監視セッションの開始

監視セッションは、「監視の開始 (STRWCH)」コマンド、または「監視の開始 (QSCSWCH)」API により開始できます。

監視セッションを開始するには、次のステップに従います。
  1. コマンド行で STRWCH と入力し、F4 (プロンプト) を押します。
  2. 「セッション ID」フィールドで、mycleanup などの分かりやすいセッション ID を指定します。
  3. 「監視プログラム・パラメーター」フィールドに MYWCHPGM と指定し、「監視プログラムのライブラリー」フィールドに MYLIB と入力します。 MYWCHPGM は、監視対象イベントが発生した時に呼び出される出口プログラムです。
  4. 「監視対象メッセージ」で、「メッセージ ID」フィールドに CPF0907 と入力します。
  5. 「監視されるメッセージ待ち行列」で、 「メッセージ待ち行列」フィールドに *SYSOPR と入力します。これにより、CPF0907 メッセージがヒストリー・ログ (ライブラリー QSYS 内の QHST メッセージ待ち行列) に送られる時に、イベント監視出口プログラムが確実に呼び出されるようになります。
監視セッションが開始されたことを確認するには、以下のステップに 従います。
  1. コマンド行で WRKWCH と入力し、F4 (プロンプト) を押します。
  2. 「監視」フィールドで、*STRWCH と入力します。
  3. MYCLEANUP セッションが STRWCH タイプの下にリストされているか、確認します。

CPF0907 メッセージが QHST メッセージ待ち行列に送られると、MYLIB ライブラリーの MYWCHPGM プログラムが呼び出されます。このプログラムは MYCLNUP プログラムを呼び出し、この出口プログラムをカスタマイズすることにより、ユーザーが必要とする他の機能を行うことができます。

監視セッション開始の例