モジュール 2: Q レプリケーションのセットアップ
このモジュールでは、データベースを構成して、コントロール表、 レプリケーション・キュー・マップ、および Q サブスクリプションを作成します。
ソース・データベースの Q キャプチャー・プログラム
およびターゲット・データベースの Q アプライ・プログラムは、コントロール表 を使用して、
データをキャプチャーする表、使用するキュー、複製したデータを適用する表などの、重要な情報を保管します。 コントロール表の作成は、スキーマ の作成とも呼ばれます。
レプリケーション・キュー・マップは、データの送受信に使用される IBM® MQ キューを識別します。
Q サブスクリプションは、複製または公開される行および列などのオプションを識別します。 また Q サブスクリプションは、ターゲット表をロードするためのオプションも識別します。
学習目標
このモジュールのレッスンを完了すると、以下が可能になります。- ソースおよびターゲット・コントロール表の作成。
- ソース・データベースをレプリケーション可能にすること。
- レプリケーション・キュー・マップの作成。
- Q サブスクリプションの作成。
所要時間
このモジュールは、完了するまでに約 20 分間かかります。前提条件
Db2® サーバーが稼働していることを確認します。- 演習 2.1: ソース・コントロール表とターゲット・コントロール表の作成
この演習では、レプリケーション・センターを使用して、Q キャプチャー・プログラムと Q アプライ・プログラムのコントロール表を作成します。 - レッスン 2.2: 複製のためにソース・データベースを使用可能にする
この演習では、SAMPLE データベースのアーカイブ・ロギングをオンにして、複製のためにソース・データベースを使用可能にします。 - レッスン 2.3: レプリケーション・キュー・マップの作成
この演習では、SAMPLE データベースを TARGETDB データベースにリンクするためのレプリケーション・キュー・マップを作成します。 - レッスン 2.4: Q サブスクリプションの作成
複製する表ごとに、Q サブスクリプションを作成します。 このレッスンでは、Q サブスクリプションを作成して、SAMPLE データベース内の EMPLOYEE 表を TARGETDB データベースの EMPLOYEE という名前のコピーにマップします。