階層型ストレージ

マルチラック構成およびオプションの階層型大容量ディスク・ストレージのサポートを含む、Integrated Analytics System の M4002 ファミリーは、IIAS バージョン 1.0.7.0 以降で完全にサポートされています。

注: この機能は、お客様提供のラック M4002-001 モデルでは使用不可です。このモデルについて詳しくは、Integrated Analytics System M4002-001 モデルの概要.を参照してください。
階層型ストレージにより、ウェアハウスのストレージを最適化して管理できます。各種のデータ・グループには、 様々なアクセス・パフォーマンスの要件があります。階層型ストレージには、 ホット (頻繁にアクセスされるデータ) とコールド (アーカイブされており、あまりアクセスされない) という 2 つのグループのデータ・タイプがあります。ホット・データは、高速なデバイスを備えたストレージ・グループ内の表スペース に割り当てられ、よりクールなデータは低速でそれほど高価ではないストレージに格納されます。
  • (Flash に基づいた) ホット・ストレージ層は 1 次層です。IBMSTOGROUP が デフォルトのストレージ・グループで、USERSPACE1 がデフォルトの表スペースです。
  • よりクールなストレージ層 (SSD+HDD) は追加層です。SG_COOL ストレージ・グループと TS_COOL 表スペースが定義されています。

IIAS ハードウェア・ビルディング・ブロックについて詳しくは、ラック提供モデルのハードウェアを参照してください。

どの表スペースにホット・データまたはコールド・データが入っているかに基づいて、ストレージ・グループに自動ストレージ表スペースを割り当てることができます。古いデータは、Db2® によって自動的にホット・ストレージ・デバイスから コールド・ストレージ・デバイスに移動されます (範囲パーティション・プロセス)。ALTER TABLESPACE ステートメントを 使用して、表スペースを手動で異なるストレージ・グループに再割り当てすることもできます。

階層型ストレージの利点は次のとおりです。
  1. インフラストラクチャーにストレージを追加することにより、 ストレージの容量を増やすことができます。
  2. Multi-Temperature Storage による自動管理 - Db2 でストレージ・グループ間でデータが動的に移動されます。
  3. システム・パフォーマンスが改善され、高速ストレージの使用が最適化されます。
  4. クール・データは大容量のハード・ディスクにオフロードされます。このデータはバックアップに 使用され、コストを削減できます。

階層型ストレージをモニターするために、ap hw コマンドを実行できます。 このコマンドにより、Disk Storage Node を含むすべてのハードウェア・デバイスがリストされます。クール・データの ファイル・システムを表示するには、ap df コマンドおよび ap fs コマンドを 使用します。これにより、階層型ストレージの coolXXXX ファイル・システムがリストされます。