特殊権限

ユーザーにいくつかの特殊権限を指定することができます。 ユーザー・プロファイルの作成時に、ユーザー・クラスに基づく特殊権限を選択できます。

システム・セキュリティー・レベルにより、デフォルトの特殊権限をユーザー・クラスごとに決定します。 特殊権限はまた、セキュリティー・レベルの変更時にユーザー・プロファイルから追加および除去されます。

以下の特殊権限をユーザーに対して指定できます。

*ALLOBJ
全オブジェクト特殊権限は、オブジェクトに対するすべての操作を実行する権限をユーザーに与えます。
*AUDIT
監査特殊権限を使用すれば、システム、オブジェクト、およびシステム・ユーザーの監査特性を定義できます。
*IOSYSCFG
システム構成特殊権限により、通信、およびシステム上の入出力装置を構成することができます。
*JOBCTL
ジョブ制御特殊権限は、システムでのバッチ・ジョブおよび印刷の制御を可能にします。
*SAVSYS
システム保管特殊権限は、オブジェクトの保管および復元を可能にします。
*SECADM
機密保護管理者特殊権限は、システム上でのユーザー・プロファイルの処理を可能にします。
* サービス
サービス特殊権限は、システム上でソフトウェア・サービス機能を可能にします。
*SPLCTL
スプール制御特殊権限は、システムでのバッチ・ジョブおよび出力待ち行列の無制限の制御を可能にします。

デフォルトの特殊権限について詳しくは、「 IBM i セキュリティー・リファレンス」の「 システム・セキュリティー (QSecurity) システム値の使用 」を参照してください。