伝送キューの定義
伝送キューとは、キュー・マネージャーがメッセージ・チャネルを介してメッセージをリモート・キュー・マネージャーに転送する際に使用するローカル・キューのことです。
チャネルは、リモート・キュー・マネージャーへの片方向リンクを提供します。 メッセージは、チャネルがメッセージを受け入れることができるまで、伝送キューにキューイングされます。 チャネルを定義する際には、メッセージ・チャネルの送信側に伝送キュー名を指定してください。
MQSC コマンド属性 USAGE は、キューが伝送キューであるか、通常のキューであるかを定義します。
デフォルト伝送キュー
キュー・マネージャーは、メッセージをリモート・キュー・マネージャーに送信するときに、次の順序で伝送キューを決定します。
- リモート・キューのローカル定義の XMITQ 属性に名前が指定されている伝送キュー。
- ターゲット・キュー・マネージャーと同じ名前を持つ伝送キュー。 (この値は、リモート・キューのローカル定義の XMITQ 上のデフォルト値です。)
- ローカル・キュー・マネージャーの DEFXMITQ 属性に名前が指定されている伝送キュー。
例えば、次の MQSC コマンドでは、
target.queue.manager
に送られるメッセージ用として、デフォルト伝送キューが source.queue.manager
に作成されます。
DEFINE QLOCAL ('target.queue.manager') +
DESCR ('Default transmission queue for target qm') +
USAGE (XMITQ)
アプリケーションは、メッセージを伝送キューに直接書き込むことも、リモート・キュー定義を介して間接的に書き込むこともできます。 リモート・キューのローカル定義の作成も参照してください。