最大処理能力

システムしきい値を超えると、アプリケーションの停止やシステムの停止が発生することがあります。事前に最大処理能力およびシステムしきい値を認識することで、これらのタイプの障害を回避します。

システムしきい値の予測が困難な場合があります。このトピック・コレクションは、システムの最大処理能力の理解に役立ちます。このトピック・コレクションの表では、大規模なシステムとそのアプリケーションの可用性に影響を与える可能性がある、容量に関する制限と制約の一部を項目別に示しています。 例えば、オンライン・アプリケーションは、ファイルのサイズやメンバーの数がサイズ制限に達すると停止します。 次の表では、現行リリースにおける制限または最大値を示します。これらの最大値の一部は、前のリリースと異なります (低くなっています)。環境や構成によって、実際の制限値がリスト内の最大値より小さくなることがあります。例えば、特定の高水準言語の場合、リスト内の制限値よりも厳しくなることがあります。 これらの制限は、オブジェクトの特定の数からメモリーの制限に至ります。メモリーの制限はメガバイト (MB)、ギガバイト (GB)、テラバイト (TB)、およびペタバイト (PB) で測られ、1 MB は 1 048 576 バイト、1 GB は 1 073 741 824 バイト、1 TB は 1 099 511 627 776 バイト、1 PB は 1 125 899 906 842 624 バイトとなります。
注: このトピック・コレクションにリストされている値は、しきい値や推奨値ではなく、理論上の制限を示しています。これらの制限の一部に近づくと、システム・パフォーマンスが低下する可能性があります。したがって、システムのサイズ、構成、およびアプリケーション環境に応じて、実際の制限値はさらに低くなることがあります。

変更の始まりIBM® i システム・ヘルス・サービスを使用して、重要なシステム制限を追跡することができます。例えば、ライブラリー内に収容できる最大オブジェクト大数の制限に近づいているかどうかを確認できます。詳細については、変更の始まりシステム・ヘルス・サービス変更の終わりを参照してください。変更の終わり