メタデータ・リポジトリー・データベースのホスト名およびポートの変更
構成ファイルを変更してから、使用する IBM® WebSphere® Application Server データ・ソースのホスト名とポート値を変更することで、メタデータ・リポジトリー・データベースのホスト名またはポートを変更できます。
- データベース・プロパティー URL の更新
メタデータ・リポジトリー・データベースのホスト名とポート名を更新するには、サービス層コンピューター上にある database.properties ファイルで値を指定し、iisAdmin -deploy コマンドを実行して変更をデプロイします。 - 自動クライアント・リルートの構成
DB2® クラスター構成または HADR 構成を使用する場合、IBM WebSphere Application Server がスタンバイ・サーバーに円滑に再接続できるように、自動クライアント・リルートを構成してください。このタスクは、メタデータ・リポジトリー・データベースを新しいコンピューターに再配置したことでホスト名とポートに変更があった場合、または代替サーバー・ホスト名またはポートが変更された場合にのみ必要です。 - メタデータ・リポジトリー・データベース用データ・ソースの接続プロパティーの変更
アクティブなメタデータ・リポジトリーやステージング領域の構成を変更する場合、WebSphere Application Server の開始時にメタデータ・リポジトリー・データベースが検出されるように、IBM WebSphere Application Server 構成内のデータ・ソース接続プロパティー (ホスト名、ポート、データベースなど) を変更する必要があります。 - 新しいメタデータ・リポジトリーのホスト名とポートでインストール・レコードを更新する
Version.xml ファイルには、インストール・プログラムが使用するインストール・レコードが含まれています。 このファイル内の値を更新すると、将来のインストールでの問題の回避に役立ちます。 - 新しく移動されたメタデータ・リポジトリー・データベースの一部であるデータ・ストアの登録
メタデータ・リポジトリー・データベースを新規ホストに移動した場合、データベースにメタデータ・リポジトリーおよびステージング領域以外のスキーマ (例えば、オペレーション・データベースなど) が含まれていれば、それらのスキーマを新規ホスト上の新しいメタデータ・リポジトリーに再登録する必要があります。メタデータ・リポジトリー・データベースにメタデータ・リポジトリーおよびステージング領域のスキーマのみが含まれている場合、このタスクの実行は不要です。
親トピック: データベースおよびデータ・ストアの構成の変更
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