特殊権限

特殊権限は、ユーザーがシステム・リソースに対して実行できるアクションのタイプを指定するために使用されます。 ユーザーは 1 つ以上の特殊権限を受けることができます。

「ユーザーの追加」プロンプト:
表示されない。
CL パラメーター:
SPCAUT
長さ:
100 (特殊権限ごとに 10 文字)
権限:
ユーザー・プロファイルに特殊権限を与えるには、 その特殊権限を持っていなければなりません。
表 1. SPCAUT に指定できる値:
説明
*USRCLS ユーザー・プロファイルの ユーザー・クラス (USRCLS) フィールド、および セキュリティー・レベル (QSECURITY) システム値に基づいて 特殊権限がこのユーザーに対して認可される。 *USRCLS が指定されている場合は、このユーザーに対して特殊権限を追加指定 することはできません。

ユーザー・プロファイルを作成または変更する際に *USRCLS を指定すると、 システムはユーザーが入力した場合と同じようにプロファイルに正しい 特殊権限を与えます。 プロファイルを表示しても、特殊権限が個々に入力されたのか、それとも ユーザー・クラスに基づきシステムによって入力されたのかを見分けることは できません。

表 1 に、各ユーザー・クラスのデフォルトの特殊権限を示します。

*NONE このユーザーには、特殊権限が認可されていない。
特殊権限名 (special-authority-name) ユーザーに 1 つ以上の特殊権限を指定する。