可能な場合は、そのライセンスがデバイスに再割り当てされます。
- 使用可能なライセンスがない場合、デバイスはアクティブ状態に移行できません。 管理者は、デバイスをアクティブ状態にするためにデバイスを再登録する必要があり、登録時にライセンスがデバイスに割り当てられます。
ライセンス・サブスクリプションが一時停止または削除された場合、またはアカウント用に構成された超過設定が最大限度に達していて、使用可能なライセンスがない場合、ライセンスはデバイスに割り当てられません。 ここで、管理者は、デバイスをアクティブ状態にするためにデバイスを再登録する必要があり、登録時にライセンスがデバイスに割り当てられます。
- ユーザーがデバイスに対してユーザー削除制御アクションを実行すると、ライセンスはデバイスから削除され、そのデバイスに関連付けられたライセンスはありません。
この場合、装置をアクティブ状態に戻すことはできません。 デバイスをアクティブ状態に戻すには、デバイスを再登録する必要があり、登録後にライセンスがデバイスに割り当てられます。
- 管理者が装置に対して除去制御アクションを実行すると、装置は除去保留制御状態に移行します。 制御の削除が保留されているデバイスは、デバイスがこのアクションを受け取って適用すると、ライセンスが削除されます。 何らかの理由で長時間アクションが実行されなかったデバイスの場合、管理者は、ライセンスを取り消すデバイスを手動で非表示にすることができます。 非表示にしない限り、ライセンスはこれらのデバイスに割り当てられたままになり、これらのデバイスは引き続き「ライセンスの概要」ページに表示されるデバイス・カウントに含まれます。 削除保留制御状態のデバイスから手動でライセンスを取り消す方法について詳しくは、 非アクティブまたは削除保留制御状態のデバイスからのライセンス資格の取り消しを参照してください。
ライセンスの一括割り当て
このタスクについて
手順
- 「ライセンスの概要」 ページで、ライセンスを一括で割り当てる MaaS360 部品名 の 「表示」 アクションをクリックします。 をクリックします。また、「ライセンスの概要」ページから「ライセンスの一括割り当て」ワークフローにアクセスすることもできます。 特定の MaaS360 部品名について、 をクリックします。
- サンプル・ファイルを使用してデバイス ID の詳細を追加するには、 「ダウンロード」 をクリックします。
- CSV ファイルに 「デバイス ID」 の詳細を追加します。 ライセンスを割り当てるすべてのデバイスのデバイス ID を追加し、ファイルを保存します。CSV ファイルには、ライセンスを一括で割り当てるすべてのデバイスに対し、「デバイス ID」列と行が含まれている必要があります。 各行で、デバイス IDを追加します。
- 「ライセンスの一括割り当て」 ワークフローで、 「参照」 をクリックして CSV ファイルを追加します。
- 「アップロード」をクリックします。
結果
- 基本バンドルの場合、最新の一括割り当てライセンスがデバイス上で使用されます。
- アドオン・バンドルの場合は、デバイスに既に存在する既存のライセンス・バンドルに加えて、デバイスに新しいバンドルが割り当てられます。
例
Essentials Suite ライセンスが既にデバイスに割り当てられており、Deluxe Suite ライセンスが一括割り当てのために選択されている場合、Delux Suite ライセンスには、Essentials Suite ライセンス内のすべてのサービスが含まれます。 サービスが重複しているため、Essentials Suite ライセンスはデバイスから取り消されます。 ライセンスが取り消されると、Deluxe Suite ライセンスの一括割り当てがデバイスに割り当てられます。 デバイスの割り当て状況は、「一括ライセンスの履歴」 CSV ファイルで成功として表示されます。 「ライセンスの概要」に移動し、使用できるライセンス・ユニットと使用されているユニットを確認します。
次に実行するタスク
「一括ライセンス履歴」では、割り当てとしてリストされている、エクスポートされた割り当てのステータスを表示することができます。
で、一括割り当てのライセンスの状況を表示することもできます。ライセンスの一括取り消し
このタスクについて
手順
- 「ライセンスの概要」 ページで、ライセンスを一括で取り消す MaaS360 パーツ名 の 「表示」 アクションをクリックします。 をクリックします。また、「ライセンスの概要」ページから「ライセンスの一括取り消し」 ワークフローにアクセスすることもできます。 特定の MaaS360 パーツ名について、 をクリックします。
- サンプル・ファイルを使用してデバイス ID の詳細を追加するには、 「ダウンロード」 をクリックします。
- CSV ファイルに 「デバイス ID」 の詳細を追加します。 ライセンスを取り消したいすべてのデバイスのデバイス ID を追加し、ファイルを保存します。CSV ファイルには、ライセンスを一括で取り消すすべてのデバイスに対し、「デバイス ID」列と行が含まれている必要があります。 各行で、デバイス IDを追加します。
- 「ライセンスの一括取り消し」 ワークフローで、 「参照」 をクリックして CSV ファイルを追加します。
- 「アップロード」をクリックします。
結果
- 基本バンドルの場合、最新の一括取消しライセンスがデバイス上で使用されます。
- アドオン・バンドルの場合、現在取り消されているバンドルはデバイスから削除されます。 デバイス上の既存のライセンス・バンドルは影響を受けません。
例
Essentials Suite ライセンスが既にデバイスに割り当てられており、Deluxe Suite ライセンスが一括割り当てのために選択されている場合、Delux Suite ライセンスには、Essentials Suite ライセンス内のすべてのサービスが含まれます。 サービスが重複しているため、Essentials Suite ライセンスはデバイスから取り消されます。 ライセンスが取り消されると、Deluxe Suite ライセンスの一括割り当てがデバイスに割り当てられます。 デバイスの割り当て状況は、「一括ライセンスの履歴」 CSV ファイルで成功として表示されます。 「ライセンスの概要」に移動し、使用できるライセンス・ユニットと使用されているユニットを確認します。
次に実行するタスク
「一括ライセンス履歴」では、取り消しとしてリストされている、エクスポートされた割り当てのステータスを表示することができます。
で、一括取り消しライセンスの状況を表示することもできます。