RTVDIRINF および PRTDIRINF コマンドの出力の処理
Retrieve Directory Information (RTVDIRINF) コマンドは、統合ファイル・システム内のオブジェクトの属性を収集するために使用します。 収集された情報はデータベース・ファイル (表) に保管されます。 ファイルには、INFFILEPFX パラメーターに指定された情報ファイル接頭部を使って名前が付けられます。 表は、 INFLIB パラメーターによって指定されたライブラリー内に作成されます。
RTVDIRINF コマンドの結果として、 3 つの表が作成されます。 1 つの表はオブジェクト属性を保管します。 もう 1 つはディレクトリー用で、最後の表は、 オブジェクト属性を保管するのにどのファイルが使用されたかを判別します。
V6R1以降、 System i ® Navigatorを使用してこれらの 3 つの表を作成することもできます。 詳しくは、「 IBM Navigator for i によるフォルダー属性の収集と分析 」を参照してください。
以下の表は、オブジェクト属性を保管する表に含まれるフィールドを 示しています。 情報ファイル接頭部 (INFFILEPFX) パラメーターに *GEN を指定した場合は、この コマンドで生成される固有の接頭部を使用してデータベース・ファイルが作成されます。 この接頭部は QAEZD で始まり、その後に 4 桁が続きます。 収集された情報を保管するために作成されるファイルの名前には、 この接頭部が使用され、その後に文字 D (ディレクトリー情報を含むファイルの場合)、 または文字 O (ディレクトリー内のオブジェクトに関する情報を含むファイルの場合) のいずれかが付きます。 例えば、*GEN を 指定してこのコマンドを初めて実行した場合は、ファイル QAEZD0001D および QAEZD0001O が情報 ライブラリー (INFLIB) パラメーターで指定されたライブラリー内に作成されます。 ユーザーは、 このデータベースの命名に使用するファイル接頭部を指定できます (最大で 9 文字の長さ)。
フィールド名 | フィールド・タイプ | フィールドの説明 |
---|---|---|
QEZDIRIDX | INTEGER | ディレクトリーとオブジェクト・テーブル間のリレーショナル ID 表を結合して完全なパス名情報を得るために使用します。 オブジェクト・テーブル内の QEZDIRIDX フィールドの値は、オブジェクトの親ディレクトリーのディレクトリー・テーブルにおける QEZDIRIDX の値と一致します。 注: RTVDIRINF への入力として「ルート」ディレクトリー (/) が指定されている場合、「ルート」ディレクトリー (/) に親ディレクトリーがなくても、QEZDIRIDX 値は 1 になります。
|
QEZOBJNAM 1 | VARGRAPHIC (1024) | オブジェクト名。 2 |
QEZOBJLEN | INTEGER | オブジェクト名 (フィールド QEZOBJNAM) に含まれるバイト数。 |
QEZNMCCSID | INTEGER | オブジェクト名 (フィールド QEZOBJNAM) を表現する CCSID。 |
QEZREGION | GRAPHIC (2) | オブジェクト名 (フィールド QEZOBJNAM) の国を表す 2 文字の ID。 この ID は、照合シーケンスなど、アクションの場所によって定義される傾向のあるアクションに影響します。 |
QEZLANGID | GRAPHIC (3) | オブジェクト名 (フィールド QEZOBJNAM) に使用されている言語を表す 3 文字の ID。 |
QEZMODE | INTEGER | ファイルのアクセス・モードとタイプ。 モードについて詳しくは、『ファイルのオープン open() API』を参照してください。 |
QEZOBJTYPE 1 | GRAPHIC (10) | オブジェクト・タイプ。 |
QEZCCSID | INTEGER | オブジェクトのデータおよび拡張属性のCCSID。 |
QEZALCSIZE 1 | BIGINT | このオブジェクトに割り振られたバイト数。 |
QEZDTASIZE | BIGINT | このオブジェクト内のデータのサイズ (バイト)。 このサイズには、オブジェクト・ヘッダーや、 オブジェクトに関連した拡張属性のサイズは含まれません。 |
QEZEAS | BIGINT | このオブジェクトに関連した拡張属性の数。 |
QEZCEAS | BIGINT | このオブジェクトに関連した重要な拡張属性の数。 |
QEZEXTATRS | BIGINT | すべての拡張属性データの合計バイト数。 |
QEZCRTTIM | TIMESTAMP | オブジェクトが作成された日時。 |
QEZACCTIM | TIMESTAMP | オブジェクトのデータが最後にアクセスされた日時。 |
QEZCHGTIMA 1 | TIMESTAMP | オブジェクトの属性が最後に変更された日時。 |
QEZCHGTIMD | TIMESTAMP | オブジェクトのデータが最後に変更された日時。 |
QEZSTGFREE 1 | SMALLINT | オブジェクトのデータがオフラインに移行(オンライン記憶域を解放)したかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - オブジェクトのデータはオフラインでありません。 1 - オブジェクトのデータはオフラインです。 |
QEZCHKOUT 1 | SMALLINT | オブジェクトがチェックアウトされたかどうかを示す標識。 有効な値は以下のとおりです。 0 - オブジェクトはチェックアウトされていません。 1 - オブジェクトはチェックアウトされています。 |
QEZCHKOWN | GRAPHIC (10) | オブジェクトをチェックアウトしたユーザー。 チェックアウトされていない場合、このフィールドはブランクになります。 |
QEZCHKTIM | TIMESTAMP | オブジェクトがチェックアウトされた日時。 オブジェクトがチェックアウトされていない場合、 このフィールドには NULL がその値として入れられます。 |
QEZLOCAL | SMALLINT | オブジェクトがローカルに保管されるか、
それともリモート・システム上に保管されるか。 オブジェクトをローカルに保管するかリモートに保管するかの決定は、
対応するファイル・システムの規則に応じて異なります。 ローカル標識とリモート標識のどちらも伝送しないファイル・システム内のオブジェクトは、
リモートとして扱われます。 有効な値は以下のとおりです。 1 - オブジェクトのデータはローカルに保管されます。 2 - オブジェクトのデータはリモート・システム上に保管されます。 |
QEZOWN 1 | GRAPHIC (10) | オブジェクトの所有者であるユーザー・プロファイルの名前。
または、以下の特殊値。 *NOUSRPRF-この特殊値は, リモート・オブジェクトの UID と一致するユーザー ID (UID) を持つユーザー・プロファイルがローカル iSeries サーバー上にないことを示すために, ネットワーク・ファイル・システムによって使用されます。 |
QEZUID | INTEGER | システムの各ユーザーごとに、 固有の数値であるユーザー識別番号 (UID) が必要です。 |
QEZOWNPGP | GRAPHIC (10) | オブジェクトの 1 次グループであるユーザー・プロファイルの名前。
または、以下の特殊値。 *NONE - このオブジェクトには 1 次グループがありません。 *NOUSRPRF - この特殊値はネットワーク・ファイル・システムによって使用され、 リモート・オブジェクトのグループ ID (GID) に一致する GID を持つユーザー・プロファイルがローカル・サーバー上に存在しないことを示します。 |
QEZGID | INTEGER | グループ・プロファイルは、 固有の数値であるグループ識別番号 (GID) によって識別されます。 |
QEZAUTLST | GRAPHIC (10) | 指定のオブジェクトを保護するために使用される権限リストの名前。 値 *NONE は、オブジェクトの権限を決定するために権限リストが使用されないことを示します。 |
QEZASP | SMALLINT | ストレージが保管される補助記憶域プール。 |
QEZJRNSTS 1 | SMALLINT | オブジェクトの現在のジャーナル状況。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。 0 (NOT_JOURNALED) - オブジェクトは現在、 ジャーナル処理されていません。 1 (JOURNALED) - オブジェクトは現在、 ジャーナル処理されています。 |
QEZJSUBTRE | SMALLINT | このフラグが戻されるとき、このオブジェクトは、
統合ファイル・システムのジャーナル処理サブツリー・セマンティクスを持つディレクトリーです。 0 - オブジェクトは、サブツリー・セマンティクスでジャーナル処理されません。 1 - オブジェクトは、サブツリー・セマンティクスでジャーナル処理されます。 このディレクトリーのサブツリー内に新しく作成されるオブジェクトは、 このディレクトリーからジャーナル処理属性とオプションを継承します。 |
QEZJOPTENT | SMALLINT | ジャーナル処理がアクティブのとき、
オプショナルと見なされる項目がジャーナル処理されます。 オプション・ジャーナル項目のリストは、
各オブジェクト・タイプに応じて異なります。 0 - オブジェクトの、オプション項目はジャーナル処理されません。 1 - オブジェクトの、オプション項目がジャーナル処理されます。 |
QEZJAFTERI | SMALLINT | ジャーナル処理がアクティブのとき、
変更後のオブジェクトのイメージがジャーナル処理されます。 0 - オブジェクトの、 変更後イメージはジャーナル処理されません。 1 - オブジェクトの、 変更後イメージがジャーナル処理されます。 |
QEZJBEFORI | SMALLINT | ジャーナル処理がアクティブのとき、
変更前のオブジェクトのイメージがジャーナル処理されます。 0 - オブジェクトの、 変更前イメージはジャーナル処理されません。 1 - オブジェクトの、 変更前イメージがジャーナル処理されます。 |
QEZJRNID | GRAPHIC (10) | このフィールドは、 ジャーナル処理対象のオブジェクトに ID を関連付けます。 さまざまなジャーナル処理関連コマンドおよび API でこの ID を使用できます。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドはブランクになります。 |
QEZJRNNAM | GRAPHIC (10) | ジャーナル状況が JOURNALED の場合、 このフィールドには、現在使用されているジャーナルの名前が入ります。 ジャーナル状況が NOT_JOURNALED の場合、このフィールドには、このオブジェクトに関して最後に使用されていたジャーナルの名前が入ります。 このオブジェクトが一度もジャーナル処理されたことがない場合、このフィールドのすべてのバイトは 2 進ゼロに設定されます。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドはブランクになります。 |
QEZJRNLIB | GRAPHIC (10) | ジャーナル状況が JOURNALED の場合、 このフィールドには、現在使用されているジャーナルを含むライブラリーの名前が入ります。 ジャーナル状況が NOT_JOURNALED の場合、このフィールドには、 最後に使用されたジャーナルを含むライブラリーの名前が入ります。 このオブジェクトが一度もジャーナル処理されたことがない場合、このフィールドのすべてのバイトは 2 進ゼロに設定されます。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドはブランクになります。 |
QEZJRNSTR | TIMESTAMP | オブジェクトのジャーナル処理が最後に開始された日時に対応する Epoch 以降の秒数。 このオブジェクトが一度もジャーナル処理されたことがない場合、このフィールドは 2 進ゼロに設定されます。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドにはその値として NULL が 入れられます。 |
QEZAUDT | GRAPHIC (10) | オブジェクトと対応した監査値 有効な値は以下のとおりです。 *NONE - オブジェクトにアクセスするユーザーにかかわりなく、このオブジェクトが読み取りまたは変更されるとき、 オブジェクトの監査は実行されません。 *USRPRF - 現在のユーザーが監査されている場合にのみ、 このオブジェクトを監査します。 このオブジェクトの監査を実行するかどうか判別するために、現行のユーザーが検査されます。 ユーザー・プロファイルを使用して、このオブジェクトの変更アクセスだけを監査するか、それとも変更アクセスと読み取りアクセスの両方を監査するかを指定できます。 *CHANGE - システムのすべてのユーザーによる、 このオブジェクトへの変更アクセスをすべて監査します。 *ALL - システムのすべてのユーザーによる、 このオブジェクトへのすべてのアクセスを監査します。 アクセスはすべて,読み取りまたは変更の操作として定義されます。 *NOTAVL - 操作を実行するユーザーは、現行オブジェクトの監査値を取得できません。 |
QEZBLKSIZ | INTEGER | オブジェクトのブロック・サイズ。 |
QEZNLNK | INTEGER | オブジェクトへのハード・リンク数 |
QEZFILEID 1 | GRAPHIC (16) | オブジェクトのファイル ID。 オブジェクトに関連付けられた識別子。 Qp0lGetPathFromFileID() と、ファイル ID を指定すれば、 オブジェクトのパス名を検索できます。 |
QEZFILEIDS | INTEGER | 4 バイトからなるファイル ID。 この数値は、ファイル・システム内のオブジェクトを一意的に識別します。 この数値は、システム全体の中のオブジェクトを識別することはできません。 |
QEZGENID | BIGINT | ファイル ID に関連した生成 ID。 |
QEZFSID | BIGINT | オブジェクトが属するファイル・システム ID。 この数値は、オブジェクトが属するファイル・システムを一意的に識別します。 |
QEZRDEV | BIGINT | オブジェクトがデバイス特殊ファイルを表す場合、 それによって表される実際のデバイス。 |
QEZDOM | GRAPHIC (10) | オブジェクトの定義域。 有効な値は以下のとおりです。 *SYSTEM - オブジェクトはシステム・ドメインに存在します。 *USER - オブジェクトはユーザー・ドメインに存在します。 |
QEZCRTAUD | GRAPHIC (10) | このディレクトリー内に作成されるオブジェクトに関連した監査値。 有効な値は以下のとおりです。 *NONE - オブジェクトにアクセスするユーザーにかかわりなく、このオブジェクトが読み取りまたは変更されるとき、 オブジェクトの監査は実行されません。 *USRPRF - 現在のユーザーが監査されている場合にのみ、 このオブジェクトを監査します。 このオブジェクトの監査を実行するかどうか判別するために、現行のユーザーが検査されます。 ユーザー・プロファイルを使用して、 このオブジェクトの変更アクセスだけを監査するか、 それとも変更アクセスと読み取りアクセスの両方を監査するかを指定できます。 *CHANGE - システムのすべてのユーザーによる、 このオブジェクトへの変更アクセスをすべて監査します。 *ALL - システムのすべてのユーザーによる、 このオブジェクトへのすべてのアクセスを監査します。 すべてのアクセスは、読み取り操作または変更操作として定義されます。 *NOTAVL - 操作を実行するユーザーは、現行作成オブジェクトの監査値を取得できません。 *SYSVAL - ディレクトリーに作成されるオブジェクトのオブジェクト監査値は、システム監査値 (QCRTOBJAUD) によって決まります。 |
QEZSCN | GRAPHIC (1) | 出口プログラムが統合ファイル・システムのスキャン関連出口点で登録されるときに,
オブジェクトがスキャンされるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 x'00' (SCANNING_NO) - スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされません。 注: この属性を持つオブジェクトが復元されるときに、スキャン・ファイル・システム制御 (QSCANFSCTL) 値 *NOPOSTRST が指定されていない場合、オブジェクトは復元後に少なくとも 1 回スキャンされます。
x'01' (SCANNING_YES) - オブジェクトが最後にスキャンされた以降にオブジェクトが変更された場合、またはスキャン・ソフトウェアがアップデートされた場合に、スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされます。 x'02' (SCANNING_CHGONLY) - オブジェクトが最後にスキャンされた以降にオブジェクトが変更された場合に限り、 スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされます。 スキャン・ソフトウェアが更新されても,オブジェクトはスキャンされません。 この属性が有効となるのは,スキャン・ファイル・システム制御(QSCANFSCTL)システム値に *USEOCOATRが指定されている場合だけです。 そうでない場合は、 オブジェクトの属性が SCANNING_YES であるものとして扱われます。 注: この属性を持つオブジェクトが復元されるときに、スキャン・ファイル・システム制御 (QSCANFSCTL) 値 *NOPOSTRST が指定されていない場合、オブジェクトは復元後に少なくとも 1 回スキャンされます。
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QEZINHSCN | GRAPHIC (1) | 出口プログラムが統合ファイル・システムのスキャン関連出口点で登録されるときに,
ディレクトリー内に作成されたオブジェクトがスキャンされるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 x'00' - ディレクトリー内にオブジェクトが作成された後、
スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされません。
注: この属性を持つオブジェクトが復元されるときに、スキャン・ファイル・システム制御 (QSCANFSCTL) 値 *NOPOSTRST が指定されていない場合、オブジェクトは復元後に少なくとも 1 回スキャンされます。
x'01' - ディレクトリー内にオブジェクトが作成された後、オブジェクトが最後にスキャンされた以降にオブジェクトが変更された場合、またはスキャン・ソフトウェアがアップデートされた場合に、スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされます。 x'02'
- ディレクトリー内にオブジェクトが作成された後、
オブジェクトが最後にスキャンされた以降にオブジェクトが変更された場合に限り、
スキャン関連出口プログラムに記述された規則に従ってオブジェクトがスキャンされます。 スキャン・ソフトウェアが更新されても,オブジェクトはスキャンされません。 この属性が有効となるのは,スキャン・ファイル・システム制御(QSCANFSCTL)システム値に
*USEOCOATRが指定されている場合だけです。 そうでない場合は、
オブジェクトの属性が SCANNING_YES であるものとして扱われます。
注: この属性を持つオブジェクトが復元されるときに、スキャン・ファイル・システム制御 (QSCANFSCTL) 値 *NOPOSTRST が指定されていない場合、オブジェクトは復元後に少なくとも 1 回スキャンされます。
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QEZSSTATUS | GRAPHIC (1) | このオブジェクトに関連したスキャンの状況。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。 x'00' (SCAN_REQUIRED) - スキャン関連出口プログラムによってまだスキャンされていないため、 あるいは、最後のスキャン以降にオブジェクト・データか CCSID が変更されたため、 オブジェクトのスキャンが必要です。 オブジェクト・データまたは CCSID が変更される例には、 (直接の、またはメモリー・マッピングを介した) オブジェクトへの書き込み、 オブジェクトの切り捨て、オブジェクトのクリア、 オブジェクトの CCSID 属性の変更などがあります。 x'01' (SCAN_SUCCESS) - オブジェクトはスキャン関連出口プログラムによってすでにスキャン済みで、 その最後のスキャン要求の際、オブジェクトのスキャンが失敗しませんでした。 x'02' (SCAN_FAILURE) - オブジェクトはスキャン関連出口プログラムによってすでにスキャン済みです。 その最後のスキャン要求の際、オブジェクトのスキャンが失敗し、 操作が完了しませんでした。 一度オブジェクトが失敗としてマークづけされると,そのオブジェクトの スキャン・シグニチャーがグローバル・スキャン・キー・シグニチャーまたは適切な独立ASPグループのスキャン・シグニチャーと異なる場合を除き,再びスキャンされることはありません。 このため、オブジェクトに対する処理を行う後続の要求は、 スキャン失敗標識とともに失敗します。 失敗する要求の例としては、オブジェクトのオープン、 オブジェクトの CCSID の変更、オブジェクトのコピーなどがあります。 x'05' (SCAN_PENDING_CVN) - オブジェクトが *TYPE2 ディレクトリー内に含まれないため、 ディレクトリーを変換するまではスキャンされません。 x'06' (SCAN_NOT_REQUIRED) - オブジェクトがスキャン対象外とマークされているため、 オブジェクトのスキャンは必要ありません。 |
QEZSSIGDF | GRAPHIC (1) | スキャン・シグニチャーは,スキャン・ソフトウェアのサポート・レベルの指示を出します。 オブジェクトが独立ASPグループ内にある場合には,オブジェクトのスキャン・シグニチャーは 関連する独立ASPグループのスキャン・シグニチャーと比較されます。 オブジェクトが独立 ASP グループに含まれない場合、 オブジェクト・スキャン・シグニチャーはグローバル・スキャン・シグニチャーの値と比較されます。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。 x'00' - 比較されたシグニチャーは互いに異なりません。 x'01' - 比較されたシグニチャーが互いに異なります。 |
QEZSBINARY | GRAPHIC (1) | これは,オブジェクトが前にスキャンされたときに,バイナリー・モードでスキャンされたかどうかを示します。 このフィールドは、以下のいずれかの値になります。 x'00' - オブジェクトはバイナリー・モードでスキャンされませんでした。 x'01' - オブジェクトはバイナリー・モードでスキャンされました。 オブジェクトのスキャン状況が SCAN_SUCCESS であれば、 オブジェクトはバイナリーで正常にスキャン済みです。 オブジェクトのスキャン状況が SCAN_FAILURE であれば、 オブジェクトのバイナリーでのスキャンが失敗しました。 |
QEZSCCSID1 | INTEGER | オブジェクトが以前にスキャンされたとき、 リストされた CCSID でスキャンされたかどうかを示す。 オブジェクトのスキャン状況が SCAN_SUCCESS であれば、 オブジェクトはこの CCSID で正常にスキャン済みです。 オブジェクトのスキャン状況が SCAN_FAILURE であれば、 この CCSID でのオブジェクト・スキャンが失敗しました。 値 0 は、このフィールドが適用されないことを意味します。 |
QEZSCCSID2 | INTEGER | オブジェクトが以前にスキャンされたとき、 リストされた CCSID でスキャンされたかどうかを示す。 オブジェクトのスキャン状況が SCAN_SUCCESS であれば、 オブジェクトはこの CCSID で正常にスキャン済みです。 オブジェクト・スキャン状況が SCAN_FAILURE の場合、このフィールドは 0 になります。 値 0 は、このフィールドが適用されないことを意味します。 |
QEZUDATE | TIMESTAMP | オブジェクトが最後に使用された日付に対応する Epoch 以降の秒数。 オブジェクトの作成時には、このフィールドはゼロです。 IBM i タイプまたはオブジェクトが属するファイル・システムの使用状況データが維持されない場合、このフィールドはゼロになります。 |
QEZUDCOUNT | INTEGER | オブジェクトがこれまでに使用された日数。 ファイル・システムによって、 およびファイル・システムでサポートされる個々のオブジェクト・タイプによって、 「使用」の意味が異なります。 「使用」とは、ファイルのオープンまたはクローズを意味する場合もあれば、 リンクの追加、名前変更、復元、オブジェクトのチェックアウトを指す場合もあります。 このカウントは、オブジェクトが使用されるたびに増加し、 Qp0lSetAttr() API を呼び出すことによってゼロにリセットされます。 |
QEZURESET | INTEGER | 使用日数カウントが最後にゼロ (0) にリセットされた日付に対応する Epoch 以降の秒数。 この日付は、使用日数カウントをゼロにリセットするために Qp0lSetAttr() API が呼び出されたときの現在日付に設定されます。 |
QEZPRMLNK | SMALLINT | オブジェクトが複数の名前を持つ場合、 このフィールドには、最初に検出された名前だけが示される。 |
QEZALWCKPW | SMALLINT | 活動時保管チェックポイント処理中に、
読み取りプログラムおよび書き込みプログラムとの間でストリーム・ファイル (*STMF) を共用できるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - 読み取りプログラムとの間でのみ、オブジェクトを共用できます。 1 - 読み取りプログラムおよび書き込みプログラムとの間で、 オブジェクトを共用できます。 |
QEZSIG 1 | SMALLINT | オブジェクトにIBM i デジタル署名があるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0-オブジェクトにはIBM i デジタル署名がありません。 1-オブジェクトにはIBM i デジタル署名があります。 |
QEZSYSSIG | SMALLINT | オブジェクトが,システムによって信頼されるソースによって署名されているかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - システムが信頼するソースによる署名は 1 つも存在しません。 1 - システムが信頼するソースによってオブジェクトが署名されています。 オブジェクトが複数のシグニチャーを持っている場合には,それらのシグニチャーのうち少なくとも1つはシステムの信頼するソースからきたものです。 |
QEZMLTSIG | SMALLINT | オブジェクトに複数のIBM i デジタル署名があるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - オブジェクトにはただ 1 つのディジタル署名が含まれます。 1 - オブジェクトには複数のディジタル署名が含まれます。 QEZSYSSIG フィールドの値が 1 の場合、少なくとも 1 つの署名は、 システムによって信頼されたソースからのものです。 |
QEZDSTGOPT | SMALLINT | このオプションは、
指定したオブジェクト用の補助記憶域がシステムによってどのように割り振られるかを決定するために使用されます。 このオプションを指定できるのは,"ルート" (/), QOPENSYS,およびユーザー定義ファイル・システム
のストリーム・ファイルの場合だけです。 *TYPE1 バイト・ストリーム・ファイルに関しては、このオプションが無視されます。 有効な値は以下のとおりです。 0 - 補助記憶域は通常の方法で割り振られます。 すなわち,追加の補助記憶域が必要になると,ディスク入出力操作の回数を最小化すると同時に, 現行のスペース所要量を収容するために論理的にサイズ決定されたエクステント, および予期される将来の所要量が割り振られます。 1 - 補助記憶域は、 オブジェクトによるスペース使用量を最小化する方法で割り振られます。 すなわち,追加の補助記憶域が必要になると,それは現行のスペース所要量を入れるための 小さいサイズのエクステントに割り振られます。 多くの小さなエクステントから成るオブジェクトにアクセスすると, そのオブジェクトのディスク入出力操作の回数が多くなる場合があります。 2 - システムは、 使用されるスペースとディスク入出力操作の回数を比較考慮して、 オブジェクト用の最適な補助記憶域割り振りを動的に決定します。 例えば,ファイルの中に多数の小さなエクステントがあり,さらに読み取りおよび書き込みが頻繁に行われる場合には, ディスク入出力操作の回数を最小化するために,将来の補助記憶域の割り振りはより大きいエクステントとなります。 あるいは,ファイルが頻繁に切り詰められる場合には,将来の補助記憶域の割り振りは,使用されるスペースを 最小化するために小さなエクステントとなります。 さらに,このシステムおよびその活動の情報は,ストリーム・ファイル・サイズで保守されます。 また、このファイル・サイズ情報は、 他のオブジェクト・サイズと関連して、 このオブジェクトの最適な補助記憶域割り振りを決定するうえでも役立ちます。 |
QEZMSTGOPT | SMALLINT | このオプションは、
指定したオブジェクト用の主記憶域がシステムによってどのように割り振られ、
使用されるかを決定します。 このオプションを指定できるのは,"ルート" (/), QOPENSYS,およびユーザー定義ファイル・システム
のストリーム・ファイルの場合だけです。 有効な値は以下のとおりです。 0 - 主記憶域は通常の方法で割り振られます。 すなわち,できるだけ多くの主記憶域が割り振られ,使用されます。 情報は主記憶域にキャッシュされるので,これはディスク入出力操作の回数を最小化します。 1 - 主記憶域は、 オブジェクトによるスペース使用量を最小化する方法で割り振られます。 すなわち,できるだけ少ない主記憶域が割り振られ,使用されます。 少ない情報が主記憶域にキャッシュされるので, これは主記憶域使用量を最小化し,一方でディスク入出力操作の回数を増やします。 2 - システムは、他のシステム活動や主記憶域の競合を考慮して、 オブジェクト用の最適な主記憶域割り振りを動的に決定します。 すなわち,主記憶域の競合がほとんどない時は,ディスク入出力操作の回数を最小化するために, できるだけ多くの記憶域が割り振られて使用されます。 また、主記憶域の競合が大きい場合には、 主記憶域の競合を最小化するために、 より少ない主記憶域が割り振られて使用されます。 このオプションは,記憶域プールのページング・オプションが*CALCの時にのみ効果があります。 記憶域プールのページング・オプションが *FIXED である場合には、 STG_NORMAL と同じ動作になります。 オブジェクトがファイル・サーバーを通じてアクセスされる時は,このオプションは効果がありません。 その代わり、STG_NORMAL と同じ動作になります。 |
QEZDIRTYP2 | SMALLINT | 指定されたディレクトリー・オブジェクトのフォーマット。 有効な値は以下のとおりです。 0 - ディレクトリー・フォーマットは *TYPE1 です。 1 - ディレクトリー・フォーマットは *TYPE2 です。 |
QEZFILTYP2 1 | SMALLINT | ストリーム・ファイル (*STMF) のフォーマット。 有効な値は以下のとおりです。 0 - ストリーム・ファイル・フォーマットは *TYPE1 です。 1 - ストリーム・ファイル・フォーマットは *TYPE2 です。 |
QEZUDFTYP2 | SMALLINT | ユーザー定義ファイル・システム内に作成されるストリーム・ファイル (*STMF) のデフォルト・ファイル・フォーマット。 有効な値は以下のとおりです。 0 - ストリーム・ファイル・フォーマットは *TYPE1 です。 1 - ストリーム・ファイル・フォーマットは *TYPE2 です。 |
QEZNONSAV | SMALLINT | オブジェクトを保管できるかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - オブジェクトは保管されます。 1 - オブジェクトは保管されません。 さらに,このオブジェクトがディレクトリーの場合には,ディレクトリーのサブツリーのオブジェクトは, 保管するオブジェクトとして明示的に指定されていない限り,いずれも保管されません。 このサブツリーには,すべてのサブディレクトリーおよび そのサブディレクトリー内のオブジェクトが含まれます。 |
QEZCLSTRSP | SMALLINT | オブジェクトは、統合 xSeries サーバーが xSeries サーバーの仮想ディスク・ドライブとして使用するために割り振られたストレージです。 iSeries サーバーの観点からは、仮想ドライブは、統合ファイル・システム内のバイト・ストリーム・ファイルとして表示されます。 0 - オブジェクトは仮想ディスク装置ではありません。 1 - オブジェクトは仮想ディスク装置です。 |
QEZCASE | SMALLINT | このオブジェクトを格納するファイル・システムでの大文字小文字の区別を示す。 0 - ファイル・システムは大文字小文字を区別しません。 1 - ファイル・システムは大文字小文字を区別します。 |
QEZOFLOW | SMALLINT | 補助記憶域プールに存在しているオブジェクトがオーバーフローしたかどうかを示します。 有効な値は以下のとおりです。 0 - 補助記憶域プールはオーバーフローしていません。 1 - 補助記憶域プールがオーバーフローしています。 |
QEZPCREAD | SMALLINT | オブジェクトが書き込みまたは削除できるか,拡張属性が変更または削除されたか,
あるいはそのサイズが変更されたかどうか。 有効な値は以下のとおりです。 0 - オブジェクトを変更できます。 1 - オブジェクトは変更できません。 |
QEZPCHID 1 | SMALLINT | 通常のディレクトリー・リストを使ってオブジェクトを表示できるかどうか。 0 - オブジェクトは隠されません。 1 - オブジェクトは隠されます。 |
QEZPCSYS | SMALLINT | オブジェクトがシステム・ファイルであるため、
通常のディレクトリー検索から除外されるかどうか。 0 - オブジェクトはシステム・ファイルではありません。 1 - オブジェクトはシステム・ファイルです。 |
QEZPCARC | SMALLINT | オブジェクトが最後に検査された後、オブジェクトが変更されたかどうか。 0 - オブジェクトは変更されていません。 1 - オブジェクトが変更されました。 |
QEZSYSARC | SMALLINT | オブジェクトが変更され,保管する必要があるかどうか。 オブジェクトの変更時刻が更新された時にオンに設定され,
オブジェクトが保管された時にオフに設定されます。 0 - オブジェクトは変更されていないため、保管する必要はありません。 1 - オブジェクトが変更されたため、保管する必要があります。 |
QEZJRCVNAM | GRAPHIC(10) | ジャーナルの変更内容を正常に適用するために必要な最も古いジャーナル・レシーバー。 情報の適用フィールドが PARTIAL_TRANSACTION に設定されている場合、 ジャーナル・レシーバーには部分的なトランザクションの開始が含まれます。 それ以外の場合、ジャーナル・レシーバーには保管操作の開始が含まれます。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドはブランクになります。 |
QEZJRCVLIB | GRAPHIC(10) | ジャーナルの変更内容を正常に適用するために必要なジャーナル・レシーバーを含んでいるライブラリーの名前。 オブジェクトがジャーナル処理されなかった場合は、このフィールドはブランクになります。 |
QEZJRCVASP | GRAPHIC(10) | ジャーナルの変更内容を正常に適用するために必要なジャーナル・レシーバーを含んでいる ASP の名前。 有効な値は次の通りです。 *SYSBAS - ジャーナル・レシーバーはシステムまたはユーザーの ASP に格納されています。 ASP デバイス - ジャーナル・レシーバーを格納している ASP デバイスの名前。 |
QEZJTRNI | GRAPHIC (1) | このフィールドは、
コミットメント制御の境界に関連した、
オブジェクトの現在の状態についての情報を示します。 有効な値は次の通りです。 x'00' (NONE) - 部分的なトランザクションは存在しません。 x'01' (PARTIAL_TRANSACTION) - 部分的なトランザクションを使用してオブジェクトが復元されました。 このオブジェクトは、 Apply Journaled Changes (APYJRNCHG) または Remove Journaled Changes (RMVJRNCHG) コマンドを使用して部分的なトランザクションを完了またはロールバックするまで使用できません。 x'02' (ROLLBACK_ENDED) - 「コミットメント定義の処理 (Work with Commitment Definition)」(WRKCMTDFN) 画面の「ロールバック終了 (End Rollback)」オプションを使用して、 オブジェクトのロールバック操作が終了されました。 オブジェクトは使用できないので,復元することをお勧めします。 最後のオプションとして、 Change Journaled Object (CHGJRNOBJ) コマンドを使用してオブジェクトを使用できるようにすることができます。 ただし、この場合、オブジェクトが不整合状態のままになる可能性があります。 |
QEZTMPOBJ | SMALLINT | オブジェクトが一時オブジェクトであるかどうか。 使用できる値は次の通りです。
|
QEZTMPUDFS | SMALLINT | ユーザー定義ファイル・システム (UDFS) 内のオブジェクトが一時オブジェクトであるかどうか。 使用できる値は次の通りです。
|
QEZUNIT | GRAPHIC(10) | UDFS 内のオブジェクトの優先ストレージ・メディア。 使用できる値は次の通りです。
|
QEZINALCPW | SMALLINT | あるディレクトリー内で作成またはリンクされた新規ストリーム・ファイル・オブジェクトが親ディレクトリーの活動時保管チェックポイント処理オプションを継承するかどうか。 使用できる値は次の通りです。
|
QEZSYSRSSV | SMALLINT | システムがオブジェクトの保管を防止するかどうか。 使用できる値は次の通りです。
|
![]() ![]() |
GRAPHIC(10) | 区画でオブジェクトの権限収集が活動状態の時にオブジェクトに使用される権限収集値。 使用できる値は次の通りです。
|
![]() ![]() |
SMALLINT | オブジェクトが開かれるか閉じられるときに1つ以上の登録済み出口点プログラムを呼び出すかどうか。 使用できる値は次の通りです。
|
![]() ![]() |
SMALLINT | オブジェクトがこのディレクトリーに作成される時に使用される「実行出口プログラム」の値。 また, ディレクトリーがこのディレクトリーに作成される時に使用される「実行出口プログラムの作成」値。 使用できる値は次の通りです。
|
注:
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以下の表は、RTVDIRINF コマンドによって処理されるディレクトリーをリストした表の例です。
フィールド名 | フィールド・タイプ | フィールドの説明 |
---|---|---|
QEZDIRIDX | INTEGER | ディレクトリーとオブジェクト・テーブル間のリレーショナル ID 表を結合して完全なパス名情報を得るために使用します。 オブジェクト・テーブル内の QEZDIRIDX フィールドの値は、オブジェクトの親ディレクトリーのディレクトリー・テーブルにおける QEZDIRIDX の値と一致します。 |
QEZDIRNAM1 1 | VARGRAPHIC (1024) | 親ディレクトリー・パス。 パスの長さが 1 KB (1024 バイト) 未満の場合にのみ使用されます。 |
QEZDIRNAM2 1 | DBCLOB (16M) | 親ディレクトリー・パス。 パス長が 1 KB (1024 バイト) を超える場合にのみ使用される。 16 MB までの長さのパスを保管可能。 |
QEZDRCCSID | INTEGER | ディレクトリー CCSID。 |
QEZDREGION | GRAPHIC (2) | ディレクトリー・パスの国識別コード。 |
QEZLANGID | GRAPHIC (3) | ディレクトリー・パスの言語 ID。 |
QEZDIRLEN 1 | INTEGER | ディレクトリーのパス名の長さ。 |
QEZDIRFID | GRAPHIC (16) | ディレクトリーのファイル ID。 オブジェクトに関連付けられた識別子。 ファイル ID を Qp0lGetPathFromFileID() と一緒に使用して、オブジェクトのパス名を検索することができます。 |
QEZDFID | INTEGER | ディレクトリーのファイル ID。 |
QEZDIRFSID | BIGINT | ディレクトリーのファイル・システム ID。 |
QEZDIRGID | BIGINT | 生成 ID。 |
QEZPARDIR | INTEGER | 親ディレクトリー索引 |
注:
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以下の表には、RTVDIRINF コマンドの実行時に作成されたファイルに関してこのコマンドが保管する情報が示されます。 この情報が入っているファイルが存在 しないと、RTVDIRINF コマンドによってファイルが作成されます。それ以降にこのコマンドが 実行されると、その情報は既存のファイルに追加されます。 PRTDIRINF コマンドはこの情報を 使用して、RTVDIRINF コマンドのさまざまなインスタンスによって検索された情報の保管に どのデータベース・ファイルが使用されたかを判別します。
フィールド名 | フィールド・タイプ | フィールドの説明 |
---|---|---|
QEZDIRSRC | VARGRAPHIC (5000) | DIR パラメーターで指定されたパス (RTVDIRINF)。 |
QEZPRCCSID | INTEGER | パスの CCSID。 |
QEZPREGION | GRAPHIC (2) | パスの国識別コード。 |
QEZPLANGID | GRAPHIC (3) | パスの言語 ID。 |
QEZOBJFILE 1 | VARGRAPHIC (20) | オブジェクトの属性を保管するために生成されたファイルの名前。 |
QEZDIRFILE 1 | VARGRAPHIC (20) | ディレクトリーの索引を保管するために生成されたファイルの名前。 |
QEZLIB 1 | VARGRAPHIC (20) | 生成された両方のファイルが入っているライブラリー。 |
QEZSTRTIME | TIMESTAMP | RTVDIRINF が実行依頼された日時。 |
QEZENDTIME | TIMESTAMP | RTVDIRINF が完了した日時。 |
注:
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