式の中の演算子

式の中で使用する演算子は、その式の中のオペランドに対して行う演算、または、オペランド とオペランドとの関係を指定します。

演算子には 4 種類のタイプがあり、それぞれが、次の式のタイプに対応しています。

各演算子は、その演算子を使用している式のオペランドとオペランドの間になければなりません。 例えば、(&A + 4) のようになります。演算子は、 事前定義値 (*EQ など) または記号 (= など) で指定することができます。

次の表は、事前定義値とそれに対応する記号を示すとともに、それらが 4 種類の 演算子のどれに属するものであるかを示しています。これらの値および 記号は、引用符なしのストリングの中で、演算子以外の目的で使用してはなりません。

表 1. 4 種類の演算子を表す事前定義値および記号
事前定義値 事前定義記号 意味 タイプ
+ 加算 算術演算子
- 減算 算術演算子
* 乗算 算術演算子
/ 除算 算術演算子
*CAT || 1 連結 文字ストリング演算子
*BCAT |> 1 ブランク挿入を伴う連結 文字ストリング演算子
*TCAT |< 1 ブランク切り捨てを伴う連結 文字ストリング演算子
*AND & AND 論理演算子
*OR |1 OR 論理演算子
*NOT ¬ 2 NOT 論理演算子
*EQ = 等しい 関係演算子
*GT > より大きい 関係演算子
*LT < より小さい 関係演算子
*GE >= より大きいまたは等しい 関係演算子
*LE <= より小さいまたは等しい 関係演算子
*NE ¬= 2 等しくない 関係演算子
*NG ¬> 2 より大きくない 関係演算子
*NL ¬< 2 より小さくない 関係演算子
注:
  1. 一部の国の文字セットおよび各国間共通文字セットでは、| (16 進 4F) の代わりに ! (感嘆符) が使用されます。このような文字セットでは、OR 演算子として ! または *OR を 使用することができ、また連結に !! または *CAT、!> または *BCAT、!< または *TCAT を 使用することができます。
  2. 一部の国の文字セットおよび各国間共通文字セットでは、¬ (16 進 5F) の代わりに * が使用されます。 このような文字セットでは、NOT 演算子として * または *NOT を使用することができます。