バインド・プログラム言語

バインド・プログラム言語は、サービス・プログラムに対する エクスポートを定義する実行不能なコマンドの小さなセットです。 バインド・プログラム言語によって、 原始ステートメント入力ユーティリティー (SEU) の構文検査機能 は、BND ソース・タイプ指定時に入力のプロンプトと 妥当性検査を行うことができます。
注: ワイルドカードを含むバインダー・ソース・ファイルに対して、SEU 構文検査タイプ BND を使用することはできません。 また、254 文字を超える名前を含むバインド・プログラム・ソース・ファイルに対して 、SEU の構文検査を使用することはできません。
バインド・プログラム言語は、以下のコマンドのリストから構成されます。
  1. プログラム・エクスポート開始 (STRPGMEXP) コマンド。サービス・プログラムからのエクスポートのリストの先頭を識別します。
  2. エクスポート記号 (EXPORT) コマンド。各コマンドは、サービス・プログラムからエクスポートできる記号名を識別します。
  3. プログラム・エクスポート終了 (ENDPGMEXP) コマンド。サービス・プログラムからのエクスポートのリストの終わりを識別します。

図 1 は、ソース・ファイル内のバインド・プログラム言語のサンプルです。

図 1. ソース・ファイルのバインド・プログラム言語の例
STRPGMEXP PGMLVL(*CURRENT) LVLCHK(*YES)
   .
   .
EXPORT SYMBOL(p1)
EXPORT SYMBOL('p2')
EXPORT SYMBOL('P3')
   .
   .
ENDPGMEXP
   .
   .
   .
 
STRPGMEXP  PGMLVL(*PRV)
   .
   .
EXPORT SYMBOL(p1)
EXPORT SYMBOL('p2')
   .
   .
ENDPGMEXP

バインダー・ソース検索 (RTVBNDSRC) コマンドを使用すると、1 つ以上の モジュールまたはサービス・プログラムからのエクスポートに基づいてバインド・プログラム言語ソースを生成できます。