コンテキスト・ガイド
コンテキスト・ガイドは、アプリケーション・パースペクティブ・サービスとその基礎となるインフラストラクチャーを視覚的に表します。 Instana の動的グラフを採用したコンテキスト・ガイドは、インフラストラクチャーのすべての物理コンポーネントを追跡し、それらを対応する論理コンポーネントにリンクします。 これは、変更が行われるたびに自動的に更新され、正確かつ最新の情報が得られるようにします。
動的グラフ
動的グラフは、コンテキスト・ガイドの中核となる概念です。 詳しくは、 動的グラフの活用を参照してください。
グループ・インフラストラクチャー
「スタック」 ドロップダウンを使用して、動的グラフを表示します。 スタックには、さまざまなアプリケーション・パースペクティブ・サービスとそのリンクされたインフラストラクチャーがリストされます。 コンテキスト・ガイドの Kubernetes タブには、クラスター、デプロイメント、ポッドなどのリソースがリストされます。 「インフラストラクチャー」 タブには、ホスト、プロセス、 Docker コンテナー、Java 仮想マシンなどの物理インフラストラクチャーがリストされます。
コンテキスト・ガイドは、項目が論理的に分類されることが予期される上位タイプごとにインフラストラクチャーをグループ化します。 例えば、クラスターとコンテナーは、コンテキスト・ガイドの異なるセクションに表示されます。 ハイレベルなタイプで項目をグループ化した後に、インフラストラクチャーを 1 つの場所で表示できます。これにより、相互に関連するコンポーネントに素早くアクセスすることができます。
特定のインフラストラクチャー・コンポーネントのコンテキストを表示するには、 Kubernetes 名前空間のコンテキスト・ガイド・スタックを開く必要があります。 名前空間が存在するクラスターは、この名前空間内のデプロイメントのスケジュール済みポッドであるノードとしてリストされます。
アップストリームまたはダウンストリームの情報
「アップストリーム/ダウンストリーム」 をクリックすると、 アプリケーション、サービスまたはエンドポイント、 インフラストラクチャー・エンティティー、または Kubernetes エンティティーの依存関係を表示してナビゲートすることができます。
アップストリーム情報を使用して、現在のエンティティーで長い待ち時間やエラーなどの問題が発生した場合に、影響を受けるサービスやアプリケーションを特定できます。 「アップストリーム」 タブには、現在のエンティティーに関連するサービスとアプリケーションが表示されます。 Instana によってモニターされていないアップストリーム・サービスからの呼び出しは、 「Instana によってモニターされていません」の下にグループ化されます。
ダウンストリーム情報を使用して、現在のエンティティーがどのサービスおよびアプリケーションに依存しているかについて、類似した問題が発生している根本原因を見つけることができます。 「ダウンストリーム」 タブには、現在のエンティティーに関連するサービスおよびアプリケーションが表示されます。
アップストリームとダウンストリームの情報は、デフォルトのアプリケーション・スコープまたは現在選択されているアプリケーション・スコープにかかわらず、常にアプリケーション・パースペクティブのすべての呼び出しに基づいています。